【2026年版予想】 このミステリーがすごい! 12月注目の 海外ミステリー

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 このミステリーがすごい! 12月注目の 海外ミステリーを書きます。※本ページにはPRが含まれます

寒い冬の夜に、布団にくるまって読むミステリーほど最高なものってあります?

今年もまた、ノミネート期間の海外作品を眺めながら「どれが来るんだろう…」ってソワソワするわけですが――今回は2024年12月刊行分! つまりエントリー最初期の作品たちです。

「最初期に出た作品がランキングに入るのか?」って思われがちなんですけど、ここが盲点。毎年ポッと入ってくるんですよね、12月刊行組。しかも粒ぞろい。

では、テンション高めで一冊ずつ見ていきましょう。

Contents

『七人殺される 邪悪催眠師2』周浩暉 2024年12月25日

高層マンションの一室で女性の死体が劇薬の風呂の中で発見される。全身に火傷を負いながら恍惚の表情を浮かべているという異様な死に方だった。不審死はさらに続く。いずれも事件直前に宅急便が届き、その差出人が次の犠牲者となっていく。羅飛刑事は犠牲者の拡大を食い止めようと奔走するが…。

うわー出ました、中国ミステリのド直球エンタメ爆弾!

読んでて「え? これほんとにやっちゃうの?」って思うくらいのえげつなさ。

被害者が宅配便を受け取った瞬間から死のカウントダウンが始まる感じ、めちゃくちゃ現代的でリアル。読んでると「自分もAmazonの荷物受け取るの怖いんだけど…」ってなるやつです。

で、この作品、ただのサイコスリラーじゃないんですよ。中国社会の裏側――都市の閉塞感とか監視社会の影とか、そういうものも匂わせながら、しっかりエンタメしてる。

前作から続く「邪悪催眠師」シリーズの2作目なんだけど、あの読後にゾワッとする快感は健在。個人的には、このシリーズ、日本の「このミス」で無視できない存在感を放ってきてると思います。

フロント・サイト2 ジョニー・チューズデイ』 スティーヴン・ハンター 2024年12月25日

1945年2月、メリーランド州チェスターフィールド。銀行の頭取であるニック・オークリーは煙草農場の地主夫婦と会っていた。そのとき、4人組の強盗が銀行を襲い、抵抗したオークリーは命を落としてしまう。2年後、ある男が元看護兵のニックを訪ねてきて、事件の調査に協力するよう要請するが…。

はいきました、銃撃戦の巨匠ハンター先生。

もうね、銃の描写がやばい。火薬の匂い、銃身の重さ、リロードのタイミング――全部わかる。読んでるこっちの脳内で、銃弾がスローモーションで飛んでくるんですよ。

ただのアクションじゃなくて、戦後アメリカの「男の物語」って感じが濃いんですよね。銀行強盗のシーンなんて、シネマスコープで映像を観てるみたいに広がる。

しかも今回は第二次大戦帰還兵の影を背負った物語だから、ド派手さの裏に切実なヒューマンドラマがある。アクション好きはもちろん、「人が武器を持つときの孤独さ」にズシンとくる人も多いはず。

 『罪なくして』 シャルロッテ・リンク (上下) 2024年12月25日

何の接点もない二人の女性が まったく別の場所で、同じ銃で狙われた! 新天地でケイトが捜査にあたる驚くべき事件。 本書には、読者がミステリに求める要素が すべて揃っている。――「オーバー・バーディシェ」 スコットランド・ヤードを辞め、ヨークシャーのスカボロー署へ移籍する直前の旅の列車内で、ケイトはある男に銃撃された女性を助けることになる。彼女は銃撃犯とはまったく面識がないと言う。そして、使われた銃が二日後、別の事件でも使用されたことが判明。そちらの被害女性は四肢麻痺となり口もきけない状態だ。しかし両事件の被害者には何の接点もない。犯人は何者なのか?

