【2023】 このマンガがすごい ! ランキング入り 候補作品予想

その年に最も注目された漫画はどれだ。宝島社が発表する、各界の漫画好きが本音で選んだその年の”すごいマンガ”ランキング書籍「 このマンガがすごい !」が今年も12月に発売されます。ランキングに選ばれそうな作品を予想しました。

タコピーの原罪

ハッピーを広めるため来訪したハッピー星人タコピーは、小学4年生の女子児童久世しずかに窮地を救われる。その礼としてタコピーは、複雑な環境下で笑顔を失った彼女を幸せにするべく、ハッピー星に伝わる様々な「ハッピー道具」で問題解決を図ろうとするが・・・。

  • 果てしなく明るくてバカな宇宙人タコピーが地球人の女の子しずかをハッピーにするために奮闘する物語。 しずかの現状がつらすぎ。
  • この作品に対して細かい設定とか行動へのツッコミは一切不要。 ただただ無垢で無力で幸せだけを願う存在の「原罪」とその存在の死による「救済」を目の当たりにしてほしい。
  • この感想を入力しようとしてSimejiで「たこぴー」と打ったら、変換候補に「仲直りするっピ!」と出てきた。軽く絶望した。

さよなら絵梨

私が死ぬまでを撮ってほしい――病の母の願いで始まった優太の映画制作。母の死後、自殺しようとした優太は謎の美少女・絵梨と出会う。2人は共同で映画を作り始めるが、絵梨はある秘密を抱えていた…。

    • 事実と創作の線引きが曖昧で、いい意味で混乱し、最終的にエクスプロージョンする尖ったマンガ。。全部を説明しないのって良いよね。

    • 感情が揺さぶられる作品は良い作品。あまりに揺さぶられるので一気に読み切ることが出来ず、何回か手を止めてしまった。

    • こういう作品をすごい画力で描いてくれる漫画家が同時代にいてくれることがとても嬉しいし、幸せだなあと思う。

スーパーの裏でヤニ吸うふたり

社畜街道をひた走る、くたびれ中年男性の佐々木。彼のひそやかな癒しといえば、日ごろから愛煙する煙草と、行きつけのスーパーで働く女性店員 山田さんのにこやかな接客くらい。仕事に疲れたある夜、癒しを求めてスーパーに向かうが、目当ての山田さんはおらず、今どき煙草を吸える場所もなし…。意気消沈した佐々木に「ここなら吸える」と声をかけてきたのは、すこし奇抜な服装をした田山という女性だった――。

    • 次にくるマンガ大賞2022 Webマンガ部門1位。 普通に面白かった~。納得。

    • 。家族でも恋人でも同僚でもない、友人ともちょっと違う、ささやかな時間に何気ない会話ができる相手がいるのは得難いです。夜読むのにいいマンガだと思います。

    • おじさん(40代)と若い女の子(24)が初々しい感じでやり取りしているのがホント尊くて、終始ニヤニヤしっぱなしでした。

    • 本屋さんで見つけて即買い。息子も読みたかったらしく、買って正解。癒しがあれば頑張れる。佐々木さん、可愛すぎです。

古オタクの恋わずらい

2021年、42歳となった佐東恵は、オタクファッションに身を包んで、恥ずかしがることなく外出する娘を横目に、自らの青春時代を思い出す。そう、1995年、世間にはオタクに対する偏見と逆風が吹き荒れていたのだ!

    • 朝日ソノラマなどで育った古オタクとしては、 カミングアウトどころか、趣味を隠ぺいするのが常識でした。 懐かしさでいっぱいになる、暴走、妄想系の青春物語。 わかる人にはわかります。

    • この本に書いてあることは、かつて日本全国各所でオタクたちが実際に考えていたことだ。ただ、実際には、こんな恋愛的イベントなど全く起きず、ただただオタクを隠し、オタクだけがひっそり集まって自己を開放していたものだ。

    • 40代の母親の回想形式だが、作者同様、あの頃を知ってる者としては、いろいろ感じるものがあるなぁ。

古オタクの恋わずらい

税金で買った本

小学生ぶりに図書館に訪れたヤンキーな石平くん。その図書館で働く早瀬丸さんと白井くんに10年前借りた本を返却していないことを指摘される。その指摘をきっかけに図書館に通うようになるどころか働くことになる石平くんの図書館お仕事漫画。

    • ヤンキーの石平くんがだんだん図書館になじんでいくのが面白い。こういう子が読書の楽しさを知ってくれるのは、嬉しいなあ。

    • 図書館を利用するお客さんとその家族の人間関係を描いた作品でした。図書館の税金で買った本とはいえ、誰かから借りた本をしおり代わりにちぎったりマーカー引いたりって非常識なことする人もいるんだなと驚き。

