【選書】ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR 2020小説ランキング

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

読書雑誌「ダ・ヴィンチ」が独自の調査でその年のイチオシ本を総決算する「ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR」が公開されました。小説ランキングのなかからベスト20をまとめました。

1.白銀の墟 玄の月

’91(平成3)年刊行の『魔性の子』に始まる『月の影 影の海』などの「十二国記」シリーズは、ファンタジー小説界に衝撃を与えた。その18年ぶりの書下ろし新作!驍宗様(あなた)こそ泰麒(わたし)が玉座に据えた王。だが――。戴国の怒濤を描く大巨編、開幕!

2.逆ソクラテス

3.クスノキの番人

4.52ヘルツのクジラたち

5.ライオンのおやつ

6.イマジン?

7.少年と犬

8.四畳半タイムマシンブルース

炎熱地獄と化した真夏の京都で、学生アパートに唯一のエアコンが動かなくなった。妖怪のごとき悪友・小津が昨夜リモコンを水没させたのだ。残りの夏をどうやって過ごせというのか?『四畳半神話大系』と『サマータイムマシン・ブルース』が悪魔合体?小説家と劇作家の熱いコラボレーションが実現! 

9.黒武御神火御殿

そなたの罪を告白せい 恐ろしくもいとおしい極めつきの怪異と不思議。おちかに代わり、新たな聞き手は富次郎。心揺さぶる江戸怪談、新章突入―宮部みゆきのライフワーク。

10.じんかん

11.きたきた捕物帖

江戸は深川、二人の「きたさん」が事件を通して成長していく。謎解き×怪異×人情、新シリーズ。

12.一人称単数

13.祝祭と予感

大ベストセラー『蜜蜂と遠雷』、待望のスピンオフ短編小説集!大好きな仲間たちの、知らなかった秘密。全6編。

14.おいしくて泣くとき

貧困家庭の子どもたちに無料で「こども飯」を提供する『大衆食堂かざま』。その店のオーナーの息子、中学生の心也は、「こども飯」を食べにくる幼馴染の夕花が気になっていた。7月のある日、心也と夕花は面倒な学級新聞の編集委員を押し付けられたことから距離が近づき、そして、ある事件に巻き込まれ…。

15.三体Ⅱ

16.巴里マカロンの謎

17.わたしの美しい庭

主人公たち三人が住むマンションの屋上には小さな神社があり、地元の人からは『屋上神社』などと呼ばれている。断ち物の神さまが祀られていて、悪いご縁を断ち切ってくれるといい、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるが―そこを訪れる“生きづらさ”を抱えた人たちと、「わたし」の物語。

18.ツナグ 想い人の心得

死者との再会を叶える使者「ツナグ」。長年務めを果たした最愛の祖母から歩美は使者としての役目を引き継いだ。7年経ち、社会人になった彼の元を訪れる依頼者たちは、誰にも言えぬ想いを胸に秘めていた――。後悔を抱えて生きる人々の心を繋ぐ、使者の物語。

19.ドミノin上海

上海のホテル「青龍飯店」で、25人(と3匹)の思惑が重なり合う――。
もつれ合う人々、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが次々と倒れてゆく。恩田陸の真骨頂、圧巻のエンタテインメント!

20.半沢直樹 アルルカンと道化師

東京中央銀行大阪西支店の融資課長・半沢直樹のもとに、とある案件が持ち込まれる。大手IT企業ジャッカルが、業績低迷中の美術系出版舎・仙波工藝社を買収したいというのだ。大阪営業本部による強引な買収工作に抵抗する半沢だったが、やがて背後にひそむ秘密の存在に気づく。有名な絵に隠された「謎」を解いたとき、半沢がたどりついた驚愕の真実とは―