【順位】 このマンガがすごい ! 2023年版ランキング20

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 このマンガがすごい ! を書きます。

その年に最も注目された漫画はどれだ。宝島社が発表する、各界の漫画好きが本音で選んだその年の”すごいマンガ”ランキング書籍「 このマンガがすごい !」が今年も12月に発売されます。ランキングに選ばれそうな作品を予想しました。

オトコ編

第1位「光が死んだ夏」モクモクれん

ある集落で暮らす少年、よしきと光。同い年の2人はずっと一緒に育ってきた。
しかしある日、よしきが光だと思っていたものは別のナニカにすり替わっていたことに確信を持ってしまう。それでも、一緒にいたい。友人の姿をしたナニカとの、いつも通りの日々が始まる。時を同じくして、集落では様々な事件が起こっていき――。

  • ホラーなライトBLといえばいいのか。他にない感じの雰囲気がとても楽しい。そして怖い。続きも楽しみだ。
  • ちょっと捻りが加わったホラー。村で次々起こる不気味な事件、光の言葉の端々に見え隠れする人間とは違う部分、非日常が日常になっていくよしきの混乱した様子に惹かれます。
  • 怖い怖い怖い怖い…大切な友人が得体の知れない“何か”にすり替わっている。姿形は確かに友人なのだが…。それでも失うよりはましだ。

第2位「さよなら絵梨」

私が死ぬまでを撮ってほしい――病の母の願いで始まった優太の映画制作。母の死後、自殺しようとした優太は謎の美少女・絵梨と出会う。2人は共同で映画を作り始めるが、絵梨はある秘密を抱えていた…。

  • 事実と創作の線引きが曖昧で、いい意味で混乱し、最終的にエクスプロージョンする尖ったマンガ。。全部を説明しないのって良いよね。
  • 感情が揺さぶられる作品は良い作品。あまりに揺さぶられるので一気に読み切ることが出来ず、何回か手を止めてしまった。
  • こういう作品をすごい画力で描いてくれる漫画家が同時代にいてくれることがとても嬉しいし、幸せだなあと思う。

第3位「タコピーの原罪」タイザン5

ハッピーを広めるため来訪したハッピー星人タコピーは、小学4年生の女子児童久世しずかに窮地を救われる。その礼としてタコピーは、複雑な環境下で笑顔を失った彼女を幸せにするべく、ハッピー星に伝わる様々な「ハッピー道具」で問題解決を図ろうとするが・・・。

  • 果てしなく明るくてバカな宇宙人タコピーが地球人の女の子しずかをハッピーにするために奮闘する物語。 しずかの現状がつらすぎ。
  • この作品に対して細かい設定とか行動へのツッコミは一切不要。 ただただ無垢で無力で幸せだけを願う存在の「原罪」とその存在の死による「救済」を目の当たりにしてほしい。
  • この感想を入力しようとしてSimejiで「たこぴー」と打ったら、変換候補に「仲直りするっピ!」と出てきた。軽く絶望した。

第4位「あかね噺」末永裕樹 , 馬上鷹将

幼い頃、父の魔法の様な落語に魅せられた朱音は、父のある一席を機に自身も噺家としての道を歩み始める。17歳になった朱音が目指すのは落語界の最高位「真打」になること──。一流の技量を習得するため、様々な試練が朱音を待ち受ける。

  • ジャンプ作品ではわりと珍しい題材だけど絵が綺麗で読みやすい。
  • 親の仇を子がとる。『がんばれ元気』的な王道の設定を落語で。しかもヒロインで。ベタの強さがある。少年漫画らしく展開がデジタル。でも、小気味いいね。
  • 絵が怖い、主人公も鬼気迫っていて可愛くないと思ってしまう。落語ってもっと穏やかで心安まるものだと思っていたので、ちょっと思っていた落語の世界と違いました。

第5位「劇光仮面」

大学時代、主人公・実相寺二矢(じっそうじ・おとや)は特撮サークル「特美研(特撮美術研究会)」に所属し、仲間たちと「理想の特撮」を追求する。現実世界に干渉しうる特撮ヒーローはいかなるものか?それを可能にするための特美服(特撮スーツ)はいかにあるべきか?自分たちの特撮への熱き思いを実現するために邁進する実相寺たち。それがなぜ“人斬り実相寺”と呼ばれるに至ったのか!?今、ヒーローが裁かれる!

