このミステリーがすごい! 海外ミステリー 10月新刊を徹底紹介

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 海外ミステリー 10月新刊を書きます。※本ページにはPRが含まれます

Contents
  1. このミステリーがすごい! 海外ミステリー 10月新刊を徹底紹介

このミステリーがすごい! 海外ミステリー 10月新刊を徹底紹介

消えた王冠は誰の手に ロンドン警視庁王室警護本部』ジェフリー・アーチャー

英国議会初日を前に、警視ウィリアム・ウォーウィックは気を引き締め直した。毎年、女王が開会スピーチの際に頭上に戴く王冠を、ふだん展示されているロンドン塔から議会まで最重警備で運ぶ責任者なのだ。だが今年はその至宝を奪うべく、ある男たちが周到な計画を企てていた。前代未聞の窃盗作戦、そしてウィリアムの仇敵の真の目的とは? 巧みな伏線で読者を唸らせる、稀代の作家のシリーズ最新刊!

小路の奥の死』エリー・グリフィス

ロンドンのマナーパーク校の同窓会で、下院議員が殺害された。被害者の友人は女優など個性的な有名人ばかり。だが警部ハービンダー・カーが現場に赴くと、部下の刑事キャシーも被害者と親しかったと判明する。捜査が始まると、被害者は「血を流す心臓(ブリーディング・ハート・ヤード)」と書かれた手紙を何通も受け取っており、21年前に起きたある生徒の死亡事故の目撃者だったことが明らかになるが……。巧みな伏線の妙を味わえる『見知らぬ人』の著者の傑作謎解き長編!

食卓にきた犬』クローディ・ウンジンガー

老いを意識し、創作への不安を抱える作家ソフィのもとに、モップのような毛並みの若い犬が現れる。信頼と愛情を向けてくる犬と森を歩き、自然と向き合う時間が、彼女に作家として、女性としての自分を見つめ直すきっかけをもたらした。フェミナ賞受賞の感動作

血痕の記憶』ジェニファー・コーディー・エプスタイン

19世紀パリ。記憶を失い精神病院に収容された少女と付添人の愛は、やがて恐るべき真実を暴く。エドガー賞最終候補の歴史ミステリ

花嫁に捧ぐレクイエム: イヴ&ローク60』J・D・ロブ

夏の嵐が過ぎ去った夜、独身最後の女子会で賑わうクラブで無残な他殺体が発見された。
被害者は数日後に挙式を控え、幸せの絶頂にいた女性。
婚約者へのサプライズを計画していた形跡から、彼女が信頼していた近しい人物の犯行とにらむイヴ。
だが、固い絆で結ばれた仲間うちに動機を持つ者は見当たらない――粘り強く聴取を続けるイヴの鋭い眼差しは、周到に”仮面”を張り付けた殺人者の顔を見抜き……。

十二支像を奪還せよ』グレース・D・リー

中国系アメリカ人のウィルは、美術史を専攻する大学生。ある日、中国人の資産家から驚愕の依頼を受けた。かつて英仏軍に盗まれた5つの美術品を奪還するというものだ。ウィルは、ハッカー、泥棒、詐欺師、ドライバー役の仲間とともに、世界中の美術館に向かう

侵蝕列車』サラ・ブルックス

1899年、北京発モスクワ行きの列車に乗りこんだ偽名の女マリヤ。異形の〈荒れ地〉と化したシベリアで列車に謎の少女が現れるが!?

虎口』フェリックス・フランシス

英国競馬の聖地、ニューマーケットで発生した厩舎火災。犠牲となった名馬の馬主の依頼で、危機管理コンサルタントの私が調査に派遣された。焼けた厩舎は高名な調教師一家のものだったが、カリスマ調教師だった父のもと、三人の息子たちがいがみあう地雷原のような一族であった。ほどなくして火災の焼け跡から人間の遺体が発見され、それは問題児として疎まれていた末の娘のものであると判明した。そしてさらなる死が。

母の嘘、娘の秘密』キンバリー・マクリート

クレオの母が台所に血だまりを残して失踪した。捜索を始めると母の本当の職業や父との因縁、過去の秘密が次々と明らかになり……