【選書】池上冬樹 のミステリーレビュー0408

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

週刊文春4月8日号に掲載された 池上冬樹 さんのミステリーレビュー。「最後に見えてくる犯罪の動機も静かに胸に響く」(警部ヴィスティング 鍵穴)「どんでん返しのあとの絶体絶命の危機からの反撃も面白い」(殺人記念日)と★★★★☆評価のミステリー2作品です。

警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~

2019年、英訳された北欧ミステリに与えられる最高賞「ペトローナ賞」を受賞した前作『警部ヴィスティング カタリーナ・コード』は、国内でも、2021年「このミステリーがすごい!」海外編第7位を獲得した。
本作は、その待望の続編。
本作もまた、英国「ペトローナ賞」最終候補作に選ばれている。

ラルヴィク警察の主任警部ヴィリアム・ヴィスティングは検事総長に呼び出される。
クラウセンの臨終に立ち会った労働党幹事長が、機密文書の有無を確認するため故人の別荘を訪ねた際、大金のつまった段ボール箱を発見したのだという。

殺人記念日

ふとしたことで人を殺し、その隠蔽という共同作業を経て夫婦円満となった「わたし」と妻。ふたりはもはや殺人を楽しむようになり次なる獲物を求めていた。そんなとき、隠したはずの被害者の死体を警察に発見されてしまう。そこには妻のある秘密があった──彼らは十八年前の連続殺人事件の犯人に罪をなすりつけようと画策するが……数多くのミステリ最優秀新人賞にノミネートされ、国際的ベストセラーとなったサスペンス。

池上冬樹 のミステリーレビュー

北欧ミステリーの優秀作が英訳されるようになり、日本でも英訳本を和訳した作品が次第に増えてきました。殺人鬼夫婦のスリリングな日常を描いた「殺人記念日」もその一つです。

【新刊】このミステリーがすごい !2022選考対象作品リスト《国内編》 | 気持ちのスイッチ