第6位「これ描いて死ね」

東京の島しょ・伊豆王島に住む漫画が大好きな高校1年生。長年活動休止状態の憧れの漫画家
☆野0先生がコミティアに出展することを知り、東京都区内に旅立つことに…そしてコミティア会場での思わぬ出会いが相の人生を変える!“まんが道”へ踏み出していく少女の物語。

  • 創作は苦しい。きっとこれからもずっともっと苦しい。でも、根っこには、漫画が好きだという、漫画を愛するという気持がある。泣いた。
  • 創作讃歌、いや、人間賛歌みたいな作品。本編ももちろん良いけど、鬼気迫る読み切りver.も最高。認知が歪みまくっている自意識過剰な主人公への共感と、努力→成功を完璧な2pで描く漫画表現が素晴らしかった。
  • 『これ描いて死ね』と思えるような熱量の作品を仕上げる」ことにだけ振り切ってしまう、先生の生き方の清々しさが一番刺さった。

第7位「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」

社畜街道をひた走る、くたびれ中年男性の佐々木。彼のひそやかな癒しといえば、日ごろから愛煙する煙草と、行きつけのスーパーで働く女性店員 山田さんのにこやかな接客くらい。仕事に疲れたある夜、癒しを求めてスーパーに向かうが、目当ての山田さんはおらず、今どき煙草を吸える場所もなし…。意気消沈した佐々木に「ここなら吸える」と声をかけてきたのは、すこし奇抜な服装をした田山という女性だった――。

  • 次にくるマンガ大賞2022 Webマンガ部門1位。 普通に面白かった~。納得。
  • 。家族でも恋人でも同僚でもない、友人ともちょっと違う、ささやかな時間に何気ない会話ができる相手がいるのは得難いです。夜読むのにいいマンガだと思います。
  • おじさん(40代)と若い女の子(24)が初々しい感じでやり取りしているのがホント尊くて、終始ニヤニヤしっぱなしでした。
  • 本屋さんで見つけて即買い。息子も読みたかったらしく、買って正解。癒しがあれば頑張れる。佐々木さん、可愛すぎです。

第8位「ONE PIECE」

麦わらの一味と百獣海賊団に加えて、ワノ国の侍たち、それにローやキッド、四星ビッグ・マムなど次々に参戦した戦いもおわりに近づき強者たちが次々と散っていく様は壮観。そして四星カイドウとの最終決戦で、新形態にギア5に目覚めたルフィ。物語師はいよいよ最終章へ。

第9位「正反対な君と僕」

元気いっぱいだけど周りの目を気にしてしまう鈴木は、自分の意見を言える物静か男子・谷くんに絶賛片思い中。だが周りの目が気になって普通に接せず、いつも谷くんにダル絡みばかり…。しかしある日勇気を出して、一緒に帰ろうと誘ってみたところ…!? 

  • 人の心の機微や心情、人間模様や人生観がとても上手に表現されてて、ただの高校生の恋愛ものではなく、いろいろと考えさせてくれて、生きていく上での様々な悩みにヒントをくれる。
  • 恋愛や人付き合いに関する悩みが結構出てくるんだけど、その時のうまく言い表せない気持ちや思考を、きちんと言語化しているのがすごい。しかもわかりやすく。
  • カラー絵がジャンプ系のマンガだとは思えないポップで可愛い。とにかく末長くお幸せに!と応援するしかない。

第9位「緑の歌 -収集群風-」

台湾・台北で暮らす少女・緑(リュ)は、日本の文化を通じて新しい世界と出逢う。見たことのない景色。初めての感情。そして不思議な少年と夢に。まるで、風に吹かれるように。これは音楽を愛し、物語に救われたひとりの少女と、あなたの物語。