これはね、ヨーロッパ発の「安心して身をゆだねられる大作ミステリ」。

リンクはほんと安定してますよ。人物造形が細やかで、舞台もリアル。特に「接点のない二人が同じ銃で撃たれる」っていう導入だけで、ページをめくる手が止まらない。

で、この作品の強さは「人間の弱さ」を描く視点だと思う。

単なる事件じゃなくて、その裏にある家庭の崩壊や孤独感をガッツリえぐってくるんですよ。読んでると、犯人探しのスリルよりも「人間って弱いよな…」っていう共感が押し寄せる。

これ、日本のランキング好きが大好物なタイプじゃないかな。地味に強い候補です。

すばやい澄んだ叫び』シヴォーン・ダウド 2024年12月25日 

1984年。アイルランドの小さな村で、15歳の少女シェルは孤独な毎日を送っていた。母親を病気で亡くして以来、酒浸りの父と反抗的な弟、幼い妹の世話に明け暮れていたのだ。そんなとき、幼なじみの少年に誘われて深い関係になってしまう。やがて妊娠に気づき、誰にも相談できずに悩みつづけて……。「助けて」と声をあげることができなかった少女の苦難と成長を、切なくも美しい筆致で描く。カーネギー賞受賞の『ボグ・チャイルド』や『ロンドン・アイの謎』の著者が贈る、伝説的デビュー作!

いやこれね…正直、ミステリー枠に入れるか悩む人もいると思うんですけど――読んだら心を持っていかれます。

1980年代アイルランドの少女が妊娠という現実に直面する物語。事件解決とか推理じゃない。でも、彼女が声を出せない「沈黙」こそ、最大の謎でありホラーなんですよ。

読んでて胸がギュッとなる。

特に、夜中に妹を寝かしつけながら涙をこらえるシーンなんか、もう息が詰まる。

「叫びたいのに叫べない」って、ある意味、最高にスリリングな状況じゃないですか。

これは社会派としても、青春小説としても、ミステリランキングで推したい一冊。

死者を動かすもの』T・キングフィッシャー 2024年12月25日

アレックス・イーストンは小国ガラシアの退役軍人。旧友マデリン・アッシャーから手紙をもらい、アッシャー家の館を訪ねてきた。小さな沼のほとりに建つ館は陰気で憂鬱で、久しぶりに会ったマデリンの兄ロデリックは、痩せ衰えひどい有様、マデリンは病が重いのに、夢遊病者のように歩き回る。そして悲劇が……。ヒューゴー賞、ローカス賞、ミソピーイク賞受賞の著者がポオの「アッシャー家の崩壊」に捧げた傑作ゴシックホラー

ゴシックホラー好き、全員集合!

これ、ポオ「アッシャー家の崩壊」へのオマージュなんですけど、正直言って原典より怖い。館に足を踏み入れた瞬間に感じる「この家、生きてるだろ」っていう気配。ページをめくる手が止まらない。

で、キングフィッシャーの凄いところは「笑い」と「恐怖」を同居させるところなんですよ。

一瞬ホッとさせてからズドン! と落とす。もうジェットコースター。

こういう作品って、日本の「このミス」海外篇では特に票を集めやすいんですよね。ホラーとミステリの境界線をまたいでるから。

『報いのウィル』カリン・スローター 2024年12月24日

捜査官のウィルとサラは新婚旅行で山奥の高級ロッジを訪れる。だが、そこで発見したのはめった刺しにされた血塗れの女性の死体だった。被害者はロッジを経営している一族の娘で、現在、ロッジに滞在しているのは被害者の家族と4組の宿泊客のみ。犯人はこのなかにいるはずだが、誰もみな怪しく…。

きたきた! スローター姐さん!

ウィル&サラのシリーズ最新作。舞台はロッジに集まった人々――つまり「閉ざされた館」ものですよ!

