2022年にヒットする 美術展はこれだベスト18

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。2022年見に行きたい 美術展 について記します。

美術展の中止や制限が相次いだ2021年。そのうっぷんを吹き飛ばすかのように2022年は注目の美術作品が数多く来日予定です。さらに新しい美術館もオープン。アートファンにはたまらない一年になりそうです。

1.メトロポリタン美術館展

1870年に創立されたアメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館は、先史時代から現代まで、5000年以上にわたる世界各地の文化遺産を包括的に所蔵しています。
 本展では、同館を構成する17部門のうち、ヨーロッパ絵画部門に属する約2500点の所蔵品から、選りすぐられた珠玉の名画65点(うち46点は日本初公開)を展覧します。15世紀の初期ルネサンスの絵画から19世紀のポスト印象派まで、西洋絵画の500年の歴史を彩った巨匠たちの傑作が、一挙来日します。

会場 大阪市立美術館

会期 ~2022年1月16日

メトロポリタン美術館展

国立新美術館

2022年2月9日(水)~2022年5月30日(月)

メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年|企画展|展覧会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO

2.ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展

背景に描かれた弓を持つキューピッドの画中画を隠す大規模な上塗りが、フェルメールの没後に何者かによって行われていたことが判明したことで話題となった初期の傑作《窓辺で手紙を読む女》が来日する。

修復後の同作が所蔵館以外で公開されるのは同展が初めて。

ドレスデン国立古典絵画館が所蔵するレンブラント、メツー、ファン・ライスダールなど、17世紀オランダ絵画の黄金期を彩る名作を併せて約70点が展示される。

ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展

会場 東京都美術館

会期 2022年1月22日~4月3日

3.スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち

スコットランド国立美術館は、上質で幅広い、世界でも指折りの西洋絵画コレクションを有する美の殿堂です。そんなスコットランドが誇る至宝の中から、ラファエロ、エル・グレコ、ベラスケス、レンブラント、レノルズ、ルノワール、モネ、ゴーガンなど、ルネサンス期から19世紀後半までの西洋絵画史を彩る巨匠たちの作品を展示します。

スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち|東京都美術館

会場 東京都美術館

会期 2022年4月22日(金)~7月3日(日)

4.ベルクグリューン・コレクション展

ベルクグリューン美術館はもともとは画商ハインツ・ベルクグリューンの個人コレクション。ピカソ、クレー、マティス、ジャコメッティが中心。ピカソはほぼ全時代を網羅した作品が収集されています。

国立西洋美術館(東京都台東区上野公園 7-7)は、施設整備のため、2020 年 10 月 19 日(月)より
全館を休館しておりますが、2022 年 4 月 9 日(土)、リニューアルオープンします。

会期 2022年10月8日~2023年9月11日

会場 国立西洋美術館企画展示室

5.ミロ展~日本を夢見て

スペイン、バルセロナ生まれの芸術家ミロ(1893-1983)。シュルレアリスムを足掛かりに唯一無二の作品世界を築いたこの芸術家は現在も世界的な人気を誇り、近年パリでは大回顧展が開催されるなど、その活動に改めて注目が集まっています。彼の独自の創作活動の裏側には日本文化への深い造詣がありました。本展では、若き日の日本への憧れを象徴する初期作品から代表作、そして日本で初めて紹介されたミロ作品などを紹介します。さらに、本人のアトリエにあった日本の民芸品、批評家の瀧口修造との交流を示す多彩な資料を通して、意外なほどに深いミロと日本のつながりを紐解きます。

会場 Bunkamura ザ・ミュージアム

会期 2022/2/11(金・祝)~4/17(日)

ミロ展―日本を夢みて | Bunkamura

6.モディリアーニ ─愛と創作に捧げた 35 年─

イタリア出身のアメデオ・モディリアーニは、フランスに渡り、パブロ・ピカソや藤田嗣治らとともにエコール・ド・パリのひとりとして活躍した。

展覧会では《髪をほどいた横たわる裸婦》や《おさげ髪の少女》、《若い女性の肖像》といった国内外のモディリアーニ作品を中心に展示し、同時代のパリを拠点に興った美術の動向とともに、モディリアーニ独自の芸術が成立する軌跡をたどる。

会場 大阪中之島美術館

会期 2022年4月9日(土)から7月18日(月・祝)