    • 今まで読んだ図書館のお仕事本にはないキリクチで、新しいなぁ!と思った。おもしろい。

光が死んだ夏

ある集落で暮らす少年、よしきと光。同い年の2人はずっと一緒に育ってきた。
しかしある日、よしきが光だと思っていたものは別のナニカにすり替わっていたことに確信を持ってしまう。それでも、一緒にいたい。友人の姿をしたナニカとの、いつも通りの日々が始まる。時を同じくして、集落では様々な事件が起こっていき――。

    • ホラーなライトBLといえばいいのか。他にない感じの雰囲気がとても楽しい。そして怖い。続きも楽しみだ。

    • ちょっと捻りが加わったホラー。村で次々起こる不気味な事件、光の言葉の端々に見え隠れする人間とは違う部分、非日常が日常になっていくよしきの混乱した様子に惹かれます。

    • 怖い怖い怖い怖い…大切な友人が得体の知れない“何か”にすり替わっている。姿形は確かに友人なのだが…。それでも失うよりはましだ。

言葉の獣

言葉を<獣>の姿で見ることができる共感覚の持ち主・東雲と、詩に強い関心を持つクラスメイト・やっけん。二人はふとしたきっかけから、東雲の持つ“ある目的”の為に協力し合うことに。東雲が<生息地>と呼ぶ場所に獣たちは棲んでいるらしい。言葉の扱われ方によって変化するその場所で、二人は様々な<獣>に出会っていく…。

    •  どこまでも視覚的な観点から「言葉」を真摯に追求する姿が興味深い。物を書く人間としての矜持を刺激される。

    • ファンタジー要素たっぷりのこのコミックだが、言葉の獣が本当に美しい。「頑張れ」「誹謗中傷」からtwitterの世界、谷川俊太郎の『生きる』など、扱うテーマもなるほどと思うもので、なかなか興味深い。

    • 言葉が時として人によく刺さるのは、こうやって具体的に獣の形を保っているからなのだなと思った。我々には見えていないけれど、でも美しい言葉は美しいと感じることができる。

黄泉のツガイ

山奥の小さな村落に住む少年のユルは、野鳥を狩り、大自然の中で静かに暮らしていた。しかしユルの双子の妹のアサは、何故か村の奥にある牢の中で「おつとめ」を果たしているという。それはまるで幽閉されているかのように…。穏やかな村に浮かぶ不自然な謎、この村に隠された秘密とは一体…!?未曾有のツガイバトルここに開幕!!

    • 初めは架空の世界かと思ったら現代日本じゃん!びっくり~。相変わらずお話しにスピード感があってあっという間に状況が変わってしまう。このお話しの設定はどのくらい決まっているのだろうか?

    • ツガイが何なのか、双子はなぜ引き離されたのか、自称アサはなぜ村人を殺したのか。とにかく謎だらけで先が楽しみすぎる。

    • 最初は『ランド』っぽい話かと思ったが、「ツガイ」という要するにスタンドというか使い魔のような存在を使役してバトルするのがメインになるようだ。

鍋に弾丸を受けながら

50000点の美味を求めて世界各地の危険地帯に赴くのは…二次元の過剰摂取により自分はおろか周囲すべての人間が美少女に見えてしまう人だった!?現地の怪しくも魅惑的な料理の数々を堪能しまくるノンフィクション&カオス&ハードグルメリポートコミック!

    • 飯がとにかく旨そうで行ってみたくなる。しかし、アメリカ料理はどれもカロリーが壊れてる。死にたいのか…?

    •  「危険な地域の飯は旨い」実力派グルメ漫画であり、また各地の治安や死生観を書く旅物としての側面を持つ。

    • 良い。ちょこちょこ読んでて良いなと思ってたけどやっぱ良いなこれ。旅漫画的な良さなのかな、「生きてる魚は死んだ魚より価値がある」って言葉とその補足がよかったな。

ブスなんて言わないで

ルッキズムは、彼女たちがぶっ潰す――!『美人が婚活してみたら』の著者が描く、反ルッキズム×シスターフッドの物語!「ブス」と言われ、学生時代にいじめられていた知子。大人になった彼女は、自分をいじめていた“美人”の同級生・梨花が美容家として成功していることを知り、怒りに震える。知子は、梨花への復讐を決意する――。

    • あまりにも良い。痛いとこちゃんと考えなきゃいけんとこ全てついてくる。絵もきれい。続き早く読みたい。

    • 最高。こういうのが読みたかった。ちゃんと両者の視点から両者の考えや悩みを真剣に描写しててすごく良い。

    • 本屋さんでこの漫画を見かけて手にする時、少し躊躇いました。ただ「ブス」を笑いものにしてるだけの漫画だったらイヤだな、と。でもそんなことはありませんでした。おもしろいし、ちょっとしんみりもする。

日本三國

この国を、再統一する――文明崩壊後の近未来、再び戦国時代と化した日本を再統一すべく一人の青年が立ち上がった。名は三角青輝。後に奇才軍師と称される彼の伝説が、いま始まる!!