もうね、この設定だけでガッツポーズ。読者が「全員怪しい」っていう目でキャラを見る時間、最高ですよね。

今回も人間関係のギラつきが凄い。

サラとの新婚旅行っていう甘いシチュエーションなのに、血だらけの死体がドーンと出てきて空気が凍る。この「甘さと残酷さの対比」がスローター作品の真骨頂なんです。

いやこれ、「このミス」入ってもおかしくない。読者人気の高さが後押しするはず。

 『怪盗ギャンビット2 愛と友情のバトルロイヤル』 ケイヴィオン・ルイス 2024年12月18日 

伝説の怪盗一家のひとり娘ロザリンは、誘拐された母親の身代金を稼ぐため〈怪盗ギャンビット〉への参加を決意する。それは、世界中の若き泥棒たちが盗みの技を競い合う、違法で危険なコンテストだった。ただし勝者はどんな願いもかなえられるという。ライバルとの壮絶な戦い、信頼と裏切り、許されぬ恋……悩み傷つきながらも、ロザリンは怪盗として大きな成長を遂げ、ついに勝利に手をかけた――はずが、それは初恋の相手デヴローとその母が仕掛けた壮大な罠だったと判明する。 一転して命を狙われる立場となったロザリンは、ふたたび〈怪盗ギャンビット〉の舞台で一発大逆転を狙うことに! カーニバルの仮面舞踏会、南極の氷海、世界中の富豪が集まるカジノを舞台に、プライスレスな秘宝を奪い合う緊迫のシーソーゲーム、大どんでん返し……そして、衝撃のラストへ! ★原題 Heist Royale :Thieves’Gambit #2

いやーこれ、青春エンタメ泥棒小説の真打ちですよ!

舞台がめっちゃ国際的で、南極の氷海からカジノ、仮面舞踏会まで――007とハンター×ハンターのグリードアイランド編を掛け合わせた感じ。

しかも主人公は「誘拐された母を救うため」っていう切実な動機。これ、ティーン向けに見せかけて、大人の読者も普通に熱狂するやつです。

このシリーズ、前作も話題性バツグンだったんですが、今回さらに「裏切りと初恋」というエモ要素をドーンと追加。

いやほんと、読み終わったあと「え? これNetflixでドラマ化されるんじゃない?」って思うくらい。

ファミリー・ビジネス』S・J・ローザン 2024年12月18日 

チャイナタウンのギャング団のボスが病没する。彼は所有する古い建物を堅気の姪に遺していた。そこは再開発計画でタワーマンションが建つ予定の場所で、この遺贈が騒動の火種になることは必至だ。私立探偵のリディアは相棒ビルと、事態の落着まで姪の護衛を務めることになるが、ボスの葬儀が終わった矢先、幹部のひとりが殺されてしまう……愛する町の一大事に最高のコンビが挑む現代ハードボイルド〈リディア&ビル〉シリーズ!

リディア&ビルのシリーズ、まだまだ健在!

チャイナタウンのギャング抗争を背景にした、ど真ん中のハードボイルド。

しかも「遺産相続」「再開発」「暗殺」って、現代社会問題とエンタメがガッチリ噛み合ってる。

ローザンの強みは「探偵小説を通じて街を描く」ことなんですよね。

ニューヨークの空気、匂い、人々のざらつき――そういうディテールに浸りたい人にはたまらない。

こういうの、海外篇ランキングでは毎回じわじわ票を取ってくるんです。

ささやきの島』フランシス・ハーディング 2024年12月18日

マイロの父は死者の魂を船に乗せて送り届ける渡し守をしていた。島の住人は死者が出るとその靴を渡し守のところにもっていく。そうしないと死者が島中をさまよい歩いてしまうのだ。ある日領主の娘が亡くなった。領主は渡し守から娘の靴を取りもどし、魔術師の闇の業で娘を蘇らせようとする。マイロの父は殺され、死者の魂を送り届けられるのは怖がりのマイロだけ。マイロは船を出すが……。『嘘の木』の著者による傑作YAファンタジイ。

来ました! YAファンタジーの旗手。

「死者を船で送り出す島」っていう設定からして、もう雰囲気が神話的。

父の死を継いで渡し守になる少年マイロ――怖がりなのに運命に立ち向かう展開は、もう王道ど真ん中で泣かせにきてます。

しかも「蘇りの禁術」と「魂の行方」というテーマ、実はミステリ読者にも刺さるんですよ。

『嘘の木』で証明された「ファンタジー+サスペンス」の巧さ、今回も炸裂してる。

これは隠れダークホース!

