
若い人たちに人気がある本のジャンルに「自己啓発」があります。自分のスキルを上げるための方法論がまとめられた本です。メンタル面を鍛えるために手に取られる人が多いのが特徴です。
最近の流れは話し方をテーマにした本がよく出ることです。
Contents
人は話し方が9割

タイトルだけ見ると話し方がうまくなるように見えますが、若手芸人のようにペラペラしゃべれるようになる本ではありません。むしろ話すことより話させることに軸足を置く本です。
ではどうやったら「話し方が9割」というレベルに上がれるのでしょうか。
答えは相手を幸せな気分にすることです。
余計な一言を言わないとか、相手の話を奪わない無いとか、分かってはいるけれど、いざという時やってしまうことがあります。
そうしたことに気を使うだけでも一歩前進することができます。
好かれる前に嫌われないこと
著者は「人を褒める事は自分の株を下げる事ではない」といいます。そしてほめ方の極意を徹底的に解説してくれます。
この本を読んで実践すると、相手がどんどん喜んでくれることがわかります。相手が喜んで話しているのを聞くだけで自分の中には聞き出したいというモチベーションが生まれます。
聞きたいことを聞き出すために喋る。そのことに気づき繰り返していくうちに話すことが楽しくなります。
構成は数ページごとにまとめられ、わかりやすい言葉で展開されていることからどこから読み始めてもOKです。通勤列車などの短い時間で読み進めることができます。
細かな気配りがベストセラーに顔を出す理由かもしれません。
まとめ
すべてのことに言えることですが、本を読んで安心するだけでは何の効果も得られません。とにかく行動することが大切です。恥をかいてもやってみること。行動することが9割だということが示されています。