【結果】読者が選ぶ ビジネス書グランプリ 2024

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 ビジネス書グランプリ を書きます。※本ページにはPRが含まれます

読者が選ぶ ビジネス書グランプリ 2024

「読者=ビジネスパーソン」が価値ある書籍を評価する「読者が選ぶビジネス書グランプリ」。総合グランプリ、イノベーション、政治・経済、リベラルアーツ、ビジネス実務の五部門からその年話題となった書籍が選ばれます。この記事では「総合グランプリ部門」のランキングを紹介します。

1「きみのお金は誰のため」田内 学

ある大雨の日、中学2年生の優斗は、ひょんなことで知り合った投資銀行勤務の七海とともに、
謎めいた屋敷へと入っていく。そこにはボスと呼ばれる大富豪が住んでおり、「この建物の本当の価値がわかる人に屋敷をわたす」と告げられる。その日からボスによる「お金の正体」と「社会のしくみ」についての講義が始まる。ミステリー小説形式で描かれた自己啓発本。

  • お金に関する実用書なのに、小説としても読めるという不思議な物語。
  • 「お金自体には価値がない」「お金が解決できる問題はない」「みんなでお金を貯めても意味がない」経済について、一つ一つ分かりやすくメンターが教えてもくれます。
  • 子供に向けた本なのかもしれないけど、大人の私の中でモヤモヤしていたお金の問題をわかりやすく教えてくれた。

2「世界一やさしい「才能」の見つけ方」八木 仁平

才能は「身につける」ものではなく、「見つける→活かす→育てる」ものなのです。オリジナルメソッド「自己理解プログラム」を開発した著者が、累計30万部を突破した前著『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』に続いて、『世界一やさしい「才能」の見つけ方』を伝授。本書の3ステップを実践するだけで、例外なく自分の才能を見つけられます。

  • 成功の秘訣は「やる気を出すこと」ではなく「やる気がなくてもできることを続けること」
  • 才能は息を吸ってはくようにできる長所であり、その長所を先に見つけてから短所を補う方法を考える。これが逆になるとメンタルを病んでしまう。
  • 「ついやってしまうこと」が才能だ。自分が無意識にやっていること、ほかの人にはそうではなくても、自分には苦にならないことを探していこう。
  • 自分の才能を見つけ、その才能にあったスキル・知識を身に付ければ、才能を自分の強みに変えることができる。

3「社会の変え方」泉房穂

明石市長を務めあげた泉房穂さん。兄弟賀障害を持って生まれたルーツもあり、弱者のいない社会、100%皆が幸せな社会を真剣に考え取り組んだ。予算編成や組織人事の権限を使いどう実現したのかがよくわかる1冊。

  • 世の中に対する怒りをベースに、政治家を志した人間の強さを感じた。
  •  政治は市民のためのもので、税金は市民から預けているもの。市民自身がそのことを忘れず、投票やSNSなど手段は何でもいいから声を上げることが大事だと改めて気づいた。

4「頭のいい人が話す前に考えていること」安達 裕哉

頭のよさは、話す前にどれだけ“立ち止まれるか”で決まります。「話し方」よりも大切な「思考の質の高め方」どれだけ考えても、伝わらなければ意味がない。でも、話し方のスキルだけでは、人の心は動かせない。コンサルで叩き込まれたのは、人の心を動かす、思考の「質」の高め方でした。本書は「頭のいい人」が何をどう考えているかを明確にし、誰でも思考の質を高め、「頭のいい人」になれる方法を伝授します。

  • 依頼が来たら単純に質問するのではなく、色んな仮説を立てることで実態を掘り起こせるようになる。またアドバイスをするよりも、一緒に問題解決を行うことで信頼関係が構築できる。
  • コミュニケーションは誰のためのものなのか、気にするべきことは口下手なことではない。ということに気づいた。
  • とにかく反応するな 怒っているときは頭が悪くなる。 おろかさを回避するための時間は6秒。 早い思考は感情先行。後から来る遅い思考は論理的な思考。 頭のいいひとほど、感情的な自分に自覚的になり、冷静になれる。

5「自分をよろこばせる習慣」田中 克成

本書は、本当の自分の幸せや、自分らしさを見つけたいと思っている、そんな方にピッタリな本です。「悦る習慣」、つまり<自分をよろこばせる習慣>は、人生が根底から変わるシンプルでドラマチックな方法です。本書では、人生が幸せになるための77個の「自分をよろこばせる習慣」を紹介していきます。今日からやってみたいこともあると思いますし、今すぐ取り組むには難しいこともあると思います。

  • 考え方って大事だな。自分で自分を悦らせて、人生を操縦していく感じ。良い循環が新たなご縁や仕事の成功にまで繋がる。確かにそうかも。
  • 中盤までは良くも悪くも予想通りの内容。どこかで聞いたような話が並んでいる。
  • 半分納得、半分ふーんという感じ。このテの本は、普段気づかないようなことを気づかせてくれるので、さらっと読む分には良い。

