
テレビでよく見かけるのが、得体のしれない食べ物を食べさせられる罰ゲーム。家畜を中心とした食生活に慣れた現代人から見ると、ちょっと引く食材は、食べたくないけどどんな味がするのか興味を惹かれます。
そんな食材をきわめて真面目に解説した本が出版されました。いずれ番組のネタになりそうです。
Contents
じつは食べられるいきもの事典 「食べる」とは人間の歴史そのもの

カラスに関する著書で知られる動物行動学者の松原始さんと。海洋生物学者の伊勢優史さんによる本。ラクダ、マンボウ、カラスなど“じつは食べられる”生き物60種を紹介しています。
私たちが知っているようでいて知らない生き物の知識を掘り下げる本は、「ざんねんないきもの事典」のヒットをきっかけに増えています。本書は視点を変えて生き物を人間が食らうというテーマでつくられました。
基本的には左右見開きで一つの素材が紹介されています。取り上げられたいきものの情報が一目でわかるのが特徴で、知らなくてもいいけど、知っておくと話のタネになる本といえます。
テーマがテーマなだけにリアルな描写が苦手という読者もいるはずで、その辺に配慮した編集が版元の宝島社らしい仕立てとなっています。
イラストとマンガを担当したのは『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 』のぽんとごたんださん。
LINEマンガにて「桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?」も掲載されてますのでこちらもあわせてどうぞ!https://t.co/MHEr5mbKNt #LINEマンガ
— ぽんとごたんだ@桐谷さん⑧発売中 (@pontogotanda1) March 14, 2020
生き物食の質感は、ラインマンガで確認できます。こちらで見て大丈夫と思った人はぜひ手に取ってみてほしい本です。