本好きが集うサイト『読書メーター』は何を読んだらいいか迷った時役立ちます。話題の作品は誰かが必ず読んでいて感想が記されているからです。読まれた本は読者の数をみればわかります。さて2020年話題になった作品が発表されました。
年間おすすめ本 総合ランキング
『読書メーター OF THE YEAR』は、2020年10月までの1年間に発売した書籍が対象です。おすすめ本に加え、特設サイトでは『人気シリーズランキング』『ライトノベルランキング』『その他 読み物ランキング』も公開されています。
2020年 年間ランキング 総合(文芸・小説)ほか部門別『読書メーター オブ・ザ・イヤー』 – 読書メーター
1.52ヘルツのクジラたち
「わたしは、あんたの誰にも届かない52ヘルツの声を聴くよ」自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。
孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会う時、新たな魂の物語が生まれる。
2.ザリガニの鳴くところ
大自然の中、たった一人で生きてきた少女カイア。彼女に殺人容疑の疑いがかかる。
3.コロナの時代の僕ら
コロナの時代、僕らは何を守りどう生きるのか。非常時のなかのローマで綴られたイタリア人作家のエッセイ。
4.木になった亜沙
生まれ変わったら甘い実をつけた木になりたい。誰かに食べさせたい。願いがかなって杉の木に転生した亜沙は、わりばしになって若者と出会う―。
5.雲を紡ぐ
壊れかけた家族は、もう一度、ひとつになれるのか?羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布」ホームスパンをめぐる親子三代の心の糸の物語。
6.まち
群馬県利根郡片品村で歩荷をしていた祖父に育てられた江藤瞬一。高校卒業とともに上京し、引越の日雇いバイトをしながら荒川沿いのアパートに住んで四年になる。そんなある日、突然祖父が東京にやって来ると言い…。じいちゃんが、父が、母が、身をもって教えてくれたこと。
7.発注いただきました!
「キャラメルが登場する小説」「人生の相棒をテーマにする短編」「ウイスキーにまつわる小説」「20を題材にした小説」など、短編小説十四本、エッセイ六本。普段は明かされることのない原稿依頼内容と、書き終えての自作解説も収録された一冊。十周年に合わせて依頼された新作小説も収録。
8.生命式
夫も食べてもらえると喜ぶと思うんで――死んだ人間を食べる新たな葬式を描く表題作のほか、村田沙耶香自身がセレクトした、脳そのものを揺さぶる12編。文学史上、最も危険な短編集!
9.少年と犬
傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった——。 犬を愛するすべての人に捧げる感涙作!
10.まほり
「まほり」とは何か?蛇の目紋に秘められた忌まわしき因習。膨大な史料から浮かび上がる恐るべき真実。『図書館の魔女』の著者が描く、初の長編ミステリ!
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 読書メーター を書きます。※本ページにはPRが含まれます