【5月の新刊】注目の 海外ミステリー 小説選|話題作を一挙紹介!

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 注目の 海外ミステリー 小説を書きます。※本ページにはPRが含まれます

『雪山書店と愛書家殺し: クリスティ書店の事件簿』アン・クレア 2025年05月30日 

美しい雪山の書店、ブック・シャレーを切り盛りするエリーと姉のメグは、いとこが始めた結婚仲介業のモニターをしぶしぶ引き受けることになった。本好きと本好きを、本の好みをもとに結びつける――そんな趣向の図書館デートの翌日、火かき棒で殴り殺されたメグのデート相手が発見される。事件前夜、被害者宅を訪ねたメグに疑いの目が注がれるなか、麓の劇場では第二の事件が起き……。手がかりは、現場から消えたクリスティの戯曲『ねずみとり』の脚本? 謎と雪が降り積もる書店を舞台に、人間関係の糸が絡み合う、ミステリシリーズ第二弾!

『漂着物、または見捨てられたものたち』ルーシー・ウッド 2025年05月30日

※あらすじは登録されていません

『罠』キャサリン・R・ハワード 2025年05月28日 

アイルランドの片田舎。ウィックロー山脈付近の人気のない道路を、彼女はひとり歩いていた。そこへ男の運転する車が近づいてきて声をかける……。約一年前の深夜、ダブリンのパブを出たまま行方不明となった妹ニッキの行方を捜し続ける女性、ルーシー。妹の件だけでなく、この数年、アイルランドでは不可解な失踪事件が続いていた。進展のない警察の捜査にしびれを切らしたルーシーは、危険をかえりみず独自に拉致犯を突き止めようと決意するのだった――。『ナッシング・マン』、『56日間』と、斬新な構成の妙でつねにサスペンス小説の新潮流を作り出してきたアイルランドの女性作家が、幾重にも広がる結末を用意して仕掛ける最先端サスペンス!

『揺れる輪郭』グレアム・マクレー・バーネット 2025年05月22日 

60年代ロンドンで異端児と呼ばれた精神科医。彼の伝記を書く作家宛てに、ある女性の日記が届く。そこには、姉の自殺と精神科医の治療の関連を疑い、真相を明らかにすべく偽名で治療を受けた女が次第に我を失っていく様が描かれ──。ブッカー賞候補の実験小説

『金庫破りの謎解き旅行』アシュリー・ウィーヴァー 2025年05月12日 

金庫破りのエリーは、陸軍のラムゼイ少佐から、国家のための極秘任務として北部のサンダーランドまで旅をするように指示される。翌日現地に到着したエリーは、何者かに背後からぶつかられてトラックに轢かれそうに。親切な男性に助けられるが、下宿屋に入った直後、その男性が前の道路で倒れて死んでしまう。この不審な死は偶然? 第二次大戦下のイギリスを舞台に、凄腕の女性金庫破りと堅物の青年少佐の謎解きを描く人気シリーズ最新刊!

『獄門橋』エイミー・チュア 2025年05月09日 

1944年、カリフォルニア。刑事サリバンは、大統領候補ウォルターが暗殺された事件を追いかけていた。やがて、同じホテルで10年前に少女が不審な死を遂げていたと知る。サリバンは、政治的圧力を受けながらも名家の影に隠された衝撃の真相を突き止めるが……。

『覚悟』フェリックス・フランシス 2025年05月08日 

落馬事故で左手を失った元騎手シッド・ハレー。その不屈の意志で競馬界最高の調査員として名を馳せた彼は、6年前に命がけの仕事から引退し、現在は妻子とともに平穏な生活を送っていた。 だが競馬界の重鎮スチュアート卿から不正の疑惑のあるレースが頻発しているという相談を受ける。調査依頼を固辞したハレーだったが、翌朝、卿は変死を遂げた。自分は依頼を断るべきではなかったのか――? スチュワート卿の遺志を継ぎ、ハレーは卑劣な敵のひそむ闇に敢然と踏む込んでゆく。だが調査を阻止しようとする敵の魔手は彼の身辺に及ぶ……。名作『大穴』『利腕』『敵手』『再起』に登場した名キャラクター、シッド・ハレー登場。 英国スリラーを代表する伝説の名作、〈競馬シリーズ〉。日本でも著名人や作家はじめ多くの読者に愛されたディック・フランシスの名シリーズが、長らく執筆の協力を務めてきたフェリックス・フランシスの手でよみがえる。〈新・競馬シリーズ〉、ここに始動。