【2025年7月新刊】 国内ホラー小説 おすすめ12選|読むと眠れなくなる傑作集

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 国内ホラー小説 を書きます。

今月の国内ホラー新刊、これ…正直ね、やばいです。やばすぎて、正直「読む前から怖い」という新しい領域に突入しています。

「夏はホラーだ!」ってよく言うじゃないですか。でも今回の12冊、夏に読むと逆に冷えすぎて風邪ひくかもしれません。夜トイレ行けなくなるやつ、普通にあります。

じゃあ、いきましょう。

2025年7月の新刊ホラー、ヤバすぎる12選

『中にいる、おまえの中にいる。』歌野晶午 (7/25)

まずはこれ。タイトルからしてヤバい。「おまえの中にいる」って、え?ってなるじゃないですか。

前作『間宵の母』で、孫娘の体を乗っ取った間宵己代子が、今度は復讐しようとしていた18歳男子に寄生するんですよ。

想像してください――夜、鏡を覗いたら、自分じゃない誰かが、自分の目を通してこっちを見返してる。しかも、その誰かは「生きることこそわが宿業」とか言っちゃう執念の塊。

寄生ものって、ホラーとミステリーのいいとこ取りなんですよ。ページめくる手が止まらなくなるやつ。

『蜘蛛の牢より落つるもの』原 浩 (7/25)

21年前、長野で起きた“集団生き埋め”事件。生き残りの証言曰く、順番に穴に入っていって、土をかぶせられたと。で、その指示をしたのが謎の女…。

この時点で既に背筋ゾワゾワですけど、その女が比丘尼の怨霊かもしれないという説が出てくる。

取材するライターと大学時代の後輩が事件を追うんですが、関係者がどんどん不審死していく。

――山の静けさって、逆に音が聞こえるんですよね。土をかぶせる音とか…。

『夜行堂奇譚』嗣人 (7/25)

右腕を失った大学生と、怪異事件を担当する堅物公務員のコンビ。ここに霊能要素をぶっこむという、オカルトバディものの新定番感。

病院の窓に「みつけて」と結露で書かれた文字、やばいでしょ…。

しかもそれが、自分が事故に遭った日に殺された女性のメッセージかもしれないっていう。

怪談とバディものの融合は、読んだあと絶対「シリーズ化してくれ!」って思います。

『怪異十三』三津田信三 編 (7/23)

ホラー短編13本のアンソロジー。しかも編者が三津田信三。

「一編でも読者が心から怖がってくれれば」って、いや13編全部怖いでしょこれ…。

短編って、終わった瞬間にスコン!と背中に氷入れられたみたいな感覚になるんですよね。ベッドに入る前に読むと、眠れなくなるから気をつけて。

『新釈 小泉八雲 怪談』(7/22)

小泉八雲の怪談を令和アレンジ。雪女、耳なし芳一、ろくろ首…名前を聞くだけで脳が勝手に怖がるラインナップ。

雪山で、誰もいないはずなのに後ろから問いかけられる――この“声”の演出、文章だけなのに脳内再生されるんですよ。

クラシック怪談の安心感と、不意にくる新しい恐怖のミックスはズルい。

『ある映画の異変について目撃情報を募ります』海藤文字 (7/18)

低予算ホラー映画の映像に“説明できない何か”が映ってる。

この時点で映画好きにはもう刺さる。しかも、その“何か”が他の映画にも出てくるようになる…。

ロケ地の“消えた村”に行くと、誰もいないはずなのに足音が後ろからついてくるんですよね。こういう映像系ホラー、深夜に読むとガチでアウトです。

『腸の器 近森晃平と殺人鬼』樹島千草 (7/18)

連鎖する猟奇殺人。遺体から内臓が抜かれてる。“ワタヌキ”事件という名前ももうイヤ。

依頼者の父の遺体に不審な傷が…という相談から始まるんですが、SNSで同じ事例を見つけたあたりから加速度的に不穏になります。

「腹を開ける」という行為の描写、想像するだけで胃がキリキリします。

『或る集落の●』矢樹純 (7/16)

集落ものは外れなし。山の社、土地神、因習――もう“帰れない感”がすごい。

「膨れで死ぬ」という言葉が頭から離れません。夜、山から何かが降りてくる場面とか、想像したくないのにしてしまう。

『ベトベト・メモリー』芦花公園 (7/16)

これは幻想とリアルが溶け合った脳内アドベンチャー。愛と嫉妬と記憶がぐちゃぐちゃになって、読者はどこまでが現実かわからなくなる。

耳元で「お母様を見守ってください」と囁かれる幻聴の場面、背筋がスーッとします。

『くたばるの小人』滝川さり (7/10)

小学校教師と、悪魔の館に住む転校生。そして交換日記に描かれた“無数の目を持つ小人”。

これ、ビジュアルが強すぎて脳に焼きつくタイプのホラーです。穴だらけの死体っていうのも、想像した瞬間に読者の脳を直撃します。

『心霊保健室の怪異解体』蒼月海里 (7/9)

学校怪談のデパートみたいな短編集。傘をさす少女、叫び声の焼却炉、死者の顔が映るプロジェクター…。

短くても1話ごとに確実にゾワっと来る。通勤通学で読むと、学校や職場の景色が変わって見えます。

『奇妙な家についての注意喚起』夢見里龍 (7/2)

「排水口が全ての部屋にある家」って、どう考えてもヤバい。

この奇妙な家シリーズ、ネットの都市伝説みたいな入り口なのに、気づいたら現実にあるかもしれないって思わされる。

最後の「あなたは今、“ひらく家”に住んでいませんか?」の一文で、家の中を見回すこと確定です。

今月のホラー総評

今年の7月は、ただ怖いだけじゃなくて「現実に侵食してくる」タイプが多い印象。

本を閉じても終わらない、じわじわ効いてくるやつ。夜寝る前に読むと、夢に出ます。保証します。

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