2024年1月の 海外ミステリー

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 海外ミステリー を書きます。

書店は本との出会いの場。しかし、新刊や旧作、ベストセラーと並んだ中からどんな作品を選んだらよいか悩む人も多いのではないでしょうか。

おすすめ海外ミステリーを月別にご紹介します。

2024年1月発行の海外ミステリー

2024年1月に発売された海外ミステリー小説をご紹介します。

「屍衣にポケットはない」ホレス・マッコイ

人口40万人の街コルトンの地方紙『タイムズ・ガゼット』でスポーツ担当記者として活躍するドーランは、真実の報道より広告収入を重視する新聞社に愛想を尽かし退社、自ら雑誌『コスモポライト』を創刊する。中絶手術に失敗し患者を殺した医師や、KKKまがいの人種差別組織を告発する記事を次々と発表することでジャーナリストとしての正義を貫き、多くの読者を獲得する。だが、ペンの力で巨悪に立ち向かおうとする彼にたいし、創刊当初から、古巣の新聞社からの圧力、資金難、告発された側の関係者による発売前の雑誌の強奪騒動など、さまざまな苦難が立ちはだかる――。 代表作『彼らは廃馬を撃つ』の翌々年1937年に発表。ヘミングウェイやフォークナーとも並び評される作家ホレス・マッコイが、真実のみを追究しようとする記者の孤高の死闘を描いた、幻のハードボイルド小説が、ここに甦る。

「レザー・デュークの秘密」

一文無しになった凸凹コンビが製革工場に就職! 出勤初日から殺人事件に遭遇し、“しぶしぶ”事件解決に乗り出すサム&ジョニー。そんな二人に忍び寄る怪しい影の正体とは……。命の危機に晒された二人の運命や如何に?

「奇妙な捕虜」

ドイツ人捕虜を翻弄する数奇な運命(さだめ)。謀略の飛行機事故や英国空軍パイロット射殺事件が見え隠れする中、〈奇妙な捕虜〉の過去が徐々に明かされていく……。

「三十九階段」ジョン・バカン

アフリカからロンドンに帰って来たリチャード・ハネーは退屈しきっていた。しかしふと知り合った男が殺されるにおよんで、ハネーはおそるべきスパイ団の大陰謀にまきこまれてしまった。世界大戦の一大危機を阻止する手がかりは、〈三十九階段〉ということばだけ……ハガード、ドイルとならぶイギリス冒険小説の雄、バカン不朽の代表作!

「飛蝗の農場」ジェレミー・ドロンフィールド

ヨークシャーの荒れ野で農場をいとなむキャロルの前に謎めいた男が現れた。一夜の宿を請われ断るの段を経て、不幸な経緯から、ショットガンで男に傷を負わせたキャロル。看護の心得のある彼女は応急処置をほどこしたが、意識を取り戻した男は、以前のことを何も覚えていないと言う。幻惑的な冒頭から忘れがたい結末まで、悪夢と戦慄が読者を震撼させる。驚嘆のデビュー長編。

「内なる罪と光」ジョアン・トンプキンス

幼馴染のダニエルを殺し、自殺したジョナ。二人に何があったのか……。悲しみに沈む町に現れた謎の少女は妊娠しているようだった

「火曜クラブ」アガサ・クリスティ

甥のレイモンドを筆頭に、前警視総監や画家などさまざまな職業の人々がミス・マープルの家に集っていた。一人の提案で各自が真相を知っている昔の事件を語り、その解決を推理しあうという“火曜クラブ”ができたが…静かな目立たない田舎の老婦人ミス・マープルが初めて驚異の推理力を披露した短篇13篇を収録。

「イギリス人の患者」マイケル・オンダーチェ

砂漠に墜落し燃え上がる飛行機から生き延びた男は顔も名前も失い、廃墟となった屋敷に辿り着いた。ひとり屋敷に残って男を看護する女性ハナは、彼の語る物語に惹かれていく。世界からとり残されたような場所にひとり、またひとりと訪れる、戦争の癒えぬ傷を負ったひとびと。それぞれの哀しみの源泉が美しい言葉で紡がれるとともに〈イギリス人の患者〉の秘密もまたゆるやかに、しかし抗いがたい必然性をもって解かれてゆく。英国最高の文学賞ブッカー賞、その歴史のなかで頂点に輝く至上の長編小説。

