【選書】千街晶之が薦めるミステリー3冊

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

みなさんは「読みたい本が見つからない。本屋に行ってもどの本を選んだらいいかわからない!」と思った事はありませんか?

選ぶものが増えれば増えるほど、その中からものを選ぶのが難しくなることを「選択のパラドクス」というのだそうです。

選択のパラドックスとは「選択肢が多ければ多いほど、人は不幸を感じやすくなってしまう」という心理作用です。選ぶのが大変だと無力感を感じてしまうのです。

そんな時は選択肢を最初から絞ってしまうのが合理的です。目利きの読書家が選んだ本のリストに目を通し、面白そうだと思った本から手に留めようにしましょう。

巧妙な作中作

ミステリー評論家の千街晶之さんによると、今年刊行されたミステリーは作中作が出てくるものが目立ったといいます。

作中作という技術は作家の腕前が試される技法である反面、成功すると表現の幅が広がるものだとか。気になる作品をセレクトしました。

鶴屋南北の殺人

ロンドンで見つかった鶴屋南北の未発表作品をめぐる不可解な見立ての連続死、そして「南北の作品」自体に秘められた謎。芝居か現か、過去か現在か。時空を越え複雑に絡んだ謎に、森江春策が七転八倒解き明かしてゆく。

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7/3 Friday 読了。 . . 「ロンドンで見つかった鶴屋南北の未発表作品をめぐる不可解な見立ての連続死、そして『南北の作品』自体に秘められた謎。芝居か現か、過去か現在か。時空を越え複雑に絡んだ謎に、森江春策が七転八倒解き明かしてゆく」──毎年7月あたりから注目作(個人的)が多く刊行されている気がする。現在の読書ペースで追いかけるのは至難の業……どうしたもんかね🦉 . . #芦辺拓 #鶴屋南北の殺人 #森江春策シリーズ #小説 #推理小説 #本格ミステリ #読書 #読書記録 #読書時間 #読書生活 #読了 #新刊 #原書房 #ミステリーリーグ #mysteryleague #叢書

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君に読ませたいミステリがあるんだ

舞台は『放課後はミステリーとともに』の鯉ケ窪学園。高校に入学したばかりの僕は「第二文芸部」の部室に迷いこんでしまう。学園一の美少女(自称)である部長・水崎アンナは、自作のミステリ短編集を強引に僕に読ませるのだが――。

桜舞い散る季節に起きた『音楽室の殺人』、ハンドボール部員が襲われる『狙われた送球部員』、女子更衣室が舞台の『消えた制服女子の謎』……アンナがたくらむ大仕掛けを、僕は、そして君は見抜けるか!?

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東川篤哉先生の 『君に読ませたいミステリがあるんだ』への 🌈阿津川辰海さんの感想✨✨ ⬇️ 東川篤哉先生の『君に読ませたいミステリがあるんだ』読みました。粒よりの短編が揃う東川短編集の中から、時折、本格愛が横溢し、一から十まで油断ならない作品が現れることがあります。『放課後はミステリーとともに』『純喫茶「一服堂」の四季』等。本作はその系譜にある作品です。最高すぎる……! (承前)第二文芸部部長、水崎アンナが書いた連作ミステリを読まされる、という筋の連作短編集で、個々の短編のクオリティーもさることながら、各編ごとに語り手がアンナに「ここはちゃんと考えてるんですか?」ツッコミを入れていく、この""アマチュア創作あるある""がとにかく楽しい。 (承前)本作には今までの東川作品にはない青春の爽やかさと甘酸っぱさがありますが、この"アマチュア創作感"がその印象を高めているのだと思います。そんな青春模様に、油断していると足元をすくわれますが…… 個々の短編では構図のハマり方が気持ち良い「文芸部長と『狙われた送球部員』」が特に好き。 『君に読ませたいミステリがあるんだ』 大重版決定‼️ おめでとうございます㊗️ #東川篤哉 #君に読ませたいミステリがあるんだ #君ミス #大重版 #阿津川辰海の感想 #阿津川辰海の君ミス感想 #東川篤哉と阿津川辰海 #読書 #本 #本格ミステリ #新刊ハンター

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念入りに殺された男

フランスの田舎町でペンションを営むアレックスは、宿泊客としてやって来たゴングール賞作家のシャルル・ベリエに襲われ、抵抗した勢いで彼を殺してしまう。彼女は夫にも事情を隠してパリへ行き、殺人の隠蔽工作を始める…。
彼に「正しく」死んでもらうために画策するアレックスの運命は⁈

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愛する夫と二人の娘と幸せに暮らすアレックス。社交性不安障害を抱える彼女は人付き合いが苦手ではあるが、田舎町で細々とペンションを営んでいた。 ある日、そのペンションに大作家・ベリエがやってくる。周囲の人たちから逃れ執筆に集中するためという。 過去に作家を目指し、今も書き続けているアレックスと、それを応援する夫はベリエを歓迎するが、彼女の誕生日のサプライズパーティーの夜に、アレックスはベリエに襲われかけ、ベリエを殺してしまう。 正当防衛なのだし警察に、と考えた彼女だが、ふともしも正当防衛が認められなかったら?襲われた証拠は何もない。殺人罪で逮捕されたら?娘たちは、夫はどうなる?刑務所に入るなんて耐えられるわけがない。ならば、ベリエは別のどこかで別の誰かに殺されてもらおう。 そう考えたアレックスは家を出て別人になりすまし、ベリエが生きているように見せかけ、誰かを犯人に仕立て上げるべく画策する。彼女に待ち受ける運命は…? ミステリというより犯罪小説。 アレックスはベリエのアシスタントになりすまし、またベリエ本人にもなりすましてSNSに投稿したりメールやSMSに返事をしたり、小説の続きを書いたり。そしてベリエの周囲にいる妻や愛人やエージェント、友人から犯人に適した人物を見つけ出そうとする。 人付き合いが苦手で内向的なアレックスが、見た目を変えて全く違う人物になってあれこれと偽装するのがスリリングで面白い。そこに時々現れるアレックスの顔。 バレる要因の不用意な行為ややりすぎ感も出しつつ、冷静にそれをカバーするアレックスに目が離せません。 なかなか意外なエンディングを迎えるのも面白いし、なんとシリーズ化されるみたいで、犯罪小説の主人公がまた出てくるとか意外すぎる! ドキドキ感溢れる作品でした。 #念入りに殺された男 #エルザマルポ #sonautremort #elsamarpeau #ハヤカワポケットミステリ #早川書房 #読書 #読書記録 #ミステリー小説 #ミステリ好き #海外ミステリー #フランスミステリー

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