中之島美術館

7.アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO

ポップ・アートの旗手として、アメリカの大量消費社会の光と影を描いたアンディ・ウォーホルの初期から晩年にわたるこの大回顧展は、1950年代に商業イラストレーターとして活躍していた初期の作品から、1960年代に事故や死を描いた象徴的な「死と惨事」シリーズ、アンダーグラウンド映画やテレビ番組などの映像作品、セレブリティ(有名人)たちの注文肖像画、そして、その名声を揺るぎないものとしつつ、カトリックの生い立ちにも触れる晩年の作品などを包括的に展示する充実した内容の本展は、京都だけの開催となります。(巡回はありません)
ウォーホルは、1956年の世界旅行中に初めて来日し、京都を訪れました。本展では、京都とウォーホルの関係に目を向け、そのゆかりを示す貴重なスケッチなどを展示し、若き日のウォーホルの心を捉えた京都の姿に思いを馳せます。

会場 京都市京セラ美術館

会期 2022年9月17日-2023年2月12日

京都市京セラ美術館

8.上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー

ウィーンと京都で活躍したデザイナー、上野リチ・リックス(Felice [Lizzi] Rix-Ueno, 1893-1967)*の世界初の包括的回顧展を開催します。芸術爛熟期のウィーンに生まれたリチは、ウィーン工芸学校卒業後、ウィーン工房の一員として活躍し、日本人建築家・上野伊三郎との結婚を機に京都に移り住みます。

戦前はウィーンと京都を行き来しながら、壁紙やテキスタイルなどの日用品や室内装飾など多彩なデザインを手がけました。戦後は夫婦ともに現在の京都市立芸術大学で教べんをとり、後にはインターナショナルデザイン研究所を設立して、後進の育成にも尽力しました。本展は、京都国立近代美術館所蔵の多くのリチ作品に加え、オーストリア応用芸術博物館/現代美術館(ウィーン)など国内外の機関からリチそして関連作家の作品を招来し、約370件によって色彩豊かな魅力あふれるリチのデザイン世界の全貌を明らかにします。

会場 京都国立近代美術館

会期 2021年11月16日~2022年1月16日

上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー

9.国宝 東京国立博物館のすべて

2022年3月に、創立150周年を迎える東京国立博物館。これを記念して開催される特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」では、日本美術をはじめとする同館の膨大な所蔵品のなかから、国宝89件すべてを含む名品約150件を展示し、東京国立博物館の全貌を紹介する。

会場 東京国立博物館

開期 2022年10月18日~12月11日

東京国立博物館創立150年記念特設サイト|東博150周年

10.空也上人と六波羅蜜寺

2022年は空也上人没後1050年に当たります。空也上人が十一面観音立像を本尊として京都東山の地に創建した六波羅蜜寺(創建時は西光寺と称した)には、現存最古となる上人の像が伝えられています。念仏を唱え歩いた姿を目の当たりにするような写実的な像は、仏師運慶の息子である康勝がつくりました。同寺は運慶一門にゆかりの深い寺でもあり、運慶作の地蔵菩薩坐像などが残されています。
本展覧会では、東京では半世紀ぶりの公開となる空也上人立像をはじめ、六波羅蜜寺の創建時につくられた四天王立像、定朝作と伝えられる地蔵菩薩立像など、平安から鎌倉時代の彫刻の名品が一堂に集います。

会場 東京国立博物館

開期 2022年3月1日(火) ~ 2022年5月8日(日)

東京国立博物館 – 展示 日本美術(本館) 特別展「空也上人と六波羅蜜寺」

11.没後50年 鏑木清方展

清方の代表作として知られながら1975年以来所在不明であった《築地明石町》(1927)と《新富町》《浜町河岸》(ともに1930)の三部作を会期中展示替えなしで見ることができる。

初公開作品を含む110点超の日本画のみで展示を構成。美人画のみならず、清方自身が決して高く自己評価していなかった作品もラインナップが予定されている。

会場 東京国立近代美術館

会期 2022.3.18 – 5.8

没後50年 鏑木清方展 | 東京国立近代美術館

東京展では清方芸術を「生活をえがく」「物語をえがく」「小さくえがく」の3つに分けて紹介。いっぽうの京都展では全作品を制作年順に並べ、その作風の変化をたどるものとなる。

12.特別展 北斎

日新除魔図が公開されます。

会場 九州国立博物館

会期 2022年4月16日(土)〜2022年6月12日(日)

