秋から冬にかけてのお楽しみが、毎年恒例のミステリーランキングの発表です。本格ミステリーは「ほんミス」と呼ばれ、1997年、東京創元社の雑誌『創元推理』16号で「1996年日本本格ミステリ・ベスト10」を選出したことからはじまりました。
【このミステリーがすごい!】
【順位】このミステリーがすごい!2021ランキング決定《国内編》 | 気持ちのスイッチ
【週刊文春2021ミステリーベスト10】
【順位】週刊文春2021ミステリーベスト10決定・国内編 | 気持ちのスイッチ
【ミステリが読みたい!】
【順位】ミステリが読みたい! 2021年ランキング決定《国内編》 | 気持ちのスイッチ
「 本格ミステリ ベスト10 2021年版《国内編》」
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国内編
[itemlink post_id=”7349″]1.透明人間は密室にひそむ
[itemlink post_id=”6567″]「わたしが取り返してほしいものとは…鶴屋南北なのです」不可解な依頼から事件に巻き込まれた森江春策。大道具の上に突如現れた男、振り子のような死に様、紙吹雪の中の女…鶴屋南北に操られているかのような連続死と芝居そのものの謎を追い森江は奮闘するのだが…。【このミス②】【文春②】【ミス読み③】
2.蝉かえる
[itemlink post_id=”6525″]16年前、災害ボランティアの青年が目撃したのは、行方不明の少女の幽霊だったのか? 全5編を収録した連作集第2弾。昆虫好きの“とぼけた切れ者”が事件の真相を鮮やかに解き明かす。『ミステリーズ!』掲載等を単行本化。【文春⑩】【ミス読み⑨】
3.名探偵のはらわた
[itemlink post_id=”6490″]稀代の毒殺魔も、三十人殺しも。名探偵vs.歴史的殺人犯の宴、開幕。推理の果ては、生か死か――。悪夢が甦る――。日本犯罪史に残る最凶殺人鬼たちが、また殺戮を繰り返し始めたら。新たな悲劇を止められるのはそう、名探偵だけ! 善悪を超越した推理の力を武器に、「七人の鬼」の正体を暴き、世界から滅ぼすべし! 美しい奇想と端正な論理そして破格の感動。覚醒した鬼才が贈る、豪華絢爛な三重奏。このカタルシスは癖になる!【このミス⑧】【ミス読み⑳】
4.楽園とは探偵の不在なり
[itemlink post_id=”6491″]細々と探偵業を営む青岸焦(あおぎしこがれ)は「天国が存在するか知りたくないか」という大富豪・常木王凱(つねきおうがい)に誘われ、天使が集まる常世島(とこよじま)を訪れる。そこで青岸を待っていたのは、起きるはずのない連続殺人事件だった。【このミス⑥】【文春③】【ミス読み②】
4.たかが殺人じゃないか
[itemlink post_id=”6564″]昭和24年、ミステリ作家を目指しているカツ丼こと風早勝利は、名古屋市内の新制高校3年生になった。勝利たち推理小説研究会は、映画研究会と合同で一泊旅行を計画する。そこで巻き込まれた密室殺人事件。さらに夏休み最終日の夜、キティ台風が襲来する中で起きた廃墟での首切り殺人事件! 二つの不可解な事件に遭遇した勝利たちは果たして……。著者自らが経験した戦後日本の混乱期と、青春の日々をみずみずしく描き出す。【このミス①】【文春①】【ミス読み①】
6.ワトソン力
[itemlink post_id=”6467″]警視庁捜査一課に所属する平凡な刑事、和戸宋志。難事件は居合わせた人々が真相を解き明かすが、それは和戸の特殊能力のおかげで…。本格ミステリ短編集。『宝石ザミステリー』『ジャーロ』掲載に書下ろしを加え単行本化。【文春⑧】
7.欺瞞の殺意
[itemlink post_id=”6602″]無実にもかかわらず「自白」して無期懲役となった元弁護士と事件関係者との「往復書簡」は、「毒入りチョコレート」殺人をめぐる推理合戦となり、やがて「真相」のぶつかり合いが思わぬ方向へ物語を導いていく。【このミス⑦】
8.鶴屋南北の殺人
[itemlink post_id=”5974″]「わたしが取り返してほしいものとは…鶴屋南北なのです」不可解な依頼から事件に巻き込まれた森江春策。大道具の上に突如現れた男、振り子のような死に様、紙吹雪の中の女…鶴屋南北に操られているかのような連続死と芝居そのものの謎を追い森江は奮闘するのだが…。【このミス⑳】【ミス読み⑧】
9.法廷遊戯
[itemlink post_id=”6044″]第62回メフィスト賞、満場一致で受賞。森博嗣に憧れた天才司法修習生が描く、感動と衝撃の大傑作ミステリー!【このミス③】【文春④】【ミス読み③】
10.エンデンジャード・トリック
[itemlink post_id=”7345″]百白荘のゲストハウス、キューブハウスから、施工業者が転落して死亡。翌年本館で設計者の首吊り死体が発見される。5年後、キューブハウスに集まった多くの客の中に、2件の未解決事件を解明する依頼をうけた蜘蛛手がいて…。
11.ジョン・ディクスン・カーの最終定理