第11位「生活保護特区を出よ」

2018年、トーキョーの中流家庭で育った高校生のフーカは、落ちこぼれながらも平凡な日常を送っていた。ところがある日、彼女の元に「特区通知」が届く。この国で何となく生き、何となく幸せになれると思い込んでいた彼女にとって、それは青天の霹靂だった――突如、生活保護特区に単身移住することになったフーカは、その想像を絶する状況に戸惑い、困惑する。そして居住者たちとの共同生活が彼女を思いがけない道へ誘い込み……

  • 本屋の売り場に重力場が歪んだような空間があって、気が付いたら吸い込まれるように本書を手にしていました。 
  • 楽観的だけど客観的に地獄なのがすごく読み応えがあった。絵の不安定さも地獄だと思えばマッチして見える。
  • 細かい描写がどうというより、作者が筆に込めた心情がリアルに迫るところに打ちのめされる。

第12位「クジマ歌えば家ほろろ」

中学1年生の秋、鴻田新は鳥っぽい姿の謎の生物・クジマと出会いました。腹ペコで家についてきたクジマはそのまま、浪人生の兄のせいでピリついた空気の流れる鴻田家に居候する事になったのです。冬を越え、暖かい春が来るまで。

第12位「日本三國」

この国を、再統一する――文明崩壊後の近未来、再び戦国時代と化した日本を再統一すべく一人の青年が立ち上がった。名は三角青輝。後に奇才軍師と称される彼の伝説が、いま始まる!!

  • この壮大な物語が始まろうとする導入としては完璧。帯ありと帯なしで印象ががらりと変わる表紙も申し分ない。
  • 買って正解。今年22年の色々な賞に入るんじゃないかな〜。巻末の架空年表から設定の作り込みが伺えて今後の展開が楽しみ。
  • 日本版現代三國志的なやつ。出だしから面白いけどこのクオリティが続けれるのかちょっと心配。続けれたら名作になりそうな予感。

第12位「フールナイト」

ぶ厚い雲に覆われ陽が差さなくなった遥か未来の地球。植物が枯れ酸素も薄くなった世界。しかし人類は、人を植物に変える技術を開発し、わずかな酸素を作り出して生き延びていた。先の見えない世界でも人として生きるか、苦しみを捨て植物として新たな生へ踏み出すか。人々は選択を迫られるーー

第15位「黄泉のツガイ」

山奥の小さな村落に住む少年のユルは、野鳥を狩り、大自然の中で静かに暮らしていた。しかしユルの双子の妹のアサは、何故か村の奥にある牢の中で「おつとめ」を果たしているという。それはまるで幽閉されているかのように…。穏やかな村に浮かぶ不自然な謎、この村に隠された秘密とは一体…!?未曾有のツガイバトルここに開幕!!

  • 初めは架空の世界かと思ったら現代日本じゃん!びっくり~。相変わらずお話しにスピード感があってあっという間に状況が変わってしまう。このお話しの設定はどのくらい決まっているのだろうか?
  • ツガイが何なのか、双子はなぜ引き離されたのか、自称アサはなぜ村人を殺したのか。とにかく謎だらけで先が楽しみすぎる。
  • 最初は『ランド』っぽい話かと思ったが、「ツガイ」という要するにスタンドというか使い魔のような存在を使役してバトルするのがメインになるようだ。

第16位「住みにごり」

僕の実家には怪物たちが住んでいる。29歳、夏。会社から長めの休みをもらった僕は、久しぶりに実家に帰省した。住んでいたのは父母、姉、そして35歳、無業無言の兄だった…。これは変な家族なのか?それとも家族は変なのか?新ホームドラマ、登場!

