生産性のない人はいない「投資家がお金よりも大切にしていること」

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

年金を中心とした生活を始めると、資産運用に興味を持たざるを得ません。しかしうまい話には裏があるのがこの世界。商品選びだけでなく経済の仕組みまで知っておくことでリスクを避けることができます。

お金に関する教養を身につける入門書をご紹介します。

投資家がお金よりも大切にしていること

お金について考えることは、自らの「働き方」や「生き方」を真剣に考えることと同義だから。若いうちにお金の見方が変われば、自分の人生や社会に対する見方も大きく、良い方向へと変わっていく。投資家として20年以上かけて考えてきた著者が「お金の本質とは何か」の結論を一冊に凝縮した本です。

「投資」に関心を持たない若者が36パーセントいるというニュースを耳にしました。年金をもらうようになって感じたのは、経済を巡って交わされる悲観的な話の多いこと。

老後をどう生きるか、とか老人の社会的意義みたいな話は全くなくて、自分のカネが減らされることに対するネガティブ情報ばかり。こうしたお金の見方をやめようと解くのがこの本の著者藤野英人さんです。

 『プロダクトがいかに優れているかではなく、いかにその「価値観」をも共有し、「あるべき未来」を実現していくか。』 にとても感銘を受けました。

投資と聞くと、なんだかラクしてお金儲けするっていうイメージ持つ人多いと思います。自分もそうでした。でもこの本を読んで、視野が広がりました。「大切なものは何か」それを考えるきっかけになる一冊。

内容

「私たちの消費活動は、必ず誰かの生産活動につながっている」消費者と生産者に焦点をあて経済活動の意味を学生向けに語った本。

お金を稼ぐことにあまり良いイメージを持っていないのが日本人が抱く会社という存在やお金に対する誤解を解く

投資を生業とするファンドのトップが書いた本なので、投資術に結びつくような実用的な内容かと思いましたが、実は違います。読後感はベストセラーとなった「君たちはどう生きるか」に似た、自分の信念について語る内容でした。

ほとんどの投資会社は失敗するリスクを避けるためかトピックス型の運用を目指します。著者は「それではリスクの意味を完全に取り違えている」と言います。

ぜなら本来「成長にかける」ことが一番安全でリスクが低いからと言います。株価の指標となるのは大企業です。しかし、今日本の大企業は成長していません。

ぜ成長しないかというと、お客さんのことを考えていないから。つまり不真面目だからというのです。

どんなにきれいごとを言おうが、古今東西、絶対に変わらない真理は「真面目に頑張って成長した人や会社が成功し、真面目に頑張らなかった会社が失敗すること」です。

著者は、本書の中で企業のあるべき姿は「清く豊かに生きることは可能であり、また”清豊”を目指すことが結果的に長期間にわたって会社を成長させることにつながる」と言います。

投資を始めて思うのは、目先の利益もさることながら、信念を持つことが大切です。信念を持つことで目先の不安が払拭されます。そしてなんのために投資するのかという意味が人生や社会の見方を変えることだと気づかされました。

まとめ

投資に関心を持たない若者が36パーセントいることにも驚きましたが、それ以上に驚いたのが自動車に対する関心が落ちていることです。若者のクルマ離れに歯止めがかかりません。調査によると興味関心がない若者は40パーセント近くになると言います。これでは自動車産業が伸びないわけです。

お金のことを考えずに良い人生を歩んでいくことは現実的に不可能です。欧米では「投資」は現実社会を知るための生きた教材と捉えるのが当たり前です。お金について考えることは働き方や生き方を考えることを意味するからです。投資に関心を持たない人は、世の中のことについて何も知らないと言うことを自らさらけ出しているのかもしれません。