
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。
出版される膨大な新刊書の中からめぼしい本を探し当てるには、選書に目を通すのが早道です。新聞の書評欄で紹介された本はアタリの確率が高いので、あとで書店に行って実際に手に取って確認します。
歴史・時代
文芸評論家の末國善己さんが朝日新聞で紹介した歴史・時代書です。
茶聖
- 弟子たちの視点で離宮切腹の謎に迫る
- 狭い茶室で展開される戦国武将たちと利休のすさまじい心理戦
- 利休の政治工作と事件
- 文化で社会を動かす上で必要なものとは
按針
『按針【あんじん】』
— 早川書房公式 (@Hayakawashobo) April 10, 2020
仁志耕一郎
ハヤカワ文庫JA
航海士ウィリアム・アダムスは徳川家康に三浦按針の名を授かり、様々な試練に立ち向かう。日本を愛した青い目の武士の冒険浪漫。https://t.co/W9gcLFpMPm pic.twitter.com/9JubfpUEH2
- ウイリアム・アダムスの数奇な人生
- 当時の航海術や造船術の克明な描写
- グローバル経済と宗教対立の中で模索するアイデンティティ
東京、はじまる
門井慶喜さんの『東京、はじまる』 めっちゃ面白かった… 小説の題材をこうやって選んでいる、というネタバレをしてもらえるインタビュー記事。
— DORI (@DORIDORI) March 6, 2020
辰野金吾を書くということは、東京の街そのものと立ち向かうことだった(前篇) 門井慶喜「作家の書き出し」 | 作家の書き出し https://t.co/t5CcnOKQsZ
- 江戸の建築学に関心を持つ著者が東京の誕生に注目
- 国家的プロジェクトを任された建築家辰野金吾を活写
- 下級武士の子どもが成り上がる葛藤