九州国立博物館 | 展示案内:展示室の年間予定

13.大蒔絵展ー漆と金の千年物語

MOA美術館、三井記念美術館、徳川美術館の3館が共同で開催し、平安時代から現代の漆芸家作品にいたるまで、蒔絵の全貌に迫る展覧会です。

14.よみがえる川崎美術館-川崎正蔵が守り伝えた美への招待-

明治期に日本初の私立美術館として開設され、大正末期まで活動。その後、一般には忘れ去られていた同美術館の展示空間を、約1世紀ぶりに再現する。

川崎正蔵(1837~1912)は、川崎造船所(現・川崎重工株式会社)などを創業した実業家です。古美術品の海外流出を憂い、絵画や仏像、工芸品など日本・東洋の優れた美術品を収集し、1890年に日本初の私立美術館「川崎美術館」を神戸市布引の川崎邸に開館しました。しかし金融恐慌をきっかけに川崎コレクションは散逸。本展ではそれらの作品が約100年ぶりに神戸で再会を果たします。

狩野孝信筆「牧馬図屏風」(個人蔵)は川崎美術館の収蔵品の散逸後、国内の展覧会においては初公開となります。

会場 神戸市立博物館

会期 2022年10月15日(土)~12月4日(日)

15.展覧会 岡本太郎

1929年に渡仏した岡本太郎は、抽象表現に影響を受けながら画家としてのアイデンティティを確立していきます。帰国後、自らの芸術理念の核となる「対極主義」を提唱し、制作だけではなく『今日の芸術』、『日本の伝統』など文化・芸術論を展開。《太陽の塔》を頂点とするパブリックな空間に展開される巨体な彫刻や壁画など、生活の中で生きる作品群は、「芸術は大衆のものである」という岡本太郎の信念そのものを象徴し、それ故に没後もなお、多くの人々を惹き付けています。

本展は、岡本太郎の代表作を網羅しつつ、これまであまり注目されてこなかった晩年の作品なども紹介しながら、その生涯をたどります。

会期 2022.07.23 – 2022.10.02

展覧会 岡本太郎 | 大阪中之島美術館

16.森村泰昌:ワタシの迷宮劇場

1970年代に京都市立芸術大学で学んだ森村は、美術史における名画の登場人物や歴史上の人物、女優に扮するセルフポートレートを制作することで、ジェンダーや人種を含んだ個人のアイデンティティの多重性を視覚化し、個人史と歴史の交錯点を表現してきました。近年では、ジャパン・ソサエティ(2018年)、プーシキン美術館(2017年)、国立国際美術館(2016年)、アンディ・ウォーホル美術館(2013年)、アーティゾン美術館(2021年10月~)での個展開催のほか、「横浜トリエンナーレ2014」でアーティスティックディレクターを務めるなど、国内外で活躍を続けています。

出品作品は、これまでほとんど発表されることのなかった、1985年から撮りためている秘蔵のインスタント写真約500点に加え、1994年に森村が自作の小説を自ら朗読したCD《顔》の音源をもとに、展示室に特設の音響空間をしつらえ、朗読劇として再制作します。本展は、森村の京都における1998年以来の大規模な個展であり、35年余り継続されてきた私的世界の全貌を公開する初の試みとなります。

森村泰昌:ワタシの迷宮劇場

会場 京都市京セラ美術館

会期 2022年3月12日-2022年6月5日

17.大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語

歴史の殿堂として知られるイギリスの大英博物館は、古代エジプト文明の研究でも世界を牽引してきました。その研究成果を紹介する本展は、6体のミイラを選りすぐり、CTスキャンを用いた画像解析によって、外側からはうかがい知ることのできないミイラの謎を解き明かし、古代エジプト人の生き様や文化を紹介します。2019年に日本の調査隊が発見し、現在も調査が続いているサッカラ遺跡のカタコンベ(地下集団墓地)を実寸大の部分模型で再現するなど、日本独自の展示も行います。

大英博物館ミイラ展

18.特別展「ポンペイ」

紀元後79年、イタリアのナポリ近郊のヴェスヴィオ山で大規模な噴火が発生、ローマ帝国の都市ポンペイが火山噴出物に飲み込まれました。埋没したポンペイの発掘は18世紀に始まり、現在まで続いています。

本展覧会では、壁画、彫像、工芸品の傑作から、食器、調理具といった日用品にいたる発掘品を展示。2000年前の都市社会と豊かな市民生活をよみがえらせます。

また、ポンペイ出土の膨大な遺物を収蔵するナポリ国立考古学博物館の全面的協力のもと、まさに「ポンペイ展の決定版」とも言える貴重な機会となります。

東京国立博物館 – 展示 日本の考古・特別展(平成館) 特別展「ポンペイ」