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1月の海外ミステリー
「だからダスティンは死んだ」ピーター・スワンソン
異常心理が上手く書けている、というよりも「私は純文学を書いているわけではなく、あくまでもミステリを書いているのだ」という自負と気概と計算によるものだ。冷静かつ客観的、簡潔な筆致もいい。
安定のスワンソン。冷たく無機質なのに読みやすい訳文とタイトルが素晴らしい。
2023年01月30日
「望楼館追想」エドワード・ケアリー
2023年01月30日
「マンアライヴ」G・K・チェスタトン
2023年01月30日
「詐欺師はもう嘘をつかない」テス・シャープ
2023年01月24日
「ミッキー7」エドワード・アシュトン
2023年01月24日
「ニードレス通りの果ての家」カトリオナ・ウォード
読むのをやめようとも思ったが、中盤からぐっと引き込まれて、これは今何が起こっているのかが、ただただ知りたくて一気読み。
半分まで読んで、意外とストレートな話だなと、しかもたまに訳がわかんないし(笑) ところがところが。。。こいつがくせ者だった! ラスト近くでガラッと変わる。 今までの話は何だったのというくらい(笑) やられた!
少々冗長な部分はありますが、読み応えがあります。
2023年01月24日
「ソクチョの冬」エリザ・スア・デュサパン
2023年01月24日
「インヴェンション・オブ・サウンド」チャック・パラニューク
2023年01月24日
「メアリ・ジキルと怪物淑女たちの欧州旅行 1ウィーン篇」シオドラ・ゴス
2023年01月24日
「地球の果ての温室で」キム・チョヨプ
2023年01月24日
「ボーンズ・アンド・オール」カミーユ・デアンジェリス
2023年01月24日
「女たちの沈黙」パット・バーカー
2023年01月20日
「善意の代償」ベルトン・コッブ
2023年01月20日
「白夜に沈む死」オリヴィエ・トリュック
2023年01月19日
「父から娘への7つのおとぎ話」アマンダ・ブロック
2023年01月19日
「ココナッツ・レイヤーケーキはまどろむ」ジョアン・フルーク
2023年01月13日
「蘇りし銃」ユーン・ハ・リー
2023年01月11日
「最終法廷 ヨアヒム・フェルナウ弁護士」エリザベート・ヘルマン
2023年01月06日
「すべての罪は沼地に眠る」ステイシー・ウィリンガム
2023年01月06日
「鹿狩りの季節」エリン・フラナガン
信じたいけど信用しきれない容疑者、疑念を抱いているけど主役達は積極的な調査をせず推移を見守る流れ。胸がやけつくようなこんな田舎の暗黙のルールは嫌だを総ざらい。少年の成長が一服の清涼剤。
たった1人の行方不明事件が、閉じた社会に起こしたさざなみ。凄惨な事件でたたみかけなくても、面白い物語は面白いんだなあ。
ミステリとしても人間ドラマとしても面白かったです。装丁もかわいい。
2023年01月06日
正直、途中までは退屈だったが、読了してみれば成る程なと納得。物語に引き込まれだし、後はラストまで一気だった。