これは 泣ける ! 閲覧注意 小説 10選

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 泣ける を書きます。※本ページにはPRが含まれます

心揺さぶられる。鼻の奥がつーんとして泣ける。そんな物語に出逢いたいならこの本がおすすめです。

これは 泣ける ! 心揺さぶる小説 10選

「わたしの知る花」町田 そのこ

高校生の杏珠は絵描きの老人と出会う。彼は犯罪者だと町で噂される人物だった。その老人・葛城平は孤独死してしまう。謎だらけの人物と関わった人々の目を通して、過去から現在へと繋がる老人の「生きた証」としての縁を浮き彫りにしていく5章から成る連作長篇。

  • 「想う」気持ちが愛おしい。 感情を揺さぶられ、泣けた。 この本はずっと手元に置いておきたいな。
  • この作品に出会えてよかった、というくらい傑作!今年ベスト3に入ります。
  • 泣きながら、駆け抜けるように読んでしまった。もっとゆっくり読んでもよかった、と後になって思う。物語を彩るやさしいたちが、私心にずっと残っている。

「ぎょらん」町田 そのこ

人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。それを嚙み潰せば、死者の最期の願いがわかるのだという。地方都市の葬儀会社へ勤める元引きこもり青年・朱鷺は、ある理由から都市伝説 めいたこの珠の真相を調べ続けていた。「ぎょらん」をきっかけに交わり始める様々な生。死者への後悔を抱えた彼らに珠は何を告げるのか。傷ついた魂の再生を圧倒的筆力で描く7編の連作集。

  • 人が最期に残すものがあるとすれば、それはなんだろう。残された人は何を思うだろう。生と死が何度も交わる物語。
  • グイグイと引き込まれ、素晴らしい読後感を与えてくれます。近親者を亡くした人には、強くお勧めしたい作品です。
  • 10時間くらいぶっ通しで読んで泣きまくった。悲しみだけではなくて、残された人に生きていくパワーを与えてくれるような考えさせられる話だった。

「流浪の月」凪良 ゆう

少女更紗と大学生文。両親を失い、引き取られた叔母の家にかえりたくない更紗と、自身を女児愛好家だと信じようとする文が2ヶ月間一緒に過ごす。二人の間に生まれた絆は、世間から見れば「犯罪」で「症状」であり、理解してもらえない。そして再び出会った二人。運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。

  • 本当の優しさとは何か?文と更紗が、お互いを干渉することではなく、隣にいることを願うことだと気付かされた小説だ。
  • 言葉が出ない。あまりに素晴らしすぎた。何度も泣きそうになった。なぜか。主人公があまりに自由だからかもしれない。
  • 本当の優しさとは何だろう。 愛の形は何通りもある。 事実は人それぞれ。 手放した分楽になれる。

「かがみの孤城」辻村 深月

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。

  • 感動した 物語のトリック?は途中で予想がつきはしたけれど、そんなのどうでもいいくらい素敵な物語だった。
  • ストーリーの流れからの伏線回収、中学生のリアルと、ファンタジーでSF要素あるのに破綻していない…それぞれの背景が語られる部分は読んでいて苦しくもなるが、小中高生に読まれるべき本。
  • 先生の言葉に登場人物と同じように心が救われたり、ファンタジーものでありながらすぐそこにある現実でもあってその紙一重のリアリティーさに心揺さぶられまくり。

「遥かなる水の音」村山 由佳

若くして病で亡くなった周(あまね)の遺言でサハラに遺灰を撒くため、姉の緋沙子、ゲイのジャン=クロード、片思いの相手だった浩介とその恋人の結衣が旅をする物語。

  • 一風変わった集団は、死を乗り越え、生の意味を知る。ゆっくりと心に沁みてくる哀しいけど、温かい話。
  • 男とか女だとか枠を超えた愛の形に、最後の1ページは丸暗記したいくらい心に響いた。
  • 村山さんの本では珍しく、少し重たい内容ではあったけど、非常に心に染みたので、ぜひお勧めしたいです。

「ライオンのおやつ」小川 糸

人生の最後に食べたいおやつは何ですか――若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた――食べて、生きて、この世から旅立つ。すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。

  • 切ないというより、温かく、一日一日をちゃんと生き切ろう、という気持ちにしてくれるお話です。
  • 泣くポイントが多過ぎて大変でした。翌日の顔がすごいことになります。
  • 1人の登場人物のように自分がまだその話の中にいるような気がする。とても良い小説に出会えたと思います。

