WordPressのお奨めプラグインの一つがAll In One SEO Packです。
SEO対策に欠かせないプラグインとして優れた評価を受けているので早速導入しましょう。
All In One SEO Packは頻繁に更新され、そのたび操作方法がガラリと変わるので初心者は設定が大変です。
2021年9月時点での設定方法をまとめました。
All In One SEO Pack プラグインのインストールと有効化
旧バージョンのAll In One SEO Packをお持ちの方は一度削除してから再インストールすることをお勧めします。
理由はアップデートでは日本語化がうまくいかないことがあるからです。
GooGleの認証コードなど設定の元データは消去されるので必要なものはメモしておきましょう。
プラグインのインストールはプラグインから「All in One SEO」と検索し、歯車マークのアイコンのプラグインをインストールして、有効化をクリックします。
ダウンロードしたプラグインを開くと日本語化されて表示されます。
設定の流れ
All in One SEOの設定は工程数が多いので、時間に余裕を見て行いましょう。
基本は「セットアップウイザード」に沿って進めていけば問題なく終わります。
無償版から有償版へのＰＲが目立ちますがとりあえず無視して進めます。
アフィリエイトに必須のGoogleのトラッキングコードや、ほかのSNSと連携したい場合に必要なアドレスは別途用意しておきましょう。
セットアップの流れは①全体の設定、②検索の外観という二つの設定をします。
項目の設定が終わったら、投稿画面の設定で個別記事のSEO対策を行います。
なお、今回のアップデートで「投稿タイトルとメタ説明」の設定方法が微妙に変わったので続けて使用されている人は要チェックです。
全体の設定
個人のブログの場合「セットアップウイザード」 はほぼ初期設定でOKです。
ソーシャルプロフィールの設定では、SNSと連携が必要な場合の設定を行います。
ここでは連携先のSNSのURLや表示されるソーシャルシェア画像を指定します。
例として、インスタグラムのURLを紐づけてみました。
[検索の外観]は、検索で表示されたときの見え方がわかる試写のようなものです。検索の外観は非公開にすることもできます。
サイトをまだ公開したくない場合は工事中を、すでに公開している場合は「ライブサイト」を選択します。
サイトアナライザーのセットアップ
All in One SEOからのSEO情報を受け取りたい場合は受信用メールアドレスを入力します。(うるさいのでOFFにしています)WordPressプラグインの自動更新はお好みでOKです。
次の機能を今すぐ購入してインストールしますか(飛ばす)
有料版を使わない場合は、[このステップを飛ばす]をクリックします。
AIOSEOライセンスキーを入力してください (飛ばす)
有料版を使わない場合は、[このステップを飛ばす]をクリックします。
「セットアップを完了し、ダッシュボードに移動します」クリックし、セットアップウィザードを終了します。
サイト全体のスコア
サイト全体のスコアが表示されます。60点以上であれば問題ありませんが、60点以下の場合は問題点を改善する必要があります。
投稿タイトルとメタ説明の設定方法
新規記事の画面を開き、下にスクロールしていくとSEO入力画面が現れます。
1.投稿タイトルの設定は、【投稿タイトル | セパレーター | サイトのタイトル】とします。
記事の内容は[Social]画面で確認できます。
この記事の場合は「【2021】All In One SEO Packの設定方法 | 気持ちのスイッチ】となります。
特段の理由がない限り触らなくていいでしょう。
2.メタ説明は記事の広告にあたる部分で、プレビュー画面にも表示されます。したがって検索キーワードをしっかり入れてわかりやすい文章を入力します。
メタ説明の「タグライン」とは何か
タグとはAll in One SEOの新機能です。タグを使うことで、いちいち入力しなくてもボタン一つで情報を入れることができます。
メタ情報にある「タグライン」とは、ホームディスクリプション（サイト用のキャッチフレーズ）です。私は記事ごとにメタ情報を書き換えています。書き換える場合はタグラインをデリートして行います。
イメージソースの設定
FacebookやTwitterのアイキャッチ画像などを編集したい場合は、 [Social]画面 のイメージソースの設定から行えます。
コンテンツタイプ、タクソノミー、メディア、アーカイブ、アドバンスドは次のように設定しています。
- コンテンツタイプ・・「はい」
- 検索結果に表示・・「はい」
- サイトのタイトル メタ説明・・・「タグライン」
- 固定ページ メタ説明・・「固定ページ」
- 投稿タイトル メタ説明・・「投稿コンテンツ」
- タクソノミー・・投稿の検索結果に表示を「はい」
- タクソノミー・・タグの検索結果に表示を「いいえ」
- メディア・・「添付ファイル」をクリック ※画像の添付ページを検索エンジンにインデックスさせないため
- アーカイブ・・すべて「いいえ」
- アドバンスド・・メタキーワードだけを「はい」
注意点 アクセス解析タグの再設定
All in One SEOのアップデートによりアクセス解析のタグが消える場合があります。
その場合は「一般設定」から再設定します。
「ウェブマスターツール」をクリックします。
するとGoogleやPinterestなどのアイコンが並んだページが表示されます。
All in One SEOでアクセス解析をする場合は、それぞれのアイコンをクリックしてトラッキングコードを再入力します。
All In One SEO Pack は検索上位を目指すためのプラグインです。そのため大前提としてGoogleとの連携をしておく必要があります。
Googleとの連携 はウェブマスター認証が必要です。認証用のトラッキングコードと呼ばれる文字列の発行方法や認証の仕方は別記事にまとめました。
Googleとの連携に必須ウェブマスター認証とは | 気持ちのスイッチ
まとめ
All In One SEOのバージョンアップは頻繁に行われています。
今回の更新でプラグイン｢Jet Pack｣と微妙に相性が合わなくなりました。
更新はいいことですが、そのたびに操作方法やデザインも大幅に変わるので注意が必要なプラグインです。