失墜の王国』ジョー・ネスボ 2024年12月18日

主人公ロイの住む山間の村。彼の弟カールは、新妻シャノンとともに村をリゾート地へする計画を携えて帰ってきた。リゾート化計画は、村を豊かにするためだとカールは言う。だがロイは、弟の本心は村を支配することにあると察していた。そこに殺人事件が起こり……。

ネスボきました。今回はハリー・ホーレじゃなくて単独作。

田舎の兄弟、村のリゾート計画、そこに殺人事件――

もうね、北欧ノワールの「閉ざされた共同体に潜む闇」フルコースです。

兄ロイと弟カールの対立は、家族の絆と裏切りの物語でもある。

北欧ミステリって「雪」とか「冬」のイメージが強いんですけど、ここでは「人間の欲望」が一番寒いんですよ。

重厚感で票を拾うタイプの一冊。

 『地下室の殺人』アントニイ・バークリー  2024年12月18日

新居に越してきた新婚夫妻が地下室の床下から掘り出したのは、若い女性の腐乱死体だった。被害者の身元さえつかめぬ事件に、スコットランド・ヤードは全力をあげて捜査を開始する……モーズビー首席警部による「被害者探し」と、名探偵ロジャー・シェリンガムの原稿がもたらす新たな展開。探偵小説の可能性を追求しつづけるバークリーが、作中作の技巧を駆使してプロット上の実験を試みた、『最上階の殺人』と双璧をなす円熟期の傑作。

いやこれ出ちゃいましたよ。クラシックの巨匠。

「地下室から見つかる死体」ってだけで、もう黄金期の香りがプンプン。

しかも作中作を絡めた技巧派構成! こういうプロット実験をサラッとやるのがバークリー。

クラシック再評価の流れに乗って、これも再び注目されそう。

本格ミステリ好きには「待ってました!」な復刊ですよね。

『暗殺者の矜持』マーク・グリーニー 2024年12月18日

ジェントリーは愛するゾーヤとともに逃亡生活を送っていたが、亡父の親友からロシア人技術者の逃亡の手助けを依頼される。折しも、世界中のAI技術者が立て続けに暗殺され、その何件かはジェントリーが面識のある暗殺者の手によるものだった。やがて、ジェントリーたちはAI無人兵器の襲撃を受け…。

はい出ました、グレイマンシリーズ最新刊!

AI兵器が敵、ってだけでも現代的なんですが、そこに「愛するゾーヤとの逃亡生活」という人間的な葛藤も追加。

スパイアクション好きには鉄板中の鉄板。

銃撃戦や暗殺劇の描写もキレッキレ。

いやもう、映画『グレイマン2』が来たら、このエピソード絶対素材にするだろうなってレベル。

ハリウッド級のエンタメ感で、ランキング入り候補。

『シャンパンは死の香り』レックス・スタウト 2024年12月14日 

友人の代役でパーティーに出席したアーチーは出席者の一人が自殺するために毒を所持していると聞かされ、監視を行うも、毒入りシャンパンを飲んで死んでしまう。誰もが自殺だと思うなか、アーチーは殺人を主張。だが、その場に居合わせた11人は誰も毒を盛る機会はないように見え…。
1958年発表のネロ・ウルフシリーズ第21弾。

ネロ・ウルフとアーチーの黄金コンビ。

1950年代作品だけど、舞台が「パーティー」ってだけで華やかさあるし、「毒入りシャンパン」っていうおしゃれな死に方が逆に不気味。

クラシカルな安定感で、海外篇では毎年一定層の支持を集めるやつ。

こういう古典をちゃんと翻訳し続けてくれるの、ありがたいですよね。

憤怒』(上下) 2024年12月13日 

全米で絶大な人気を誇るパトリシア・コーンウェルの大ベストセラー「検屍官」シリーズ26作目。累計1300万部突破シリーズ待望の最新刊!

