
ネタに困ったときよくやる手が知らない街を散歩することです。
知らない街を歩くとそれまで見慣れた風景になかった景色に出会うことがあります。
なぜ違うのか、よくよく考えているうちにヒントがひらめいたりするのです。
Contents
歩いて読みとく地域デザイン: 普通のまちの見方・活かし方
マンションと駐車場に囲まれた古民家、途中で細くなる道路、居酒屋が並ぶ商店街…。何気なく通り過ぎてしまう「当たり前の風景」も、「まちのリテラシー」を身につければ、暮らし手と作り手による「まちの必然」をめぐるドラマに見えてくる。「芝居を観るようにまちを観る」達人が贈る、地域づくりのためのまち歩き入門。
ひと昔前、路上観察学という言葉がはやりました。
二階建ての建物になぜかドアが付いている家。埋め立てられた門柱。中空に浮かぶ階段など、用途を失った建築物を観察者が探していくワークショップです。
元巨人で活躍した外国人選手にちなんでトマソン芸術などとも言われました。
路上観察学が現代社会がはからずしも生み出した芸術とするならば、地域の歴史や文化に根ざしたデザインを探すという方法もあります。
その典型的な番組が「ブラタモリ」です。
ブラタモリでは景色を生み出した原因を、歴史や地形など大きなくくりの中から見つけ出していきます。
子どもの頃から見慣れた何気ない風景も、今の暮らしを語る上で実は重要な意味を持っていたことに気がつくと、頭の中がスッキリ片付き感謝の気持ちさえ芽生えてきます。
名所旧跡を訪ねて感心するよりも、誰もが通り過ぎてしまうような当たり前の風景から自分なりの発見をする方がよりスリリングな体験が出来るような気がします。
週刊東洋経済
2019.07.13号で紹介された本です。
- 「働く」ことについての本当に大切なこと
- ジャパン・ストーリー 昭和・平成の日本政治見聞録
- 官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪
- 中央銀行の罪ーー市場を操るペテンの内幕
「働く」ことについての本当に大切なこと
本書は、人の採用や教育を扱っているリクルートグループに約30年在籍する著者が「働く」ということを長年研究し、経験してきた背景から、「働くことを通じて『生き残り』と『幸福』の両立ができること」がこれからの私たちに必要であると考え、それを模索していく本となります。
ジャパン・ストーリー 昭和・平成の日本政治見聞録
知日派学者が二つの東京五輪(1964年、2020年)のあいだに出会った個性豊かな政治家たちのマル秘話を交えたカーティス版昭和・平成政治史。中曽根康弘インタビューを収録。
官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪
森友・加計学園問題に象徴される一連の官僚の不祥事は、官邸の指示の結果なのか忖度の結果なのか。そしてなぜ、安倍政権は数々の不祥事を起こしても磐石でいられるのか。その二つの謎を解くカギが、これまでの政権にはいなかった「官邸官僚」の存在である。首相の分身といわれる今井尚哉首相秘書官、菅官房長官が絶大な信頼を置く和泉洋人首相補佐官、内閣人事局長を務める元警察官僚の杉田和博官房副長官…。出身省庁でトップになれなかった役人が官邸の威光を背景に霞が関を牛耳る異様な実態と不透明な行政の闇を抉り出す。
中央銀行の罪ーー市場を操るペテンの内幕
アベノミクスと黒田日銀の異次元緩和は必ず破綻する!日銀ほか、各国の中央銀行が結託する危険なギャンブルの実態とは?ウォール街の元インサイダー渾身の告発。