忖度ゼロの日本の行方「シン・未来予測」

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

「いちばん信頼しているインフルエンサー」として大ブレイク中のひろゆきさん

けんすうさんの分析では世の中の価値観が
”「成長・努力 x 個人の楽しみや幸福を重視」というビジネスインフルエンサー系の人のものから、「ゆるく・がんばりすぎない」という方向の、”ひろゆき的価値観”に人気が移っている”と言います。

未来はみんなダメになる。俺だけ逃げる方法

自分には自分のものの見え方がある。と忖度ゼロ、タテマエ抜きで「未来」を語る新刊です。

本書のボディコピーは
「みんなでダメになる流れ」から“自分だけ”抜け出すために知っておかなければいけないこと
つまり「日本は沈みゆく泥舟なので、ネズミのように行動するためのヒント」が書かれています。

ざっと読んだ印象はひろゆきさんの著作を読んだことがある人には重複感を感じるかもしれません。

5GやAI、貧困や格差などテーマは私たちがよく知っているものばかり。ネタ元は新聞や雑誌を普段注意深く読んでいる人ならだいたい想像がつくものばかりです。

つまり、みんな薄々と感じている部分が掘り下げられていない情報が多い気がします。
忖度なしで周囲を気にせず言い切る姿勢に程よいバランスを感じます。

「SDGSは抜け駆けする人がいるのでうまくいかない」
「物価の安い日本は後進国の仲間入り」
「少子高齢化が進む日本は経済的に詰む」
なるほどそうなるかもね。と誰もが感じる話ですよね。

例えば「日本に移民は馴染まない」などは倫理的に見ると利己的に思えますが、現実的には将来的な差別や格差の引き金になりかねないことは理解できます。
悩ましい問題やうまくいかない仕組みを、私たちの社会はあと送りすることでうやむやにしてきました。しかし、ネット社会に象徴される世界水準の仕組みが普及する未来社会は、あと送りを許しません。
できる人は受け入れてくれる社会に逃げられますが、できない人は居残らざるを得ません。
具体的に私たちの生活をどう変えるのか、ひろゆきさんの指摘に対する私たちの姿勢が問われている気がします。

自分の身は、自分で選択する目を持って情報を集めた情報を使って守れ

情報化の時代は情報が素早く簡単に手に入る時代を言いますが、
価値のある情報、本当に必要な情報はそれなりの対価を払わなければ手に入れることはできません。

感じたのは、「将、吾が計を聴きて之を用うれば、必ず勝たん」と中国の兵法書の古典『孫子』の中で語られた構え方です。

準備の段階ではリスクに対する解決策を練りながら悲観的に考え、行動を起こすときは楽観的に動くことを古典は伝えます。

情報はネットで手に入ると漫然とした態度でいると情報弱者の仲間入り。

いずれ置いていかれるから気をつけなければなりません。

未来に対して「悲観的に受け止め楽観的に行動する」ことが大切です。

徹底的に悪いことをシミュレーションしておくと、たいていのリスクには動揺せずに対応することができます。

一歩離れた視点で世の中を分析するひろゆきさんの姿勢から、自分を守るための学びを得ることができそうです。

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