女性弁護士が書く女性弁護士のミステリー「元彼の遺言状」

元彼の遺言状

性弁護士・剣持麗子が主人公。
学生時代の元彼であり大手製薬会社の御曹司、森川栄治が死亡。
彼が残した遺言は、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」というなんとも奇妙な内容だった──。

第19回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞を受賞した新川帆立さんのデビュー作。
新川帆立さんは1991年生まれ、弁護士でもある大型新人です。

人にプレゼントを贈ることは善いことに思えるけれど、もらいすぎると人は返さないといけない気になる。
あげる側は相手を支配するためにプレゼントしている。
何かを与える、もらうというのはハッピーなことばかりではないんだなと思ったことから、
遺言の内容で復讐を果たそうとする話が書けないかなと思ったんです。

心の中では小説家を目指しながら、東京大学法学部に進学、弁護士になった新川さん。
法律の知識を物語に落とし込みました。
弁護士でプロ雀士で…今後が楽しみ!