第17位「ようきなやつら」

妖怪を使って、様々なテーマ(男女のすれ違い、差別と排他性、女性への性犯罪等々)を扱った短編集。日本漫画界になんとなく纏わりついている、「こういうテーマは避けよう」的な息苦しい空気。それに新しい風をもたらすのが、この「ようきなやつら」。

第18位「鍋に弾丸を受けながら」

50000点の美味を求めて世界各地の危険地帯に赴くのは…二次元の過剰摂取により自分はおろか周囲すべての人間が美少女に見えてしまう人だった!?現地の怪しくも魅惑的な料理の数々を堪能しまくるノンフィクション&カオス&ハードグルメリポートコミック!

  • 飯がとにかく旨そうで行ってみたくなる。しかし、アメリカ料理はどれもカロリーが壊れてる。死にたいのか…?
  •  「危険な地域の飯は旨い」実力派グルメ漫画であり、また各地の治安や死生観を書く旅物としての側面を持つ。
  • 良い。ちょこちょこ読んでて良いなと思ってたけどやっぱ良いなこれ。旅漫画的な良さなのかな、「生きてる魚は死んだ魚より価値がある」って言葉とその補足がよかったな。

第18位「ひらやすみ」

心救われる、もらった平屋モラトリアム。 生田ヒロト、29歳、フリーター。定職なし、恋人なし、普通ならあるはずの?将来の不安も一切ない、お気楽な自由人です。そんな彼は、人柄のよさだけで、仲良くなった近所のおばあちゃん・和田はなえさんから、タダで一戸建ての平屋を譲り受けることに

第20位「ゴールデンカムイ」

相棒、未来、誇り、同胞、家族、祝福、弔い、武士道。冒険・歴史・文化・狩猟グルメ・ホラー・GAG&LOVE! 全て生かした感情闇鍋ウエスタン大団円。

  • 登場人物が多いのに一人ひとりのキャラが立っていたので、途中迷子にならずに最後まで楽しむことができたのは見事。
  • 主要なキャラクターがどんどん居なくなっていって寂しかった。
  •  いやまじで最終巻は今年僕が読んだ書籍ランキング上位確実な 傑作なのです。

オンナ編

第1位「天幕のジャードゥーガル」

後宮では賢さこそが美しさ。13世紀、地上最強の大帝国「モンゴル帝国」の捕虜となり、後宮に仕えることになった女・ファーティマは、当時世界最高レベルの医療技術や科学知識を誇るイランの出身。その知識と知恵を持ち、自分の才能を発揮できる世界を求めていたファーティマは、第2代皇帝・オゴタイの第6夫人でモンゴル帝国に複雑な思いを抱く女・ドレゲネと出会う──。歴史マンガの麒麟児・トマトスープが紡ぐ、大帝国を揺るがす女ふたりのモンゴル後宮譚!

  • なんとなく手塚治虫の作品を思い出すような絵柄のおかげで虐殺シーンが凄惨に見えないだけで、物語りとしては充分に血なまぐさい。
  • モンゴル帝国勃興期の後宮で奴隷として働くことになった女性が主人公とは。最近のマンガの世界の広さは留まることを知らないところがあるな。
  • 物語はまだ序盤だけれども今後がとても楽しみ。そして相変わらず絵が可愛い。

第2位「ジーンブライド」

クソみたいな世界でもがく私たちのクソみたいな毎日を知っている「私たち」がこの中にいる。】女であるゆえの生きづらさに、日々新鮮に絶望する諫早依知(30)。仕事相手からのセクハラにも、変質者との遭遇にも飽き飽きだ。 …

  • 女性特有の生きづらさを抱えた主人公が学生時代に起こった事件とその後、今は会えない友達の姿に迫っていく話かと思いきや。思いきや!ラストでそんなことある!?
  • ここまで心がざわざわして、1巻のオチでそのざわざわがおかしな方向にぶっとんだ作品は初めて。いや、いい意味でも悪い意味でも目が離せない。
  • 日常生活のなかでおこる様々なストレス、ジェンダー、SF作品としてどうやって楽しませながらフェミニズムを届けてくれるのか楽しみな作品です。

第3位「まじめな会社員」

菊池あみ子、30歳。契約社員。彼氏は5年いない。いろんな生き方が提示される時代とはいえ、結婚せずにいる自分へ向けられる世間の厳しい目を、勝手に意識せずにはいられない。それでもコツコツと自分なりに築いてきた人間関係が、コロナで急に失われたら…!?

