行き場を失った女たち・貧困女子はなぜ生まれるのか

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

一見平穏そうに見える生活のなかに、一度落ちたら這い上がることのできない大きな闇が隠れています。闇は実際に存在しているのに、私たちはその闇に無自覚です。

放送の仕事はその闇を探し出し、その闇の存在を明らかにすることだと思って仕事をしてきました。ともに取り組んだのは志を持つ制作者たちです。しかし、放送が終わるたびに感じたのは無力感でした。

貧困なんて他人事と思っていた

番組制作者たちが抱く無力感をひとことで言うならば、「他人事」です。

当事者たちに会って証言を記録することができても、放送はその人たちの人生に関わることはできません。ましてや現状を改善することはできないのです。偽善者ということばを抱えながら自分を正当化するジレンマを感じました。

取材者はなにができるのか。答えのない問いかけにヒントをくれた本があります。

東京で暮らす若い女性たちにスポットライトを当てて、「貧困にあえぐ女性の現実」を見つめたルポルタージュです。

「東京貧困女子」中村敦彦著

東京貧困女子。: 彼女たちはなぜ躓いたのか

女子大生で流行っているパパ活1)基本的にキャバクラでは人間関係などで働けない・働きたくないがお金を稼ぎたい若い女性が、キャバクラの同伴のように食事やお茶を共にするなど自らの若い時間を提供する対価として、自らに金銭を与えてくれるなど経済的に援助する裕福な男性を探して行われている活動。、親からのDV(暴力)、年収二千万の暮らしからどん底に落ちたケースなどを取材しています。

個別の事例もさることながら、強烈な印象を感じたのは前書きに寄せた著者のメッセージでした。

著者はおそらく同世代。大学在学中からアンダーグランドなライターとなり、風俗産業周辺で働く女性たちを記事にしてきた人です。一般社会からは一括りに貧困のレッテルが貼られるような彼女たちの中には、金銭的には不自由ない暮らしょ送る人がいることなど、その世界で暮らさないと見えない人々の生活感が文章から伝わって来ます。

側にいて耳を傾け続けるだけ

女性たちの至近距離で、それも数多くの人たちに取材を続けてきた著者ですら感じるのが取材相手との距離なのだといいます。

距離というより階層といった方が正確なのでしょう。その社会だけにしか通じない仲間意識のようなものが壁のようにあるというのです。その存在に気付かずに、正義感だけで支援をした気になると失敗すると著者は指摘します。

放送局という組織の中で守られ、放送日という締め切りにあわせて取材する私たちが感じたジレンマの正体が分かるような気がします。おそらく大手マスコミに所属する人たちでは、深いところまでたどり着けないテーマがここにあるのです。

このテーマと、渦中の人々の現実をありのままに伝えることは困難です。著者ですら取材をするというより、対象の側に立ち、対象が話し出すことばにひたすら耳を傾け続けたといいます。当然、著者も目の前の現実と社会のありかたに疑問を感じたはずです。しかし、業として記事を書き続ける立場に立ち続けました。

あとがきを読むと伝わってくるのは、教会で懺悔を聴く神父のように、記録をつづけた著者の怒りにも似た思いです。この思いに触れるだけでも私たちができることは見つかるような気がします。

事態はさらに進行している

同じテーマで若い女性の貧困を扱った作品に鈴木大介さんの「最貧困女子」があります。本が出版されたのは2014年ですが、問題は一向に解決されず、さらに不可視かされ複雑化しているという実態です。

取材の中から見えてきたのは、彼女たちが転落した背景にある事情です。例えばパパ活のケースでは、大学の奨学金制度という制度が抱えた闇があぶりだされます。親の収入が低かったり、お金の知識もない学生に利子付きで数百万も貸し付けるのです。サラ金や闇金のような仕事を公的機関が堂々と行っていることに強い憤りを感じざるを得ません。

「浪費で破産した」といった自己責任にくくられるような理由ではありません。貧困は本人の責任ではなく、社会全体がその存在に気づき何らかの対応をとる必要性があることをこの本は警告しています。

さて、知らないことを知るためにはアンテナを磨くことです。今週の話題の本をみてみましょう。

テレビを継ぐ者はだれだろう

週刊ダイヤモンドはだいたいこの時期にテレビメディアの特集をします。今年はテレビを将来確実に凌ぐであろうネット配信メディアの話。

膨大な資力にものを言わせてコンテンツを集めまくるねらいとは何か。どのような人材がネットメディアを支えているのか。からくりを知れば知るほど放送業界の未来が見えてきます。

週刊ダイヤモンド

2019.04.20号のランキングです。

  1. メモの魔力
  2. FACTFULUNESS
  3. どこに消えた
  4. 超効率勉強法
  5. 迷路の外には何がある?
  6. 頭に来てもアホと戦うな!
  7. ブチ抜く力
  8. 嫌われる勇気
  9. 学びを結果に変えるアウトプット大全
  10. 1分で話せ

超効率勉強法

やってはいけない!7つの勉強法。1.ハイライトまたはアンダーライン。2.語呂合わせ。3.テキストの要約。4.テキストの再読。5.集中学習。6.自分の学習スタイルに合わせる。7.忘れる前に復習する。いずれも、多くの学校や予備校で教えられているテクニックばかりです。いったい、これらの定番勉強法のどこに不備があり、なぜやってはいけないのでしょうか?本書でこれから一つずつ解き明かし、それに代わる「本当に使える勉強法」をお教えしましょう。「先生に教わったやり方」を根底から覆す、科学的なメソッド35。入学試験、資格試験、昇進試験、検定試験、すべての試験で効果抜群!

