【選書】秋に読む ミステリー文庫 5作品 代官山蔦屋書店「天高く飛ぶ」

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 ミステリー文庫 を書きます。

代官山蔦屋書店では、書店員が選んだ手作りの選書ガイドが無料配布されています。

今回配布されたのは秋空にちなんだ「天高く飛ぶ」

その中で取り上げられたミステリー作品をご紹介します。

【選書】秋に読む ミステリー文庫 5作品 代官山蔦屋書店「天高く飛ぶ」

九月は空が高くなる季節。読書シーズンにふさわしい ミステリー文庫 5作品 とは。

「富豪刑事」

キャデラックを乗り廻し、最高のハバナの葉巻をくゆらせた“富豪刑事”こと神戸大助が、迷宮入り寸前の五億円強奪事件を、密室殺人事件を、誘拐事件を…次々と解決してゆく。金を湯水のように使って。靴底をすり減らして聞き込みに歩く“刑事もの”の常識を逆転し、この世で万能の金の魔力を巧みに使ったさまざまなトリックを構成。SFの鬼才がまったく新しいミステリーに挑戦した傑作。

「十角館の殺人」

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!’87年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。

「時計館の殺人(上下)」

鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。角島(つのじま)・十角館の惨劇を知る江南孝明(かわみなみたかあき)は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる! 不朽の名作、満を持しての新装改訂版。

「黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション (5)」

社交界の花形で、腕に黒いトカゲの刺青をしたその女は、実は「黒トカゲ」と呼ばれる暗黒街の女王、恐るべき女賊であった。とある宝石商が所有する国宝級のダイヤを狙う黒トカゲは、娘の誘拐を図る。身辺警護を引き受けた明智小五郎の想像を超えた作戦で、黒トカゲは娘の誘拐に成功したのだった。明智と黒トカゲの壮絶な対決の行方とは…。切ない結末が胸に迫る、ベストセレクション第5弾。

「雲をつかむ死〔新訳版〕」

パリからロンドンに向かう飛行機のなかで、金貸し業を営む女性が変死体で発見された。その首には蜂に刺されたような傷があったが、偶然乗り合わせたポアロは、床から人工の毒針を拾い上げる。衆人環視の客室内で、誰がいつ、どうやって犯行に及んだのか?大空の密室を舞台とした不可解な事件にポアロが挑む。

まとめ