    • この壮大な物語が始まろうとする導入としては完璧。帯ありと帯なしで印象ががらりと変わる表紙も申し分ない。

    • 買って正解。今年22年の色々な賞に入るんじゃないかな〜。巻末の架空年表から設定の作り込みが伺えて今後の展開が楽しみ。

    • 日本版現代三國志的なやつ。出だしから面白いけどこのクオリティが続けれるのかちょっと心配。続けれたら名作になりそうな予感。

みなそこにて

「でも平気だよ わたし人間たべないよ」。“人喰い人魚”の古い民話が残る田舎町で、永遠の孤独を生きる人魚“千年さん”。彼女にも、かつては人間の親友がいた。この世界で2人だけは分かり合えると思っていたのに——。生ぬるい泥濘のような町で、生きづらさを抱えた人々を描く【孤独な人魚×少女たち】のミステリアス異類譚、

    • 絵柄と雰囲気に惹かれて購入。帯の紙質とかカバー装丁も好み。じめっとした雰囲気でぞわぞわと違和感が纏わりついてくる。

    • 登場人物は少女だけで過激なグロテスクさなど微塵もないのに読んでいてなんともいえない不気味さが常につきまとう上質なホラー作品でした!

    • 人魚と関わる少女たちが入れ替わるオムニバスのような作りで、どう考えても異物なのに受け入れてて怖い。と思ったら無視したり人魚に変化していったり人を食う?と、ふわふわした掴みきれない気持ち悪さがある。タイトルがまた意味深。

ポラリスは消えない

「好き」を忘れた薄情なあなたへ薄情だ。「神さま」を忘れるなんて――。「推し」を失った少女・ミズウミは今日も死んだアイドルに扮して、世間を欺く。拒絶と信仰の狭間で熱狂する人々。純粋すぎる少女の想いは、しだいに周囲の人間をも呑み込んでいく――。

    • “大切な誰かを喪ったショックで自分がその誰かになる”っていうのはとんでもなく好きなシチュエーションなので非常に続きが楽しみ。

    • 死んだり、引退した偶像は忘れ去られて然るべき存在なのか否か。刹那でコンテンツが消費されていく世界の中で永遠を目指すことの是非についての話。

    • 『かけがえのない「推し」がいる全ての人に今一番届けたいエンタメ‼︎』という言葉に偽りはないように思う。興味がある方はぜひチェックしてみてほしい。

音盤紀行

祖父の遺したレコードの秘密、禁制のポップ音楽を扱う地下レコード店、近未来のダイナーにおかれた古びたジュークボックス。レコードに込められた記憶と想いを辿る短篇集。

    • 薀蓄と答え合わせが満載なマニアック作品かと思っていたら、割と普遍的でしみじみとした人情&冒険的エピソードが五篇。

    • レコード好きが描いた、レコードの漫画。決まった主役はいない。狂言回しもいないオムニバスは珍しいなぁ。敢えて言うなら、レコードが主役。

    • レコード好きはみんな読むべき!最高!

ジーンブライド

女であるゆえの生きづらさに、日々新鮮に絶望する諫早依知(30)。 そんな彼女の元へ、元同級生の正木蒔人が突然会いに来た。15年前の出来事の礼に来たと言う彼を依知は警戒するが、独特なペースで生きる蒔人は依知を全くおびやかさない。依知の護身のための奇抜な解決策を蒔人が提案したり、イレギュラーな事態に弱い蒔人の探しものを依知が手伝ったり。凸凹なふたりは互いに助け合う仲になっていき……?

    • 女性特有の生きづらさを抱えた主人公が学生時代に起こった事件とその後、今は会えない友達の姿に迫っていく話かと思いきや。思いきや!ラストでそんなことある!?

    • ここまで心がざわざわして、1巻のオチでそのざわざわがおかしな方向にぶっとんだ作品は初めて。いや、いい意味でも悪い意味でも目が離せない。

    • 日常生活のなかでおこる様々なストレス、ジェンダー、SF作品としてどうやって楽しませながらフェミニズムを届けてくれるのか楽しみな作品です。

ゴールデンカムイ

これ描いて死ね

チ。 地球の運動について

生活保護特区を出よ。

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