
今は「幸せ」なはずなのに、急に将来の事が気になり、不安になった事ありませんか。メンタリストDaiGoさんは「人はみな幸せな時ほど不安を感じる」といいます。
解決策は思い込みをやめること。不安を自分を成長する為にエネルギーを
与えてくれるプラスなものと考えてしまえばいいのです。
自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス

- 漠然とした不安の原因と対処法が見えてくる
- すぐできるメンタル強化法が学べる
- 読んでいるうちにやる気が出てくる自己啓発本
私たちは漠然とした不安を持ちます。でも不安は悪いことばかりじゃない。上手にコントロールすれば、自分の力に変えられる。
マインドをしっかりコントロールできれば平常心で物事に取り組むことができる。DaiGoさんが言う「究極のマインドフルネス」は感情を安定化させるための方法のことです。
私たちが不安を感じるのは、脳の中にプログラミングされたシステムなのだそうです。不安を感じることで、脳は原因を分析し次の行動の準備します。つまり不安は成長するために必要な刺激です。
自分を責めないためのマインドセット
- 失敗は学習と捉える
- 他人と比べない
- 正解は一つではないと考える
平常心を取り戻すために必要なヒントが詰まっています。
私は、本当にメンタルが弱くて不安を感じやすい性格だから、この感情をうまく活用したいとずっと思ってた!人間がどのような感情になるのかを科学的に理解した方が不安な感情が低下すること、鬱になりにくいことは本書にも書いてあったけど、本当にそうだと思う。
①朝目覚めたとき、”今日は楽しい行動を選ぶように心がけよう”と自分に言い聞かせる。②何か辛いことがあったとき、深呼吸をする。リモートワークや自粛が続く、ストレスにさらされている現状に必要なスキルが学べた。
DaiGoさん自身が人生を見つめ直すのに役立った考え方やテクニックが紹介されている。様々な心理学実験を根拠に説明されていて、DaiGoさんらしい本である。
DaiGoさん
1986年生。静岡県出身。
人の心を読み、操る技術“メンタリズム”を駆使する日本唯一のメンタリスト。周りの大学生達と同じことをしていては駄目になると思い、それから図書館にこもるようになり、そこでメンタリストになるきっかけを得る。TV番組へ出演多数、著書は累計70万部突破のベストセラーに。外資系企業の研修や、コンサルティング、教育誌の連載なども手掛ける。
まとめ
トラウマや嫌な過去は乗り越えるのではなく、それを利益に繋げる事が大事という話には納得させられます。
- ページ数もさほど多くなくサラッと読める
- 心理学の知見に基づいた根拠ある解説
- 不安の正体がわかることで対処する心構えができる