第4位「女の子がいる場所は」

「わたしたちは結婚しないと生きていけないの?」
一夫多妻が認められているサウジアラビアに暮らす10歳の少女サルマ。同級生の姉は、顔も見たことのない8つ年上の人と結婚する。外ではヴェールが必要で、大好きだったサッカーはもうできない。モロッコ、インド、アフガニスタン、そして日本……国も宗教も文化も違う10歳の少女たちの物語。

  • ジェンダーバイアスは様々なメディアで問題視されるようになったが、こんなふうに社会の内側から子どもの目を通して見た創作作品は珍しいのでは。作者に敬意を表す。
  • 読んでいて胸が苦しくなるけど、素晴らしい本だった。日本編のおばあちゃんの言動リアルで辛い。悪気無く、本気でそう思ってる所が。女性の地位が本当にとんでもない国や地域も未だあり、なんとか変わっていって欲しいと願う。
  • 長い間、我慢してきたのだろうか。これでいいとあきらめていたのだろうか。でも時代は、誰でも公平、平等であることを教えてくれている。

第5位「星旅少年」

「人はまだどこかで起きている」静かな夜を旅するような、青が沁みるSFファンタジーコミックある宇宙、人は「トビアスの木」の毒によって「覚めない眠り」につきはじめていた。そして、ほとんどの住民が眠ってしまった星は「まどろみの星」と呼ばれた。

第6位「海が走るエンドロール」

インフルエンサーのsoraが、うみ子と同じ大学に入学。映画監督を目指すsoraの「泥啜っても血反吐吐いても監督になりたいんやろ?」との一言に心をかき乱されるうみ子と海。「監督になる」ということに本気で向き合うことになったうみ子たち。荒れる“ふたりの海”に凪は訪れるの……!?

第7位「ブスなんて言わないで」

ルッキズムは、彼女たちがぶっ潰す――!『美人が婚活してみたら』の著者が描く、反ルッキズム×シスターフッドの物語!「ブス」と言われ、学生時代にいじめられていた知子。大人になった彼女は、自分をいじめていた“美人”の同級生・梨花が美容家として成功していることを知り、怒りに震える。知子は、梨花への復讐を決意する――。

  • あまりにも良い。痛いとこちゃんと考えなきゃいけんとこ全てついてくる。絵もきれい。続き早く読みたい。
  • 最高。こういうのが読みたかった。ちゃんと両者の視点から両者の考えや悩みを真剣に描写しててすごく良い。
  • 本屋さんでこの漫画を見かけて手にする時、少し躊躇いました。ただ「ブス」を笑いものにしてるだけの漫画だったらイヤだな、と。でもそんなことはありませんでした。おもしろいし、ちょっとしんみりもする。

第8位「太陽よりも眩しい星」

離れても君は、ずっと輝いてる――…。きらめく初恋ストーリー! 岩田朔英(いわたさえ)は平均より頑丈な女子。か弱くて助けていた神城光輝に片想いしていたけど、背が伸びて人気者になった彼はすっかり遠い存在に。そんな中、中学最後の体育祭で一緒になり、初恋は動き出して…?

第9位「多聞くん今どっち!?」

木下うたげは大人気アイドル・F/ACE(フェイス)の福原多聞くんを推している高校生。ある日バイトで向かった先が、なんと多聞くんの家だった!しかも、多聞くんの本性はセクシー&ワイルドなアイドル姿とは真逆の、ジメジメ陰キャで…?自己肯定感が低い彼を、全力でサポートすることに!

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第10位「わたしたちは無痛恋愛がしたい」

この世界で「痛みのない人間関係」なんて築けるのか――?
鍵をかけたSNS=鍵垢でしか本音を吐露できない主人公・みなみ。”星屑男子”(顔のいいクズ)に雑に扱われたり、街中で人にわざとぶつかられたり、「女」の役割を押し付けられたり……この世界って何なの? と思いながら、SNSの鍵垢に本音を投稿する日々。そんな彼女の前に一人の年上男性――”フェミおじさん”が現れる!