「八日目の蝉」角田 光代

不倫相手の赤ん坊を誘拐し、東京から名古屋、小豆島へ、女たちにかくまわれながら逃亡生活を送る希和子と、その娘として育てられた薫。偽りの母子の逃亡生活に光はさすのか、そして、薫のその後は――!? 極限の母性を描く、ノンストップ・サスペンス。

  • もっと早く読めばよかった。何度も魂が震えて素晴らしい体験だった。
  • いろんな思いがめぐって感想がまとまらないパターン。本を読んでるとたまにこういう本に出会ってしまいます。名作だと思う。
  • オーディブルで読了。 朗読者がとても上手い。第一章は常に逃げ続け、罪悪感と1日でも長くかおるといたいという思いの狭間が続く。とても暗く重く、哀しい。

「紙の動物園」ケン リュウ

香港で母さんと出会った父さんは、母さんをアメリカに連れ帰った。
泣き虫だったぼくに母さんが包装紙で作ってくれた折り紙の虎や水牛は、みな命を吹きこまれて生き生きと動きだした。魔法のような母さんの折り紙だけがずっとぼくの友達だった……。
ヒューゴー賞/ネビュラ賞/世界幻想文学大賞という史上初の3冠に輝いた表題作など、
第一短篇集である単行本版『紙の動物園』から7篇を収録した胸を打ち心を揺さぶる短篇集。

  • 1作目の「紙の動物園」で早速泣く。うっかり折り紙を買いに行きそうになる(鶴しか折れないくせに)可愛すぎる老虎ー!
  • SF作品と思って読み始めたら、思っていた以上にファンタジーだった。少し暖かくて、それだけに悲しみや痛みが際立つ作品。
  • 「とにかく悲しいSF」を書かせたら右に出る者がいない小説家だという印象。過去の戦争の背景にSFを自然に溶け込ませ、「奪われる側の人々」の悲哀や絶望を痛いほど繊細に描いていた。

「やさしい死神の飼い方」知念実希人

犬の姿を借り、地上のホスピスに左遷……もとい派遣された死神のレオ。戦時中の悲恋。洋館で起きた殺人事件。色彩を失った画家。死に直面する人間を未練から救うため、患者たちの過去の謎を解き明かしていくレオ。しかし、彼の行動は、現在のホスピスに思わぬ危機を引き起こしていた――。天然キャラの死神の奮闘と人間との交流に、心温まるハートフルミステリー。

  • 未練なく最期を迎えるにはどんな生き方をするべきか。人に優しく生きるとはどういうことなのか。そんな気持ちになれる一冊。
  • いずれにしてもこんな可愛い死神がいたら死ぬのが怖く無くなるかも。
  • ヒロインと死神のやり取りがなんか感動した。泣ける。なんかすごい小説だ。

「旅猫リポート」有川 ひろ

元野良猫のナナは交通事故にあったところを心優しい青年・悟に助けられ、5年間飼いとして幸せに暮らしてきた。 だが、とある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は、新しい飼い主を探すため、ナナと親友や初恋の人など大切な人たちを訪ねるに出る。

  • 何十年かぶりに読書をして泣いた。胸がいっぱいでそれしかいえないし、その一言だけで残すには十分だと思う。
  • こんなに心温まる物語に出逢えたのは久しぶりです。胸に残る一冊になりました。全ての猫好きの方々にお薦めしたい本です。
  • 泣けたなあ…ナナが旅のシーンを振り返るところ、ジーンとくる。うちのネコもこんな色々考えてるのかな。そうだと嬉しいな。

まとめ

Amazonには「Amazonチャージ」というサービスが用意されています。この「Amazonギフト券 チャージタイプ」に現金でチャージすると、Amazonポイントが還元されるのがポイント。
例えば、プライム会員が現金で1度に10万円チャージすると、2,500円相当のAmazonポイントが貯まります。さらにプライム会員は通常会員よりも還元率が高くなります。
Amazonチャージを使って本を買うとポイントが還元された分だけ実質的な値引きになります。
Amazonギフトカード チャージタイプ(直接アカウントに残高追加)
クレジットカードで決済するよりも、あらかじめ現金で「Amazonギフト券 チャージタイプ」でチャージしておく方がお得です。