【選書】千街昌之 のミステリーレビュー0415

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

週刊文春4月12日号に掲載された 千街昌之 さんのミステリーレビュー。「ぞくぞくっとしそうな怖さがある」(氷室の華)「カタルシスと与点が尾を引く」(天の川の舟乗り)と★★★★評価のミステリー2作品です。

氷室の華

白姫澤村に住む祖父を訪ねた小学生のユウジは、彼の家系が氷室守だったことを知る。
しかし、氷を保管する洞窟で、氷室守に託されたもう一つの役割を明かされたことから、いつしか彼はよこしまな蒐集を始め……。
妖艶な雰囲気に包み込まれるサスペンスホラー。

天の川の舟乗り

『祭の夜 金塊を頂く 怪盗マゼラン』しかし、その夜起こったのは密室殺人だった!
外出嫌いの気弱な名探偵と、探偵活動好きのミステリ作家。
ふたりが今回解き明かすのは、シリーズ最大のトリック!
音野順の兄が活躍する「怪人対音野要」も収録した
キュートでコミカルな本格ミステリ短編集。

千街昌之のミステリーレビュー

ユウジが主人公のパートが古めかしくて時代背景があいまいに感じられるのに対し、二人の女性を主人公とするパートは現代的な印象。ジャンル分けするならサイコ・サスペンスになるだろう。(氷室の華)

四篇が収録。音野と白瀬のコミカルなやり取りと大胆なトリックの融合というシリーズの特色を楽しめる作品がそろっている。(天の川の舟乗り)

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