【順位】 ベスト経済書 2019ランキング・週刊ダイヤモンド

ベスト経済書
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 ベスト経済書 を書きます。※本ページにはPRが含まれます

読書習慣を作りたくても、なかなかうまくいかないですよね。

私もそうでした。テレビの仕事をするまではゲームをしたり、テレビ映画を見たりの毎日。ほとんどダメ学生の典型でした。

難しそうな本はページをめくるだけで目がショボショボするのですから「体質的に遺伝かも」と自己評価していたくらいです。

読書習慣は強制的な読書で身についた

そんな私が読書に目覚めたのは、放送局に入ってから。

番組作りは企画が命。いい企画を出さないと使い走りの重労働が待っていました。この重労働から逃れるためには企画をださなくてはなりません。

newspicks の佐々木紀彦さんの受け売りではありませんが、いい企画は既存の知識の掛け合わせなのです。

この既存の知識の宝庫が書店に並ぶ新刊本だということが、わりとすぐにわかりました。

世の中の今の流れを伝える本。難しいことをわかりやすく解説する本。今が旬の人。人が作った番組で放送されていない”未開の大地”が発見出来たら、それが企画なのだとわかりました。

この感覚を掴めたらほぼ勝利。その後はあまり無理せずにも読書を継続することができました。

読むべき本は選書をあたれ

とはいえ、ただ闇雲に本を読むのも考え物です。本には当たりはずれがあるからです。最短で読むべき本をさがすにはどうしたらいいのでしょうか。

私が選んだ方法は選書でした。様々な書評やランキングに乗った本をとりあえず手に取ってみるのです。

特に効果的なのが、年末になると発表されるベストセラーのランキング。この二つです。

  • 新聞の書評に乗った本 
  • ベストセラーのランキング

このルールに従うことで読みたい本が八割がた視野に入ります。書店に行って実際にページをめくり、自分の手に届く本かどうか確認します。

いけるとわかったら即購入。積読でもいいから習慣にしてしまいました。習慣さえつくれば、そのタイミングになったときに、呼吸するように読書開始ができるようになりました。

2019年読むべき経済書

年内最後のおすすめ本は毎年恒例の週刊ダイヤモンドの特集です。

経済学者・経営学者・エコノミスト107人が選んだ2019年「ベスト経済書」です。ここ数年の傾向としてエビデンス(科学的根拠)に基づいて書かれた本が人気を集めています。

週刊ダイヤモンド 2019年 12/28・2020年 1/4 新年合併特大号 [雑誌] (総予測2020)

1.「家族の幸せ」の経済学

結婚、出産、育児などに関する様々な固定観念の間違いを実証研究に基づいて指摘している。

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2.資本主義と闘った男

近代経済学を究めつつ、現実問題の解決に人間の心を持って心血を注いだ稀代の経済学者、宇沢弘文の人物伝。

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3.生産性 マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

マッキンゼーの元人材育成マネジャーが、いかに組織と人材生産性を上げるかを紹介する。

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4.グローバル・バリューチェーン 新・南北問題へのまなざし

高度化する国際分業ネットワークを、付加価値の連鎖としてとらえる最新の分析手法を紹介。

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5.FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

発展途上国と貧困など、私たちが常識と考えていることの誤りをデータに基づき指摘している。

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6.野生化するイノベーション 日本経済

「米国のやり方」を導入しても、日本企業の生産性が上がらないのはなぜか。「野生化=ヒト・モノ・カネの流動化」という視点から、イノベーションをめぐる誤解や俗説を覆し、日本の成長戦略の抜本的な見直しを提言する

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7.貿易戦争の政治経済学 資本主義を再構築する

ポピュリズム的ナショナリズムと高度産業社会に充満する不安を理解するための必読書。

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8.MMT現代貨幣理論入門

通貨発行権を持つ自国通貨建ての政府業務は増大しても不履行にはならないというMMT(現代貨幣理論)

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9.父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

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10.インバウンド・ビジネス戦略

世界を顧客に高収益産業を育てる新しい“イノベーション”とは?

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10.生産性とは何か

停滞にあえぐ日本経済の再生には、生産性向上が必要だ。誤解されがちな「生産性」概念を経済学の観点から捉えなおし、その向上策を詳細なデータと共に論じる。

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まとめ

必要に迫られて読む。邪道と思われる人もいるかと思いますが、手段はどうあれ、自分が興味を抱いて読む気にならないと中身は入ってこないのも事実です。

アウトプットしたものは間違いがないかどうか検証しなくてはなりません。

アウトプットに迫られてインプットする。これが、生産性を高めるコツだと学びました。