リアルとファンタジーとの融合

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

番組作りの仕事はほぼ強制的に自分が知らない世界に飛び込むこと。有益な情報に触れることができます。

私はこれを”異世界転生”と呼んでいます。

かつて世界を救った伝説の魔法使いが冒険と育児の両立に悩むコミックがあります。

RPGのお約束を踏襲しながら語っていくところがすごいとネット上で話題となりました。

Contents

伝説のお母さん

伝説の一行が封印したはずの魔王が復活…しかし、そのなかの1人である「伝説の魔法使い」は赤ちゃんを抱えるお母さんになっていた!
城下町は保活の激戦区!我が子は待機児童!非協力的な夫!
母親とはどうあるべきか。女の一生とは。ファンタジーの世界の人間も苦悩する、結婚と出産、そして仕事。数々の壁にぶつかりながら、果たして彼女は旅立てるのか?

内容はこんな感じ。

お城の使い「このままでは順番待ちで世界が滅びますよ」
役所の担当「子育ての優先順位を後回しにした人類の負けです。滅びましょう」

ファンタジーの世界でありながら、赤ちゃんを抱えたお母さんが世界を救う為に保活や仕事を頑張り、幾度となく挫ける姿がめちゃくちゃリアルです。

保育所へ入れない待機児童問題や育児に協力しない夫、女性に向けられるさまざまな偏見の苦労がマンガを通して強く伝わってきます。

週刊エコノミスト

2019.07.02号で紹介された本

  • 衰退産業でも稼げます :「代替わりイノベーション」のセオリー
  • なぜ、男子は突然、草食化したのか 統計データが解き明かす日本の変化
  • 日本の「老後」の正体
  • 二度読んだ本を三度読む

衰退産業でも稼げます :「代替わりイノベーション」のセオリー

「借金まみれの親の会社」でも再生できる! 地方だから、中小企業だから、お金がないから……。商売の不振を、そんな言い訳で正当化していませんか? 地方の商店・旅館・農業・伝統産業という「衰退産業」のまっただ中にありながら、「代替わり」によって蘇った16のケースを徹底研究。東大卒、ハーバードMBAの起業家が、移住した長野の「ド田舎」で見出した経営の骨法。

なぜ、男子は突然、草食化したのか 統計データが解き明かす日本の変化

統計探偵が解く日本社会のミステリー。統計データが示す人々の認識のズレや固定観念の落とし穴。

日本の「老後」の正体

「日本は借金が1000兆円もあり、財政破綻は避けられない」「少子高齢化で経済成長も望めず、将来年金はもらえないだろう」―。これらの考えはすべて誤りだと著者は言う。「財政は破綻しないし、年金は確実にもらえる。だから年金の保険料を払わないと損をする!」そう主張する著者がその根拠を数字で具体的に解説。元財務官僚で、政治・経済の表と裏に精通した数量政策学者が、官僚やマスコミの嘘八百を暴くとともに、いま国民が将来の資産防衛のために為すべきことを説く。

二度読んだ本を三度読む

年齢を重ねるほど、読書の新鮮さは失われていくのだろうか? 若いころに読んだ名作は、やはり特別だった! 作家が繰り返し読んだ本を改めて読み直すと、本は自分自身を写し出し、自分とはるか遠くの世界をつないでくれる……。若い人はもちろん、すべての人への読書案内。

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