代官山蔦屋書店では、書店員が選んだ手作りの選書ガイドが無料配布されています。
今回配布されたのは秋空にちなんだ「天高く飛ぶ」
その中で取り上げられた海外文学作品をご紹介します。
【選書】秋に読む海外文学16作品 代官山蔦屋書店「天高く飛ぶ」
「ある小さなスズメの記録」
小さな生き物への愛情と尊敬に満ちた奇跡の実話。第二次大戦中の英国でひ弱な雀が寡婦に拾われた。雀は愛情を込めて育てられ、驚くべき才能を開花させる。世界的ベストセラーの名作。
「かもめのジョナサン」
もっと他人を愛することを学ぶことだ。
「飛ぶ歓び」「生きる歓び」を追い求めたジョナサン。奇跡の最終章を新たに加え、伝説のかもめがあなたを変える。世界四千万部のベストセラー。
「飛ぶ歓び」「生きる歓び」を追い求め、自分の限界を突破しようとした、かもめのジョナサン。群れから追放された彼は、精神世界の重要さに気づき、見出した真実を仲間に伝える。しかし、ジョナサンが姿を消した後、残された弟子のかもめたちは、彼の神格化を始め、教えは形骸化していく……。新たに加えられた奇跡の最終章。帰ってきた伝説のかもめが自由への扉を開き、あなたを変える!
「女たちのニューヨーク」
1940年、NY。19歳のヴィヴィアンは、グランドセントラル駅に降り立った。名門女子大を追い出され、叔母が営む劇場で暮らすためだ。ペグ叔母さんの下で、ヴィヴィアンは舞台衣装を仕立てるようになる。仕事が終わればショーガールのシーリアと遊びたおした。
劇場はぼろいが、居心地がよかった。やがて、戦争で家を焼かれた英国の大女優と、ハリウッドの悪魔的才能の脚本家が加わると、彼らのショーは街じゅうの注目を集める。
ところが、人々の関心は一変する。ヴィヴィアンの過ちが、街を騒がせるスキャンダルになったのだ。恋人も友だちも居場所も失い、初めて自分自身に向き合った彼女は――
「25年後のセックス・アンド・ザ・シティ」
引退したそぶりを見せながら、彼女たちはまだトラックで走り続けている。
モナリザ・トリートメントなんてものがこの世に存在することは、本作を読まなければ私は一生知らなかっただろう。調べてみたら、日本でも美容外科で行われていたので驚いた。
キャンディスたちのあきらめの悪さは、40代半ばを過ぎた私にも勇気をくれる。
(中略)出会い系サイト「ティンダ―」で今どきの若者の恋愛作法に驚いたり、マノロ・ブラニクの靴より高い美容クリームに悩んだり、様々な切り口を通して、年齢とともに変化する自分をどう受け入れ、恋愛と人生を組み立てていくかを綴った意欲作。
これから先、自分の「本当の人生」をどう生きていくかに真摯に向き合える一冊です。
「ティファニーで朝食を」
第二次大戦下のニューヨークで、居並ぶセレブの求愛をさらりとかわし、社交界を自在に泳ぐ新人女優ホリー・ゴライトリー。気まぐれで可憐、そして天真爛漫な階下の住人に近づきたい、駆け出し小説家の僕の部屋の呼び鈴を、夜更けに鳴らしたのは他ならぬホリーだった……。
表題作ほか、端正な文体と魅力あふれる人物造形で著者の名声を不動のものにした作品集を、清新な新訳でおくる。
「グレート・ギャッビー」
「プラダを着た悪魔」
「悲しみよこんにちわ」
「カモメに飛ぶことを教えた猫」
《2019年・劇団四季新作ファミリーミュージカル原作!
猫の名誉にかけて──世界的ベストセラーの愛と勇気と感動の物語》
黒猫のゾルバが、ひん死のカモメに誓った三つの約束。その約束をまもるには、大いなる知恵と、なかまたちの協力が必要だった……。
銀色のつばさのカモメ、ケンガーは、ハンブルクのとあるバルコニーに墜落する。そこには1匹の黒い猫がいた。名前はゾルバ。瀕死のカモメは、これから産み落とす卵をこの猫に託す。そして、3つの厳粛な誓いをゾルバに立てさせるのだった──。
「空飛び猫」
仲よし4兄弟、セルマ、ロジャー、ジェームス、ハリエットは、お母さんもため息をついたくらい、翼をはやして生まれてきた猫たちです。荒れた街から森へ飛んでいった彼らはハンクとスーザンの心やさしい兄妹に出会うのですが。ル=グウィンの世界を村上春樹さんが美しい日本語に翻訳した素敵な童話です。
「異常 アノマリー」
殺し屋、ポップスター、売れない作家、軍人の妻、がんを告知された男……なんのつながりもない11人だったが、ある飛行機に同乗したことで、運命を共にする。飛行機は未曾有の巨大嵐に遭遇し、乗客は奇跡的に生還したかに見えたが――。ゴンクール賞受賞作
「ロング・グッド・バイ」
「黒い瞳のブロンド」
「掃除婦のための手引き書」
「すべての月、すべての年」
魂の作家による19の短編。ロングセラー『掃除婦のための手引き書』のルシア・ベルリン、待望の新邦訳作品集。『掃除婦のための手引き書』の底本である短編集 A Manual for Cleaning Women より、同書に収録しきれなかった19編を収録、今回も傑作ぞろいの作品集です。
「リリアンと燃える双子の終わらない夏」
リリアン28歳、人間嫌い。自己肯定感はかなり低め、将来への希望もない。
1995年、春の終わりに、そんなリリアンのもとに友人のマディソンから手紙が届く。おもしろい仕事があるので、彼女の暮らすお屋敷まで来てほしいという。それで、頼まれたのは10歳の双子のお世話係。なりゆきに任せて引き受けたけれどーー子供たちは興奮すると〈発火〉する特異体質だった!?
全米ベストセラー作家ケヴィン・ウィルソンが涙と笑いで〈リアル〉に描く、ほろ苦い愛情と友情の物語。
「リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上下)」
気鋭のジャーナリストが鋭く抉りだすリーマン・ショックのセンセーショナルな内幕。800‐CEO‐READビジネス書大賞受賞作。《フィナンシャル・タイムズ》紙の年間ベスト・ビジネスブックに選出。金融ノンフィクションの傑作
みずからの利益か、世界金融システム破綻の回避か? 迫り来る未曾有の危機に際して、リーマン・ブラザーズCEO、ポールソン財務長官、バーナンキFRB議長、ガイトナーNY連銀総裁、ウォーレン・バフェット、そして巨万の富を稼ぐウォール街のトップは、何を考え、何を語り、いかに行動したか?
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 海外文学 を書きます。