
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。
出版される膨大な新刊書の中からめぼしい本を探し当てるには、選書に目を通すのが早道です。週刊ダイヤモンドのブックレビューは毎回異なるテーマの本が取り上げられるまで楽しみです。
Contents
マンガ
文学者・東京都立大学准教授古永真一さんの選書。人間とロボットの境目が曖昧になりつつある現代社会。イマジネーションを具象化するマンガは空想の世界を細密に描く上で、最適のツールかもしれません。
ロボ・サピエンス全史
- 文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞作
- 人間ではなくロボットが織りなすドラマが人間をありようを考えさせる
- 人間がどんどん人らしさを失っていく一方で、ロボットがヒューマニズムを獲得していくのを独特なタッチで描いた作品
本日の収穫物
— KENT5mg (@kent5mg) February 2, 2020
小梅けいとさん「戦争は女の顔をしていない」①🎉
あみだむくさん「メシアの鉄槌」②
島田虎之介さん「ロボサピエンス前史」上下巻
「ロボサピ…」店頭で見かけて収穫。2刷。 pic.twitter.com/v4vpEs92DA
Shrink~精神科医ヨワイ
- 精神科の病院の雰囲気がリアルに描写
- 治療や社会復帰の方法も含め人の心に優しく寄り添うお話
- 巻末に専門機関の相談先まで掲載
最近気になってた、七海仁さん『Shrink ~精神科医ヨワイ~』を買いました。
— 雪の果て(うてな)@幻想神域 (@bekochan_b) February 29, 2020
かなり解りやすいメンタル面のお話。
めっちゃ勉強になりました。 pic.twitter.com/EUiAroL5x9
闇の国々
- 松本大洋、大友克洋ら現代コミック界の大物が心酔するフランスのバンドデシネその頂点に立つ作家の作品
- 第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で大賞受賞作
- 我々の住む世界とは紙一重の次元にあるという架空の都市〈闇の国々〉を舞台に繰り広げられる、都市と人間の奇妙な事件の数々