6「おとな六法」岡野武志,アトム法律事務所

他人の唐揚げにレモンをかけたら、犯罪ですか? デスノートに名前を書いたら犯罪ですか? 身近な疑問・ありえない質問にすべて答えます。私たちは生きているかぎり、法律と無関係でいられることはありません。私たちが日常生活で何気なくやっていることでも、じつは法に触れている可能性があります。本書はそんな法律を身近に感じてもらうために、一見バカバカしい質問に回答しています。とかく堅くなりがちな法律知識を、カジュアルにクスリと笑いながら学べます!「おとな六法」はコンプライアンスが厳しくなった世の中では必須の教養となるでしょう。一家に1冊は備えておきたい、「おとな」も「こども」も楽しめる六法です。

  • ゾンビを殺すと犯罪になるか、など変わった切り口から楽しく法律を学べる。内容が平易ですぐに読み切れるので良かったが、内容が浅い印象でもっと濃い・深い内容の解説を読みたかった。
  • 「法律がおもしろい!」と感じさせる1冊。最後は事務所の宣伝ではあったが、高卒フリーターを経ての弁護士さんとは!
  • 最高額は青天井。最高額になりやすいのは所得税法違反の時とのこと…確定申告はちゃんとしないとですね。

7「愛蔵版 ユダヤ人大富豪の教え」本田 健

刊行から20年。圧倒的ロング&ベストセラーが装いも新たに<愛蔵版>となって誕生!ある日本人青年が、アメリカ滞在中にひとりの老富豪と出会い、「幸せなお金持ちになる秘訣」を学んでいく――。作家・本田健の原点とも言える代表作『ユダヤ人大富豪の教え』は、2003年に刊行されて以来、世代を超えて読み継がれ、数多の人々の「お金観・仕事観・人生観」を変えてきました。

  • “夢を持つこと”を忘れていることに気づかされた。
  • 健さんの愛らしい人柄があって、大富豪に可愛がられ、アドバイスをもらえたんだろうなぁ。愛らしさ大事ですね。

8「温かいテクノロジー みらいみらいのはなし」林要(GROOVE X 創業者・CEO)

家族型ロボットLOVOTの開発者である林要氏による人間とAI、ロボットが、共生する未来を語った一冊。世界初の家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」造ったのは、人類とAIの新しい世界線。この本は、最先端の人工生命体「LOVOT」を題材にして、人間というメカニズムとぼくらの未来を知るための本です。ロボットを開発することは、人間を知ることでした。

  • ロボットに温かさを加えることで人はロボットを身近に感じとるようになるという部分は印象的でした 。
  • テクノロジーは誰かの「やってみた」によって進化を続ける、できないと思った瞬間にすべてが終わり、できると思った瞬間にすべてが始まる、との言葉の通り。
  • AIに対して感じていた不安が、この本を読むことで少し小さくなりました。

9「夢と金」西野 亮廣

――エンタメを作るだけでなく、自ら、それを展開するためのビジネスモデルのデザインまで行い、圧倒的な実績につなげている西野亮廣の頭の中とは?――西野亮廣の着眼点、発信力、行動力は、今や世界レベル。アメリカでの講演においても、質問が次々飛んでくるほどだ。
作品の創作だけでなく、ビジネスモデルのデザインまで考え、作り出し、動かし、数字を出していく西野亮廣の頭の中が、一冊の本に!

  • 言ってることはだいぶまとも。 情報商材のトップという感じで稼ぐための手法を教える本。
  • 商品を高く売りたいならファン心理を学べ。応援がどこから生まれるか科学しろ/知らないものに自分から近寄り、仮説・検証・実験を繰り返し、夢や人を助けるために必要なお金を集める手段を探せ。
  • ある一定の満足ラインを超えたら、機能よりも「人」重視になる。あの人から買おうと思わせる仕掛けやファンづくりを。

10「任せるコツ」山本 渉

「自分でやったほうが早い」「無責任」「仕事を押しつけている」といった理由で、部下に仕事を振らずに自分自身でこなしていませんか?
しかし、それは部下にとっても、リーダーである自分自身にとっても最大のパフォーマンスを発揮できない原因の一つです。著者自身が任せてこなかった失敗経験から、任せることの重要性と部下育成・成長、対応の仕方までをわかりやすく解説。
相手のことを考えた「正しい丸投げ」は、個人も組織も劇的に成長することができます。

  • 最近仕事で感じていることが全部言語化されていた。
  • 本書で重要と感じたのは、自分のコピーを作ろうとしないこと。他者と自分は強みが違うから、どうしても自分の劣化版になるからと。これは確かに陥りやすい罠だと感じた。
  •  仕事の頼み方や任せ方、指導の仕方など結構具体的に書かれていて、すぐ実践できるものだなと思います。

読者が選ぶビジネス書グランプリ2024 結果発表!