
外出自粛はもう飽きた。しかし不用意に外出すると自粛警察の目がうるさい。そんな毎日が続きます。かといってリモートワークで家の中にいると家族関係も危うくなりがちです。ストレス解消には不満を救い上げて消化してくれる「がんばらない生き方」の本が最適です。
最近は「がんばりすぎない休み方」を推奨してくれる本も出ているので書かれている知恵を実践します。自分にあった解決策が3割程度見つかれば大当たり。
無料で公開されているネット情報とは違い、専門家が体験の中から発見した方程式は手あかがついていない分だけ効き目があります。
Contents
自分を休ませる練習
救急医療の現場で15年間働いてきた医師が「からだを壊してまでやるべきことなど、この世にはありません」と深呼吸をするような穏やかな語り口で問いかける本です。精神的なダメージを軽くする仕掛けが随所にちりばめられています。
がんばりすぎない休み方
マインドフルネスとは瞑想を使った実践方法。今起きている経験に注意を向けながら健康をたもつ方法です。「誰も見られていないときにゴミを拾う」とか「手に感謝しながらハンドクリームを塗る」など基本の瞑想、歩行瞑想、書く瞑想などさまざまな瞑想法が紹介されています。
ついつい抱え込んでしまう人がもう無理!と思ったら読む本
ここまでなら大丈夫と頑張り続けてしまうと、ある時気持ちが大きく折れてしまうことがあります。弱そうな柳の木が雪に折れないように、負担をかわしながら生きていくのも心身のコンディションを保つには有効です。抱え込んだ悩みの投げ出し方を教えてくれる本です。
人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本
家族のために頑張っているのに報われない人。家人に疲れたと言うと逆ギレされる人。報われないと感じている人の背中を支えるようなヒントが詰め込まれている学びの本です。
今日も明日も「いいこと」がみつかる 「繊細さん」の幸せリスト
感じることが人一倍敏感な繊細さん。必要なのは「気にしない」という言葉ではありません。気づいたことにどう対処したらいいのかという対処法です。著者が実体験からまとめたリストをもとに体と心の回復がはかれる本です。
まとめ
家の中で暮らしていると自分のペースはなかなか保つことができません。
自粛生活は長丁場です。いわば長距離ランナーの走りにも似て、自分のペースで生活し続けることが大切です。それでも疲れた時こそ専門家の出番です。経験値から導き出された具体的なアドバイスが、疲れた心にポジティブな栄養剤を与えてくれるのです。
「がんばりすぎない休み方」とは、ほどほどに、突き詰めない生き方です。