【選書】感情ざわつく悪の魅力 千街晶之の推すミステリー
ミステリーの世界には欠かせない超人的な能力者。 超人的な能力は、常識の側に振れればヒーローですが、邪悪の側に振れればダークヒーローです。 なぜ法と秩序をあざ笑うアンチヒーローに心を奪われるのでしょうか。 常識の枠に止まら...
ミステリーの世界には欠かせない超人的な能力者。 超人的な能力は、常識の側に振れればヒーローですが、邪悪の側に振れればダークヒーローです。 なぜ法と秩序をあざ笑うアンチヒーローに心を奪われるのでしょうか。 常識の枠に止まら...
半世紀以上生きてきて最近思うのは、人権や多様性という言葉に世の中が鋭敏になったと思うことです。声が大きい一握りの人が力を持った時代にはなかった緊張感を感じます。軋みを上げながら古い価値観が変わっていく先に何が待ち受けてい...
週刊文春4月12日号に掲載された 千街昌之 さんのミステリーレビュー。「ぞくぞくっとしそうな怖さがある」(氷室の華)「カタルシスと与点が尾を引く」(天の川の舟乗り)と★★★★評価のミステリー2作品です。 氷室の華 白姫澤...
週刊文春4月8日号に掲載された 池上冬樹 さんのミステリーレビュー。「最後に見えてくる犯罪の動機も静かに胸に響く」(警部ヴィスティング 鍵穴)「どんでん返しのあとの絶体絶命の危機からの反撃も面白い」(殺人記念日)と★★★...
週刊文春4月1日号に掲載された 千街昌之 さんのミステリーレビュー。「青春のビターさが謎解きと一体化した境地を味わえる」(僕が答える君の謎解き)「何重もの城壁で取り巻かれた、難攻不落の峠のような構造のミステリー」(六人の...
週刊文春3月25日号に掲載された 池上冬樹 さんのミステリーレビュー。「身元を隠して生きている男の恐怖と不安が事件捜査の上で焦点化されサスペンスを高めている」(死ぬまでにしたい3つのこと)「どんでん返しの王者ディーヴァー...
みなさんは「読みたい本が見つからない。本屋に行ってもどの本を選んだらいいかわからない!」と思った事はありませんか? 選ぶものが増えれば増えるほど、その中からものを選ぶのが難しくなることを「選択のパラドクス」というのだそう...
出版される膨大な新刊書の中からめぼしい本を探し当てるには、選書に目を通すのが早道です。新聞の書評欄で紹介された本はアタリの確率が高いので、あとで書店に行って実際に手に取って確認します...
あのウィルスがまき散らす災厄はシンゴジラの世界観を連想します。パンデミックが引き起こす世界はかねてから様々なSF作品で警鐘され続けてきました。 本を探して西東。今回は、小松左京、筒井康隆、手塚治虫、藤子不二雄らの...
忙しいビジネスマン向けに書かれたビジネス書は、章立てがはっきりしていて読みやすく、テーマが絞られていてわかりやすいのが特徴です。 空き時間を使って部分読みすることもできるので、一冊はカバンに入れておくと時間を有効活用する...
忙しいビジネスマン向けに書かれたビジネス書は、章立てがはっきりしていて読みやすく、テーマが絞られていてわかりやすいのが特徴です。 空き時間を使って部分読みすることもできるので、一冊はカバンに入れておくと時間を有効活用する...
退職後、年金だけでは大変なことがわかりました。楽隠居なんて言っている場合ではありません。 昨年動画投稿を本格的に始めたところ、やっぱりデザイン関係の技術も身に着けたほうがいいことに気づきました。 デザインソフトの習得もは...
退職後年金だけでは生活が苦しいというのは本当です。のんびり暮らせる余裕はないので自分を磨きながら糊口をしのがなくてはなりません。大変な世の中です。 先日こんなツイートをしました。 中国では、実に半数以上が何かしらの動画、...
番組作りの仕事は忙しかったけれど、ほぼ強制的に自分が知らない世界に飛び込むことで有益な情報に触れることができました。 知らない世界に飛び込む上でやっておいて損しないのは事前の準備。著作を知れば本の中身にリアリティがわいて...
「我々が欲しいのは事実、考えるのはその後」 今でも、1日の80%を読書に費やしていると語るのは”投資の神様”と呼ばれる ウォーレン・バフェット氏 。 ウォーレン・バフェット氏は、投資家としてのキャ...
週刊ダイヤモンドが総力を挙げて編集した年末年始特集号。 目玉は経済・国際・金融・産業・政治・社会・スポーツ・文化の各ジャンルを読み解く恒例企画「総予測」です。 週刊ダイヤモンドが競合誌と違う点は書評コーナーです。選ばれた...