[itemlink post_id=”6488″]2006年、J・D・カーの生誕百周年の記念祭に伴い日本に上陸した幻の本――とある未解決犯罪実録集に、カーが解決を示唆する走り書きを残したことによって『カーの設問詩集』と呼ばれている一冊だ。そこには、巨匠は真相に至ったものの、なぜか未解決のままとなっている「ジョン・ディクスン・カーの最終定理」と呼ばれる不可能犯罪の概要が掲載されている。特別にこの本を持ち主から借り受けた大学生・友坂は、所属するゼミの教授や友人たちを別荘に集めて推理合戦を楽しむが、その後彼らは想像しえない“不可能犯罪”の渦中に巻き込まれる。
12.立待岬の鷗が見ていた
[itemlink post_id=”6526″]5年前に起きた連続殺人・傷害致死事件。美貌の作家として注目され始めた柚木しおりは、その一連の事件の関係者だった。彼女の作品を読んだことをきっかけに、舟見警部補は以前事件の解決を導いた青年、ジャン・ピエールに、再び捜査協力を依頼。関連があるのかどうかも分からなかった3つの事件について、当時の記録を辿り始める。【このミス⑳】
13.幽霊たちの不在証明
[itemlink post_id=”4360″]高校の文化祭のお化け屋敷で、首吊り幽霊に扮していたクラス委員の絞殺死体が発見された。果たして、彼女はいつ「本物の死体」になったのか。被害者に想いを寄せていたクラスメイトたちが、分刻みの“時間当て”で犯人を絞り込んでいく、ロジカルな学園本格ミステリー。2020年、第18回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作品
14.汚れた手をそこで拭かない
[itemlink post_id=”6466″]平穏に夏休みを終えたい小学校教諭、認知症の妻を傷つけたくない夫。元不倫相手を見返したい料理研究家……始まりは、ささやかな秘密。気付かぬうちにじわりじわりと「お金」の魔の手はやってきて、見逃したはずの小さな綻びは、彼ら自身を絡め取り、蝕んでいく。取り扱い注意! 研ぎ澄まされたミステリ5篇からなる、傑作独立短編集。【文春⑤】【ミス読み⑰】
14.揺籠のアディポクル
[itemlink post_id=”7074″]半人形――それがコノハの最初の印象だ。隻腕義手の痩せた少女が、タケルのただひとりの同居人だった。医師の柳や看護師の若林とともに、病原体に弱い二人を守るはずだった無菌病棟、通称《クレイドル》。しかし、ある大嵐の日、《クレイドル》は貯水槽に通路を寸断され、外界から隔絶される。不安と焦燥を胸に、二人は眠りに就き、――そして翌日、コノハはメスを胸に突き立てられ、死んでいた。外気にすら触れられない彼女を、誰が殺した?
14.巴里マカロンの謎
[itemlink post_id=”3694″]その店のティー&マカロンセットで注文できるマカロンは三種類。しかし小佐内さんの皿には、あるはずのない四つめのマカロンが乗っていた。誰がなぜ四つめのマカロンを置いたのか?【このミス⑲】【ミス読み⑩】
17.プロジェクト・インソムニア
[itemlink post_id=”6524″]夢の世界で生活を共にする極秘人体実験「プロジェクト・インソムニア」。〈夢〉の世界に魅了されていく被験者・蝶野。しかし、ある〈疑念〉の発露が、完全なる理想郷をおぞましい悪夢へと変貌させ…。新感覚ミステリ。
18.あの子の殺人計画
[itemlink post_id=”6563″]椎名きさらは小学五年生。母子家庭で窮乏している上に親から“水責めの刑”で厳しく躾けられていたが、ある時から自分が虐待されているのではないかと気づき始める。【このミス⑯】【ミス読み⑦】
19.赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。
[itemlink post_id=”6493″]日本の昔話をミステリで読み解き好評を博した『むかしむかしあるところに、死体がありました。』に続き、西洋童話をベースにした連作短編ミステリが誕生しました。今作の主人公は赤ずきん! ――クッキーとワインを持って旅に出た赤ずきんがその途中で事件に遭遇。「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠り姫」「マッチ売りの少女」を下敷きに、小道具を使ったトリック満載!
20.うるはしみにくし あなたのともだち
四ツ角高校三年二組で一番美しく人気もあった生徒・更紗が突如自殺する。遺書もなくいじめがあったわけでもない。彼女の死をきっかけに、次々に女生徒が見えない力によって容姿を傷付けられていく。【ミス読み⑲】
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本格ミステリベスト10 2021年版《海外編》
海外編のランキングも是非ご確認ください。別記事にまとめました。
このミステリーがすごい!2021年版
ミステリーランキングのスタンダードといえば宝島社発行の「このミステリーがすごい」です。国内編のランキングをまとめました。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 本格ミステリ を書きます。※本ページにはPRが含まれます