【2025年3月】注目の海外ミステリー小説選|話題作を一挙紹介!

『悪人すぎて憎めない』 クイーム・マクドネル 2025年03月31日 

バニー・マガリー刑事には、かつて最高の相棒がいた――1999年、ダブリンでは武装強盗が頻発していた。現金輸送車を襲う鮮やかな手口に、警察本部はカーター一味に目をつける。特捜班に入ったバニーと相棒のグリンゴは、一味を監視する業務につくが、ジャズ・シンガーの黒人女性シモーンと出会ったことで、全員の運命が思わぬほうへ変わりはじめ……。ノンストップ・サスペンス『平凡すぎて殺される』に連なる衝撃のバニー過去編登場!(

『ボニーとクライドにはなれないけれど』 アート・テイラー 2025年03月19日

コンビニ店員のルイーズは、学費のために強盗をしにきた青年デルと恋に落ちた。ふたりはデルの学位取得を契機に、まともな人生を始めることにする。不動産業を営むデルの姉を手伝うために車で旅に出たが、なぜか次々に事件や犯罪が起き、そのたびに新たな土地へ向かう羽目に。窃盗を疑われ、ワイン泥棒に加担し、教会では強盗の人質にされ……。デルとルイーズの安住の地とは? チャーミングな恋人たちを描く連作ミステリ短編集。

『読書会は危険?: 〈秘密の階段建築社〉の事件簿』ジジ・パンディアン 2025年03月19日

本を取るとひらく本棚や、レバーを引くと現れる秘密の部屋――そんな仕掛けを得意とする〈秘密の階段建築社〉。元イリュージョニストのテンペストが働くこの家業の最新の仕事は、ある家の地下室を改装して読書コーナーや読書会スペースを作ること。そして今宵その地下室で、種も仕掛けもある交霊会がひらかれる。だが明かりが点滅するなか、8人が囲むテーブルの中央に死体が忽然と……。『壁から死体?』に続くシリーズ第2弾!

『世界の終わりの最後の殺人』スチュアート・タートン 2025年03月12日 

突如発生した霧により、世界は滅亡した。最後に残ったのは「世界の終わりの島」、そこには100名を超える住民と、彼らを率いる3人の科学者が平穏に暮らしていた。沖には霧の侵入を防ぐバリアが布かれ、住民たちはインプラントされた装置により〈エービイ〉と名づけられたAIに管理されていた。 だがある日、平穏は破られた。科学者のひとり、ニエマが殺害されたのだ。しかも住民たちは事件当夜の記憶を抹消されており、ニエマの死が起動したシステムによってバリアが解除されていた。霧が島に到達するまで46時間。バリア再起動の条件は殺人者を見つけること――。 果たして「世界の終わりの島」に隠された秘密とは? そして真犯人は誰なのか? 人格転移タイムループ館ミステリ『イヴリン嬢は七回殺される』、海洋冒険ホラー歴史ミステリ『名探偵と海の悪魔』に続く鬼才スチュアート・タートンの第3作。特殊設定メガ盛りで読者に挑戦するポストアポカリプス犯人捜しミステリ!

『弔いの鐘は暁に響く』 ドロシー・ボワーズ 2025年03月05日

「次に死ぬのはお前かもしれない」 不気味な手紙は殺人の予告だったのか? 施錠された室内で発見された老婦人の絞殺死体。撲殺された無垢な娘。相次ぐ自殺。平和な町を襲う未曾有の事件に秘められた真相とは……。 夭折の女流作家が遺した最後の長編を初邦訳!

『暗殺依存症』ロブ・ハート 2025年03月05日

引退した殺し屋のマークは、「暗殺依存症」患者の自助団体に参加し、「二度と人を殺さない」と誓うが、何者かに命を狙われ、襲撃されてしまう。敵の正体を探るため世界中を飛び回るマークのなかで、敵を殺してしまいたいという欲求がどんどん高まっていき……(

『彼女を見守る』ジャン=バティスト・アンドレア 2025年03月05日

第一次大戦後、イタリア北西部にある村。貧しい家に生まれた、石工の弟子、ミモ。村の城館に住む侯爵家の娘でありながら自立を望むヴィオラ。出会うはずのなかった二人は惹かれ合い、時に反発し、両大戦間の激動の時代を生き抜いていく。ゴンクール賞受賞作!(

『家族のなかの見知らぬ人』A・R・トーレ 2025年03月05日

仕事を失い、夫の浮気に絶望していたリリアン。彼女に魅力的な男性が接近してくる。妻の変化に気づいた夫は尾行を開始するが……。