はいドン! 検屍官シリーズ26作目。

累計1300万部突破という大ベテランの安定供給。

もう説明不要ですよね。スカーペッタの捜査があるだけで安心。

ただ、シリーズ既読者向けなので「このミス」的には大票田にはならないかも。

でもファンは絶対買うし、刊行されるだけで事件レベル。

鼠の島』ジョン・スティール 2024年12月04日

香港返還まで残り2年に迫った1995年、香港の犯罪組織はニューヨークへと活動の拠点を移そうとしていた。マフィアとのつながりを持つ刑事バークは、組織潜入のために香港からニューヨークへとやってきた。だが、ある日、彼は自身の過去を知る人物と出会い……

1995年香港からニューヨークへ――返還前夜の緊迫感を背負った刑事物。

香港ノワールって、あの独特の湿った空気とスピード感があるじゃないですか。これをアメリカに持ち込むのが新鮮。

マフィア×香港マフィアっていう二重構造の抗争劇。

映画『インファナル・アフェア』を思い出す人も多いんじゃないかな。

国際色が強いので、日本のランキングでも「通好み枠」として注目されるはず。

フェローシップ岬』アリス・エリオット・ダーク 2024年12月04日

児童作家のアグネスと親友のポリーには、80年にわたる思い出、お互いに理解できない男たちへの愛憎、心の奥底で分かち合う秘密があった。そこへ若い女性編集者のモードが現れたとき、二人が長年沈黙し続けてきた、この岬で暮らす人々の過去が明らかになる。

これは文学寄り。

80年にわたる友情と愛憎、そして岬に眠る秘密。

人間関係の積み重ねをじっくり描いていくタイプで、ミステリ的には「長年隠されてきた秘密の暴露」が肝。

ミステリーランキングというよりは、NYタイムズ的ベストに入りそうな作品ですが、票を入れる評論家さんは絶対います。

タイタン・ノワール』ニック・ハーカウェイ 2024年12月04日

体を巨大化(タイタン化)させることで不老不死を実現させた近未来。だが、タイタンになれるのは一部の特権階級のみ。そのタイタンが殺される。被害者は91歳で身長2.36mの男。タイタン絡みの事件が起きると警察からお呼びがかかる私立探偵のキャルは、真相を求めて悪徳の街に足を踏み入れるが…。

男を殺して逃げ切る方法』ケイティ・ブレント 2024年12月2日

キティは美人でお金持ちの人気インスタグラマー。しかし、彼女には裏の顔があった。かつて彼女はふとしたきっかけで人を殺してしまったのだが、そのときに自分は人殺しが大好きなことを自覚したのだ。以来、彼女は正義の鉄槌を下すという名目で、欲望の赴くままに次々と人を殺していくが…。

白い女の謎』 ポール・アルテ 2024-12-18

英国の小村バックワースに君臨する名門リチャーズ家は、三つの事件に揺れていた。当主マチューが若い女秘書を後妻に迎えると言い出したこと、アフガンで戦死したと思われていた長女の夫の帰還。そして神出鬼没の《白い女》の霊。「白い女は出会った者の命を奪う」という村の言い伝え通りに怪死事件が発生し、マチューが狙われる。事件の背後には妖しい女占い師の姿が――名探偵オーウェン・バーンズが怪事件の謎を暴くシリーズ最新作!

戦車兵の栄光:マチルダ単騎行』コリン・フォーブス 2024-12-24

ドイツ軍が怒濤の西方電撃戦を展開した1940年5月。イギリス海外派遣軍のバーンズ軍曹らを乗せた新鋭戦車マチルダは、ベルギーで取り残され、孤立無援の単独行を開始することに。大自然との闘い、敵軍との遭遇。襲い掛かる試練をはねのけ、戦車はたった一輛で英仏海峡を目指す。大地を駆け抜け、バーンズが最後に得た〝勝利〟とは──。第二次大戦に従軍した人気作家が描く、王道の冒険小説。

まとめ

12月刊行作品だけでも、もう「豊作」って言っちゃっていいくらい。
バラエティ豊かすぎるラインナップです。

個人的な推しは『死者を動かすもの』と『報いのウィル』。でも、これ以外からランクインしてきても全然驚きません。

いやぁ、2026年版「このミス」、ほんと楽しみですね!

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