一から出直す学びの基本「役に立つ古典 」

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。暇を見つけては書店のお手伝いをしてます。

新しい知識を得ようと思ったら、まず入門書を読めといわれます。また、時間の試練を乗り越えてきた古典にはハズレがないともいわれます。

忙しい世の中だからこそ、わかりやすくてためになる本を読みたいものです。

放送と連動した出版を手がけるNHK出版が定期的に刊行するシリーズ第二弾が出版されました。「古典」「哲学」「学び」を今をときめく気鋭の著者が記しています。

役に立つ古典

私たちは、あの名著を「誤読」していた。

『古事記』『論語』『おくのほそ道』『中庸』──代表的4古典に書かれている「本当のこと」とは? 私たちは何を知っていて何を知らないのか。古典の「要点」さえ理解できれば自分だけの生きる「道」が見えてくる。自分なりの価値観を見出していくために。古今東西の名著に精通する能楽師による、常識をくつがえす古典講義!

考える教室 大人のための哲学入門

理解したかった哲学書が「読める」ようになる! 
プラトンから吉本隆明まで。あの哲学者たちが遺した言葉を読み解く秘義とは。「対話する」「考える」「働く」「信じる」という身近なテーマから、あなたの中にある「私の哲学」を見つけていく。人生にとって一番重要な「問い」とは何か。いま最も注目される批評家が贈る、生きるために本当に必要な哲学の教室。

ブッダが教える愉快な生き方

仏教は、まったく難しくない。ブッダが教える愉快な生き方

ブッダの出家から悟りまで──その人生から、仏教と禅の「原点」を学ぶ。「ただ坐る」「何もしない」「受け入れる」など、ブッダが教える「オーガニックな生き方」とは。スターバックスやフェイスブックなど、アメリカ大手企業に坐禅を指導した禅僧が考える、「ブッダが本当に伝えたかったこと」の集中講義!

まとまった時間がとれる夏休み。エアコンが効いた午後の部屋で読みふけりたいものです。

週刊エコノミスト

2019年7月13日 Book Review 話題の本

  • デモクラシーの宿命
  • 暴走するネット広告
  • 観光コースでないワシントン
  • 競輪選手 博打の駒として生きる

デモクラシーの宿命-歴史に何を学ぶのか

今の社会に言論・思想の自由を徹底できる気概はあるか。共存の意志を掲げ続ける精神はあるか。デモクラシーの在り方を問い直す試み。

暴走するネット広告: 1兆8000億円市場の落とし穴

急成長を遂げ、年間売上1兆8000億円に迫ろうとするネット広告市場。近いうちに、地上波テレビを追い抜き、「広告の王者」になると目されている。しかしその巨大市場の奥底で、ネット広告特有の複雑な仕組みを逆手に取って、不正に金儲けを行う者が存在する。広告費はいったいどこに消え、儲けは誰の手にどれだけ渡っているのか。「クローズアップ現代+」取材班が、現在のネットビジネスが抱える問題点をあぶり出す!

観光コースでないワシントン

記念碑や象徴的な建物などを通じてワシントンの街を紹介するとともに、アメリカの歴史を極めてコンパクトに語るとともに、
公に知られている歴史的事実だけでなく、「裏の歴史」も紹介しつつ、人種問題その他の権力者たちの変遷を描き出します。
知っていそうで知らないアメリカの歴史をたどる旅に出かけましょう!

競輪選手 博打の駒として生きる

「1着賞金1億円、2着賞金2,000万円」最高峰のレースはわずか1センチの差に8,000万円もの違いが生まれる。競輪―人生の縮図とも言える「昭和的な世界」。15億円を稼いだトップ選手が今、初めて明かす。