やりたいことに悩まない!時間の節約法「エッセンシャル思考」

エッセンシャル思考
フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

番組制作はいろいろなことに興味を持たないとやってゆけない稼業です。

次から次に新しいことに出会える点は楽しいのですが、デメリットもあります。

情報の収集や整理にかかる時間が増え、本当に必要でない作業が自分の持つエネルギーを消費していきます。流されていると本当にやりたかったことは何なのか、油断していると見失ってしまうのです。

大切なのは”やりたいこと”と”やらなけばいけないこと”を整理することです。そのために指針になる本に出合いました。

グレッグ・マキューンのロングセラーをご紹介します。

エッセンシャル思考〜重要なものに集中し、楽に成果を出す思考法〜

「より少なく、しかしより良く」本書はトレードオフを直視し、何かを取るために何かを捨てることを提案します。

よく知られた言葉で言い換えると「選択と集中」です。超人的な能力を持ち様々な仕事をバリバリこなす能力があるひとでも、使える時間には限りがあります。

あれもこれも手をだしていたら仕舞いにはパンクします。

そうならないためには何をすべきなのか本書では様々な事例や心に響くキーワードを提示しながらわかりやすく伝えてくれます。

  • 規律なき拡大は失敗への道
  • 余剰を削り、本質を取り出す
  • 仕組み化してより重要なものに集中する
  • 心理学でいう決断疲れの現象とは選択の機会が増えすぎると正しい判断がくだせなくなる。
  • 大好きか、すごく似合うか、しょっちゅう着るか、答えがノーならそれは不要な物だ
  • 集中するためには集中せざるを得ない状況に自分を置くしかない
  • 現代人の最優先課題は優先順位付の能力をキープすることだ
  • 捨てるべきものを問うとき、自分の優先事項がはっきりと見えてくる。自分の本当の使命が明らかになり個人だけでなく、組織全体のために最高の仕事ができるようになる。
  • 自分の失敗を認めた時初めて失敗は過去のものになる

動画制作という立場から気づきを得たのが、ハリウッドの著名映画編集技術者マイケル・カーンさんの事例でした。

  • 優れた編集技師は、重要なものがいやでも目に入ってくるように、余分なものを排して、見るべき要素だけを観客に提示する。
  • 書籍編集の仕事は、できるだけ読者にラクをさせること。その本から得られる情報やメッセージを、間違えようがないほど明確にすること。

情報を伝達することとは、手に入れた情報をすべて提供することではありません。編集者の中でインプットされた情報をいったん整理し、伝えるべきことがらに優先順位をつけ、伝える意味のないことは削ることだという話は、改めて納得させられました。

グレッグ・マキューンとはどんな人

シリコンバレーのコンサルティング会社THIS Inc.のCEOです。

『エッセンシャル思考』グレッグ・マキューン氏コメント

アップル、グーグル、など数々のグローバル企業をクライアントに持ち、 自身は2012年に世界経済フォーラムで 「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出された。 スタンフォード大学でDesigning Life, Essentiallyクラスを開講。著書『エッセンシャル思考』(かんき出版)は日本でもベストセラーになる。

内容
  • 出版日:2014/11/17
  • ページ数:320ページ
目次
  • PART1 エッセンシャル思考とは何か
    第1章 エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考
    第2章 選択
    第3章 ノイズ
    第4章 トレードオフ

    PART2 見極める技術
    第5章 孤独
    第6章 洞察
    第7章 遊び
    第8章 睡眠
    第9章 選抜

    PART3 捨てる技術
    第10章 目標
    第11章 拒否
    第12章 キャンセル
    第13章 編集
    第14章 線引き

    PART4 しくみ化の技術
    第15章 バッファ
    第16章 削減
    第17章 前進
    第18章 習慣
    第19章 集中
    第20章 未来

    最終章 エッセンシャル思考のリーダーシップ

書評まとめ

「何かを取るために何かを捨てる」

やりたいことができないと嘆くより、まずは自分の生活を見直すことから始めたほうが早そうです。他人の視線が気になる人は、自分に正直になることも欠かせません。つまりわがままになることです。

20%の集中が残りの80%を支えるといいます。

限られた時間を意識し、気分が乗るタイミングを大切に、ものごとに優先順位をつけることで。自分の中にあるものを掘り出していきたいと思います。