「うるわし宵の月」

滝口宵は、容姿端麗・スマートなふるまいで「王子」と呼ばれる女子。少女漫画のヒーローみたい、と憧れられていることに複雑な思いを抱いていた。そんなとき突然出会ったのは、同じく「王子」と呼ばれる一つ上の男子、市村先輩。 

「花四段といっしょ」

花つみれ四段は雑念に惑わされがちな将棋のプロ棋士。
勝負の最中といえど昼食、着メロ、YouTubeなど、いろいろなことが気になってしまうのだった……。

第13位「恋じゃねえから」

40歳の主婦・茜は、ある日、中学時代に通った学習塾の講師・今井が彫刻家になったことを知る。彼が発表した「少女像」は、かつての親友・紫の姿によく似ていた。蘇る26年前の記憶、封印していた1枚の写真。そして私の犯した罪と願い。過去をひもとく現在の3人の運命が動き出す――。

第14位「あの子の子ども」

福(さち)は幼なじみの宝(たから)と交際中の女子高生。ある日、福は自分の身体に異変が起きていることに気付く。実は数日前に避妊に失敗していた2人は…!?

第15位「マダムたちのルームシェア」

 夜更けの花札、お気に入りを持ち寄ってパジャマパーティー、おうちで喫茶店ごっこetc… マダムたちのルームシェアライフは今日も楽しいことでいっぱい。 描きおろしも充実の40p超え。 3人でルームシェアを始めた頃が描かれます。

第15位「ややこしい蜜柑たち」

親友(女)に執着して彼氏を寝取ってしまった迷走女をとりまく三角関係ラブストーリー。

第17位「ふつつかな悪女ではございますが 〜宮蝶鼠とりかえ伝〜」

『殿下の胡蝶』と謳われる黄家(こうけ)の雛女(ひめ)・玲琳(れいりん)は、宮中一の嫌われ者である朱家(しゅけ)の雛女(ひめ)・慧月(けいげつ)の手にかかり、互いの身体を入れ替えられてしまった。

第18位「フアッション!!」

ファッション業界に憧れて上京した新道開、妻と子どもと東京で3人で暮らしている。今でもガチのファッションオタクで、東京コレクションに通い、後輩のセレクトショップのバイヤーもしているが、テレビの電飾がメインの仕事。ある日、熱くてものづくりに真摯な希望に燃えた若者に出会ってしまう。

第17位「真綿の檻」

古風で地味でおとなしそうな女性…それが榛花の印象。幼い頃から親の手伝いばかり、結婚してからは夫に尽くす毎日。そんなある日、母が負傷し介護を要求されることに。反発する夫に、榛花の親は「離婚して帰ってこい」と榛花に告げる。しかし、それに榛花が返した言葉は、あまりにも予想外で強烈なものだった…!!

第20位「初恋、ざらり」

上戸有紗は、「コレ」でしか役に立てないと、求めてきた男性につい体を許してしまう。
軽度の知的障害をもつ自分に自信が持てない有紗は、優しくしてくれるバイト先の社員・岡村さんが気になり始めて・・・。不安定な二人の行き先から目を離せなくなる、切なくも愛おしい恋のものがたり。

  • 最初は作品に流れる時間や表現が自分に合わなくて困ったが、慣れてみると「純愛+マイノリティ+人の尊厳」と言う、実に真っ当なテーマを正面から取り上げている作品であることが分った。
  • 発達障害の方を身近に感じる環境でもあり、とてもリアリティを感じる。賛否両論あっていいと思います。じんわりと心を抉るような表現。凄みを感じます。
  • これを読む方々は是非、身近にこういった目に見えにくい困難を抱えた人がもしいたら? 気づいてないだけでいるんじゃないか? いたんじゃないか?と想像しながら是非読んでみて下さい。

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