【2026年版予想】 このミステリーがすごい! 国内ミステリー 注目作品 10月新刊を徹底紹介

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 2026年版 このミステリーがすごい! 国内篇予想作品10月版 を書きます。

いやぁ、今年もこの季節がやってきました。

夏の猛暑がようやく過ぎ去り、夜に窓を開けても涼しい風が入ってくるようになったころ。ミステリーファンにとっての秋の恒例行事といえば――そう、「このミステリーがすごい!」のランキング予想です。

毎年12月の発表に向けて、「今年はどの作品が来るんだろう?」と本屋やSNSでソワソワしてしまう、この時間。わたしにとっては年末ジャンボよりワクワクする瞬間です。

さて、2026年版のエントリー期間は2024年10月から2025年9月まで。

今回はその幕開け、2024年10月に刊行された国内ミステリー11作品の中から、「これはランキング入りしてもおかしくない!」と思える注目作をまとめてご紹介します。

2026年版 このミステリーがすごい! 国内篇予想作品10月版

禁忌の子』 山口未桜

いや〜これはやられた!ラストに向かうほど「えっ、そんなことある!?」って心臓がドキドキしっぱなし。

登場人物の視点を通して「親と子の絆」って何だろうって考えさせられるんだけど、それがただの感動で終わらずに、怖さとか不安も一緒に迫ってくる。

読み終えたあと、「知ること」と「知らないままでいること」、どっちが幸せなんだろうって、ずーっと頭の中で反芻してました。

虚の伽藍』 月村了衛

もうね、読んでて息が詰まる!政治と権力、そして人の欲望がからみ合う中で、人間の弱さとか醜さがえぐられていく。

仏教界を舞台にしたノワール巨編です。真面目が取り柄の青年僧侶が悪に身を投じることで成り上がっていく第一部が痛快。

月村さんの文章って硬質なんだけど、だからこそ描かれる人間の生々しさがグサッと刺さるんですよ。ラストに近づくほど「これ以上どうなっちゃうの!?」ってページをめくる手が止まらなかった。

現代日本に生きる僕らにも直結してる怖さがあって、読み終えたあともしばらく背筋がゾワゾワしてました。

まず良識をみじん切りにします』 浅倉秋成

タイトルからしてぶっ飛んでるけど、中身も予想以上にクレイジー!

日常のワンシーンが不気味な非日常へと変貌していく短編5作品。いずれもそんなバカなと思うようなドタバタな展開が楽しいです。

だけどね、不思議と笑いながらゾクッとするんですよ。日常の中に潜んでる狂気をここまでユーモラスに、しかもリアルに描くのか!って感心しまくり。

読み終えたあと、「良識ってホントに必要?」っていう危ない問いを自分に投げかけられてる気がして、ちょっと怖くなりました。いや〜浅倉さん、やっぱ天才!

飽くなき地景』 荻堂顕

これは重厚!風景描写がただの背景じゃなくて、人間の心理そのものを映し出してる感じ。

ゼネコンの成長、街の開発、一家の離散など、この時代背景を綴った、戦後日本を舞台に繰り広げられる一族の愛憎を描いた大河ロマン。

読んでて「この場所に自分も立ってる」って錯覚するくらい臨場感があるんですよ。で、その中で繰り広げられる人間模様がまた苦しい…。

でもその苦しさがすごくリアルで、ページを閉じたあとも心に残る。まさにタイトル通り、「飽くなき」って言葉がしっくりくる体験でした。

遊廓島心中譚』 霜月流

妖しい!艶やか!もう、読んでる間ずっと異世界に連れていかれてました。

遊廓っていう閉ざされた空間の中で、愛と欲と裏切りが渦巻く…って言うとありがちな感じに聞こえるかもしれないけど、霜月さんの筆致は違う2024年乱歩賞受賞作品。

登場人物の感情がめちゃくちゃ濃くて、こっちまで熱に浮かされたみたいになるんです。

事件の推理よりむしろ愛について力点が置かれているため、それをミステリとして着地させる力業は意外性満点。なので、読み手にとっては好みが分かれそう。

読後感は決して軽くないけど、この濃密さはクセになる!

