歴代 アンソニー賞 長編賞受賞作一覧

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 アンソニー賞 を書きます。

アンソニー賞

アンソニー賞(The Anthony Awards)は、作家・出版関係者・書店員・読者など参加者の投票で受賞作を決めるミステリーの文学賞です。

2023年「Like A Sister」Kellye Garrett

2022年「頬に哀しみを刻め(Razorblade Tears)」S・A・コスビー

殺人罪で服役した黒人のアイク。出所後庭師として地道に働き、小さな会社を経営する彼は、ある日警察から息子が殺害されたと告げられる。白人の夫とともに顔を撃ち抜かれたのだ。一向に捜査が進まぬなか、息子たちの墓が差別主義者によって破壊され、アイクは息子の夫の父親で酒浸りのバディ・リーと犯人捜しに乗り出す。息子を拒絶してきた父親2人が真相に近づくにつれ、血と暴力が増してゆき――。

2021年「黒き荒野の果て(Blacktop Wasteland)」S・A・コスビー

米国南部の町で自動車修理工場を営むボーレガード。裏社会で語り継がれる伝説のドライバーだった彼は、足を洗い家族とまっとうに暮らしていた。だが工場の経営が傾きだしたことで運命の歯車は再び狂い始める。金策に奔走するボーレガードに昔の仲間が持ちかけてきたのは宝石店強盗の運転役。それは家族を守るための最後の仕事になるはずだった。ギャングの抗争に巻き込まれるまでは――。

2020年「The Murder List」ハンク・フィリッピ・ライアン

2019年「11月に去りし者(November Road)」ルー・バーニー

1963年11月、ニューオーリンズ。暗黒街で生きる男ギドリーは、ケネディ大統領暗殺の報に嫌な予感を覚える。数日前に依頼された仕事はこの暗殺絡みに違いない。ならば次に死ぬのは自分だ、と。仇敵を頼って西へ向かう道中、夫から逃れてきた訳ありの母娘と出会ったギドリーは家族連れを装いともに旅するようになる。だが組織が放った殺し屋はすぐそこに迫っていた――

2018年「ブルーバード、ブルーバード(Bluebird, Bluebird)」アッティカ・ロック

テキサス州のハイウェイ沿いの田舎町で、ふたつの死体があいついで発見された。都会から訪れていた黒人男性弁護士と、地元の白人女性の遺体だ。停職処分中の黒人テキサス・レンジャー、ダレンは、FBIに所属する友人から、事件の周辺を探ってほしいと頼まれて現地に赴くが──。愛と憎悪、正義の在り方を卓越した力量で描き切り、現代アメリカの暗部をえぐる傑作ミステリ。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞、英国推理作家協会スティール・ダガー賞、アンソニー賞最優秀長篇賞の三冠受賞作!

2017年「A Great Reckoning」ルイーズ・ペニー

2016年「殺し屋を殺せ(The Killing Kind)」クリス・ホルム

元特殊部隊員のヘンドリクスは自らの過去を消し、殺し屋となった。殺しの技を自在に操り、射撃能力は超人的。報酬も超高額だ。しかもある理由から、彼は標的を同業者、つまり殺し屋に限るのだった。ヘンドリクスは次々と殺しを成功させていくが、全米の犯罪組織を束ねる“評議会”の配下を始末したせいで逆に命を狙われることに。放たれたのはこれもまた最強の殺し屋。究極の対決が始まる―

2015年「After I’m Gone」ローラ・リップマン

2014年「ありふれた祈り(Ordinary Grace)」ウィリアム・K・クルーガー

2013年「The Beautiful Mystery」ルイーズ・ペニー

2012年「A Trick of the Light」ルイーズ・ペニー

2011年「Bury Your Dead」ルイーズ・ペニー

2010年「The Brutal Telling」ルイーズ・ペニー

2009年「真鍮の評決 リンカーン弁護士(The Brass Verdict)」マイクル・コナリー

2008年「女たちの真実(What the Dead Know)」ローラ・リップマン

まとめ