
年末の東京証券市場で、日本株の相場が久方ぶりに高値になったというニュースです。日本株の調子は良さそうに見えますが、私は徐々に米国株に軸足を移そうと思っています。
定年退職したあと不安なのが老後の資産運用です。年金も先行きどうなるか分かりません。生活防衛に時間の有効活用も兼ねて、投資を始めました。今、注目しているのは米国投資です。
米国株投資は難しいと思っていましたが、初めて見ると意外にシンプル。なにより株取引の世界に特有な勉強をする必要がないことがわかりました。そこで改めて手にしたのがこの本。
Contents
図解でよくわかる たぱぞう式米国株投資 ~目指せ! 資産1億円!

ずばり、日本株投資と比較してなぜ米国株がオススメなのか?腹オチするほどわかりやすく解説した本です。
米国株のメリットは下記の通り。
・GDPが伸びている
・人口が増えている
・株価指数が伸びている
・世界をリードする企業が多い
・投資の法整備が整っている
・USドルは世界中で使いやすい
・投資信託の手数料が安い
日本株というと、どうしても株の世界独特の知識を身につけていないと結局シロウトはカモられます。マネーゲームが目的ならばまだしも、資産運用が目的ならば投資対象は日本企業ばかりではないはず。
そう考えると最近書店に並ぶ米国株関連の書籍はわかりやすく投資本来の目的を気づかせてくれます。
類書を比較検討しよう
うまい話には裏があるとよくいわれます。米国株が本当に選ぶべき投資対象なのか。一冊だけ読んで決断は早すぎます。
類書を比較検討するとそれぞれ主張している内容が微妙に違うことがわかるので、その違いを吟味するのが正しいやり方です。
小手先のテクニックを磨くより、おおもとである大きな流れを理解すると、結論はやはり米国株一択にならざるを得ないようです。
たぱぞうさんは、米国株の中でも米国優良企業を投資対象とするETFの投資信託を推薦しています。
同じ米国優良企業を投資対象とするバフェット太郎さんは分野別の高配当増配企業を毎月まんべんなく買うことを奨めます。もみあげさんはもう少し焦点を絞り業績を分析しながらの投資術を著しています。
私はすべて参考にしながら、配当を中心に10年スパンで作戦を練るつもりです。
日本株について基礎から知りたい人ははこちらの本もわかりやすい