View this post on Instagram

「これがメンタリズムです。」 うわー、すげー。 からのドヤ顔での「これがメンタリズムです」宣言を受ける… めっちゃ気になるやん、メンタリズムとやら。 でもテレビではその宣言の後、メンタリズムについて教えてくれなかった… 教えて!DAIGO先生! ・ メンタリストでおなじみのDAIGOさん。自分が高校生くらいの時に、彼はテレビに引っ張りダコでした。 現在は作家として多くの本を出版したり、YouTubeで活動したりと幅広く活躍しております。 今日はそんなDAIGOさんの著作「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」をご紹介します。 ・ ・ 現在の教育界は、昔ながらの非効率な勉強法であふれています。 どれだけ時間をかけても「やったつもり」になるだけで、真の成果は得られません。 本当に必要なのは、科学に裏づけられた「正しいテクニック」だけを使うこと。 そして一日でも早く、貴重な時間を限界まで有効に使う「超効率勉強法」に転換することなのです。 ・ ・ 上の文章は本の最初に書かれている文章です。 いやー、力がみなぎるような言葉を書きますね、DAIGOさん。教育界の批判までさりげなくしちゃってるし… 本書のメインの構成は、 ⑴やってはいけない非効率な勉強法の紹介 ⑵超効率勉強法 ⑶勉強する前、勉強した後の適切な過ごし方 のようになっております。 誰しもが人生のどこかで通ってきたであろう、お勉強。そのお勉強の成果を「いかに最大化するか」を大学などの研究結果を根拠に書き記してあるのが本書です。 ・ すごい量のテクニックが本で紹介されており、圧倒されました。学生の方や資格の勉強をしている方にはもちろん役立ちます、そしてなんと仕事の成果の上げ方まで書いちゃうんだから、もう。DAIGOさんのサービス精神ハンパじゃない! 勉強法で悩んでいる人全員が必読だと感じました。ぜひお読みくださいませ! 最後までお読みいただき、いつもありがとうございます😊 ・ 〈余談〉なぜこの本を買ったか 正直、この歳になって勉強法の本を買うとは思わなかったです… しかしどうしても勉強法が必要な状況に最近陥ったので、「えいやっ」と買いました。 以前紹介した本「勉強の哲学」を読んで勉強したい欲がドバドバ出て、勉強を最近始めました。 ただ勉強のやり方が読書と同じようにテキストを読み、途中でメモをとる方法。 「ん?このやり方って大丈夫?というか、お勉強ってどうやるんだっけ?」 そう思っていた時に本屋で表紙だけチラッと見て、家に帰ったあとに気になり過ぎて電子書籍で今回の本を買いました。 まだこの本のやり方で勉強し始めて二日しか経っていないですが、頭の入り方が段違いになったことに驚いています。 しがらみのない純粋な勉強って、楽しいですね。読書も、勉強も、楽しい。 #本は世界を変える #読書好き #読書好きと繋がりたい #読書好きの人と繋がりたい #読書好きな人と繋がりたい #本#本好き #本好きの人と繋がりたい #本好きさんと繋がりたい #本好きな人と繋がりたい #おすすめ本 #オススメ本 #読書 #読書メモ#活字中毒 #読書男子 #読書女子 #読書垢 #読書記録 #読書倶楽部 #読書日記 #勉強 #大人の勉強垢#超効率勉強法#勉強法#メンタリストdaigo #メンタリスト #勉強の哲学

yukiaraiさん(@b.change.world)がシェアした投稿 –

ブチ抜く力

この本の中には、人生、ビジネス、投資、ダイエットなど、あらゆる分野において、私がこれまでの人生で培い、大切にしてきた法則をすべて詰め込みました。
10年、20年、あるいは100年の歳月を経たとしても、私が一生をかけて守り抜いていこうと思っている絶対の法則だけを厳選しています。
本書を通じて、「自分も何かをやってみよう」「今やっている事を、もっともっとストイックにやって高い結果を出そう」と思っていただければ幸いです。
もちろん、“思う”だけではダメです。行動しない限り、人生は何も変わりません。

今週もランキングの常連が上位を独占。「学びを結果に変えるアウトプット大全」「頭に来てもアホと戦うな!」「嫌われる勇気」「1分で話せ」。定番商品はあいかわらず強い売れ行きです。

学生さん向けの自己啓発本も時節柄売れています。

References   [ + ]

1. 基本的にキャバクラでは人間関係などで働けない・働きたくないがお金を稼ぎたい若い女性が、キャバクラの同伴のように食事やお茶を共にするなど自らの若い時間を提供する対価として、自らに金銭を与えてくれるなど経済的に援助する裕福な男性を探して行われている活動。