「悪い男」アーナルデュル・インドリダソン

レイキャヴィクのアパートの一室で、刃物で喉を切り裂かれた若い男の死体が発見された。男はレイプドラッグと言われるクスリを所持しており、どうやら酒に酔った女性にクスリを飲ませて意識を失わせレイプをしていた常習犯らしいことがわかる。被害者に復讐されたのか? 犯罪捜査官エーレンデュルが行方不明のなか、部下のエリンボルクは現場に落ちていた一枚のスカーフの香りを頼りに捜査を進める。北欧の巨人の人気シリーズ第7弾。

「プロヴァンス邸の殺人」

1930年。スイスで教師をするアタランテのもとに疎遠だった祖父の訃報 が届く。祖父は莫大な財産を孫娘に遺す代わりに、自分の“探偵業”を 継ぐようにと遺言を遺していた。かくして祖父のパリの屋敷に移り住んだ アタランテの前にさっそく依頼人が─名声ある伯爵との結婚を控えた その令嬢は誰かに脅迫されているらしく、披露宴が催される南仏の伯爵 邸へともに向かうことに。だが地所内で一人の男の死体が発見され……。

「トリプルチョコレート・チーズケーキが噂する」

犯人候補が多すぎる! 嫌われ者の殺人事件には、秘密がたっぷり詰まっていて……? 大人気お菓子探偵24弾! 横暴で嫌われ者のレイク・エデン町長。その日も夫を侮辱されたハ ンナの妹アンドリアの逆鱗に触れ、張り倒されるはめに。 ところが数時間後、ハンナの新作ケーキを手に謝罪に訪れたアンドリアが発見したのは、彼の死体だった! イースターの注文に大忙しのハンナも、妹のピンチを救うため調査を開始する。 けれど町長に恨みを持つ人物はあちこちにいて……史上最多の容疑者にハンナもお手上げ状態!?

「受験生は謎解きに向かない」ホリー・ジャクソン

高校生のピップにある招待状が届いた。試験休み中、友人宅で架空の殺人の犯人当てゲームが開催されるという。舞台は1924年、孤島に建つ大富豪の館で、参加者は同級生とその兄の7人。開始早々に、館の主が心臓を刺されて死亡しているのが発見される。勉強が気になって乗り気ではなかったピップだが、次第にゲームにのめり込んでいき……。ピップの明快な推理を堪能できる、爽やかで楽しい『自由研究には向かない殺人』前日譚!

「グリーン家殺人事件」ヴァン・ダイン

【創立70周年記念新訳出版】 ミステリ史に燦然と輝く 必読の名作が新訳で登場! グリーン一族を襲う惨劇に 探偵ファイロ・ヴァンスが挑む 【名作ミステリ新訳プロジェクト】発展を続けるニューヨークに孤絶して建つ、古色蒼然たるグリーン屋敷。そこに暮らす名門グリーン一族を惨劇が襲った。ある雪の夜、一族の長女が射殺され、三女が銃創を負った状態で発見されたのだ。物取りの犯行とも思われたが、さらに事件が発生し――。不可解な謎が横溢する難事件に挑む探偵ファイロ・ヴァンス。鬼気迫るストーリーと恐るべき真相で『僧正殺人事件』と並び称される不朽の名作が、新訳で登場!

「テラ・アルタの憎悪」ハビエル・セルカス

獄中でユゴーの『レ・ミゼラブル』と出会い、犯罪をやめ警察官となったメルチョールは、カタルーニャ州郊外の町テラ・アルタで、富豪夫妻殺人事件の捜査に当たる。夫妻は拷問の末に惨殺されていた。メルチョールは夫妻の事業には裏があることを直感するが……

まとめ