放課後ミステリクラブ 5 龍のすむ池事件』 知念実希人

うわ〜、楽しかった!小学生たちの探偵ごっこなんだけど、本格ミステリとしても手を抜いてない。

謎解きのワクワク感と、子どもたちの友情や成長が絶妙に絡み合ってて、読んでる自分まで放課後に戻った気分になれるんです。

ラストで「なるほど〜!」って膝を打ちながら、ちょっとジーンともして。子どもはもちろん、大人が読んでも胸が熱くなるシリーズです。

婚活マエストロ』 宮島未奈

いや〜これは笑ったし泣いた!

婚活ってテーマ、今や珍しくないんだけど、宮島さんはそこに温かさとユーモアを全力で吹き込んでくる。登場人物のひとりひとりが「いるいる!」って思えるリアルさで、しかもその人たちが不器用にぶつかり合う姿が最高に愛おしいんですよ。

結婚ってゴールじゃなくて通過点なんだなって、改めて感じさせられました。

天鬼越 蓮丈那智フィールドファイルV』 北森鴻・浅野里沙子

民俗学×ミステリの最強コンビ再び!いや〜待ってましたって感じですよ。

フィールドワークの描写がめちゃくちゃリアルで、読んでるうちに「自分も調査に同行してるんじゃないか」って気分になる。

そしてただの知識披露じゃなくて、人間のドラマとがっつり絡んでくるから熱い!知的好奇心をガンガン刺激されながら、最後はグッと胸をつかまれました。

夜更けより静かな場所』 岩井圭也

静かなんだけど、めちゃくちゃ重い…。岩井さんって、人間の弱さとか後悔を描かせたら天下一品だと思うんですよ。

この作品も、一見平穏に見える日常の裏側にある“言えなかったこと”“引きずり続ける思い”を丁寧に掘り下げていく。その静けさが逆に心に響いて、気づいたら涙がにじんでました。

こんな読書会あったら参加したい。読んだあと、自分の過去まで振り返らされるような余韻が残ります。

罪名、一万年愛す』 吉田修一

タイトルからして強烈なんだけど、中身も負けてない!

愛と罪がこんなに表裏一体で描かれるなんて…。大ヒット中の映画「国宝」を書き下ろした大作家・吉田さん独特の都会的でクールな筆致はSF風荒唐無稽。

なのに、読んでるこっちの心はどんどん熱くなるジャンル分けなんてどうでもよくなるくらい濃密な物語でした。

最後は見事な大どんでん返し。吉田修一版「火垂るの墓」。読み終えたあと、胸の奥にドスンと残る感情が忘れられません。

耳に棲むもの』 小川洋子

 補聴器のセールスマンだった父の骨壺から出てきた四つの耳の骨(カルテット)。 あたたかく、ときに禍々しく、 静かに光を放つようにつづられた珠玉の最新作品集。

「正確には骨ではありません。耳に棲んでいたものたち、と言ったらよいのでしょうか」ふわふわとしたファンタジーのような作品。

装画や挿絵が小説の世界観にピッタリ。癖になる気持ち悪さというか、ホラーって血とか幽霊とかじゃないんだなって改めて思いました。小川さんの描く「静かに侵食してくる異物感」、これが本当にゾワゾワしてくるんですよ。

日常がじわじわ壊れていく、その過程があまりに美しくて、読んでる自分がどこまで正気なのか不安になるくらい。読後はしばらく耳を澄ませるのが怖くなりました。

まとめ

こうして並べてみると、2024年10月刊行分だけでもすでに豊作すぎる。

医療サスペンスの衝撃から、仏教ノワール、奇妙な味、戦後大河、乱歩賞受賞作、子ども探偵シリーズ、大作家の涙腺崩壊ミステリまで。

ジャンルもテーマもバラエティに富みすぎていて、これはもう「どれがベスト10に入ってもおかしくない!」状態。

12月の発表まではまだ時間がありますが、いまから予想を立てて一冊一冊楽しんでおくのがミステリファンの醍醐味ですよね。

さて、みなさんはどの作品がランクインすると思いますか?

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