
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。暇を見つけては書店のお手伝いをしてます。
新書コーナーで注目を集める本があります。
タイトルは「ドラえもんを本気でつくる」。作るといっても作者は漫画家ではなく新進気鋭のロボット研究者です。ではどうやって作るのでしょうか。
Contents
ドラえもんを本気でつくる

ドラえもんが登場したのは今から51年前。小学生低学年向けの学年誌に連載されたマンガの主人公でした。マンガを見て育った子どもも、今や第一線で活躍する大人です。
人と友達になれるロボット“ドラえもん”をつくりたい。そんな夢を持った人がいても不思議ではありません。本書は、本気でドラえもんづくりに取り組んだ科学者の奮戦記です。
ロボットの設計は高度な知識が必要です。ですから読む側も理系脳をフル回転させないとついていけないかと思いましたが、そこは奮戦記。
人とのかかわりや人間がもつ感情や心に注目した著者は、「人間」を徹底的に研究し行きました。その過程で出会った各分野のエキスパートや仲間たちが著者の夢に共感。著者はそ力を借りて、誰にも相手にされなかった夢を一歩ずつ現実に近づけていったのです。
研究はまだ道半ばですが、本気で夢に挑戦するとどこかのドアが少し開かれるという希望を感じさせられます。 新進気鋭の研究者が語る、人とロボットの未来論に注目です!
まとめ
研究者たちがひそかに声援を送っているところにも好感が持てます。ドラえもんに会える日が楽しみです。