シブツタで注目!コミック「浪費図鑑」

面白くて、発見があるコミックが読みたい。そんなときまず開くのが書店の売り上げランキング。しかし、どのランキングを見ても目に入るのは少年誌の連載マンガの単行本ばかり。大量に売れる本ばかりが上位を占めているため、キラッと光る個性的なコミックに出会うのは至難の業です。

掘り出し物を探すには、目の肥えたコミック愛好家が集まり、書店員がそれに応えるような書店に行って、店頭を飾る本を見て回るのがいちばんです。

シブツタのイチオシコミック

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#渋谷ツタヤ#浪費図鑑

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最近注目されているのが「浪費図鑑」というコミックです。

渋谷ツタヤのエレベーター前にある棚をひと棚使って売り出されています。

ベストセラーの「HUNTER×****」や「jojo***」を押しのけて売り場を独占しているところ人気の証といえるのかも知れません。

小学館のサイトを見るとわかるように、内容は若い女性の消費生活を赤裸々に伝えるものです。バブルの頃ヒットした「きまぐれコンセプト」(ホイチョイプロダクション)を想起します。

女たちの懺悔というと、なにやら「東京タラレバ娘」の手触りも感じます。

観察記録としても読める

本の中で描かれているのはヲタク女子ということもあり、使われている用語もスラングばかり。でも欄外に丁寧な解説があるので最新風俗にオンチなひとでもさらっと読めるところが秀逸なガイド本として機能します。

描いたのは「劇団雌猫」の人たち。同人誌の著者グループの女性たちです。同人誌の即売会に出品したところ完売。出版社の編集者が注目し書籍化されてヒットが拡大中です。

「ギリギリでいつも生きてる」『浪費図鑑』の著者が語る、オタク女の浪費の裏側 | P+D MAGAZINE

ETVで不定期に放送されている「ねほりんぱほりん」を見て感じるインパクトに近いです。消費というより、浪費にここまでやるかというすがすがしささえ感じます。

まとめ

あるある本としても気楽に読めるし、トレンドネタを調査中のビジネスマンには貴重な資料になるかもしれません。

消費の最前線にいるのはいつの時代も若い女性。知っておいて損はないヒントが詰まっています。