
WIREDで連載していた『動物と機械から離れて』が書籍化されました。

書籍化を記念して、 二子玉川蔦屋家電で著者の菅付雅信さんとWIRED編集長の松島倫明さんのトークイベントを聞きに行きました。
急速に変化するテクノロジーが社会をどう変えるのか?最先端の研究者や起業家に直接取材した 菅付雅信さんの話は刺激にあふれていました。
Contents
動物と機械から離れて
AIが社会をどう変えるのか。本を読んで感じたのは、情報を正確につかみ人間の可能性を信じることが生き残るための知恵だいうことです。
- AIの進化によって人間の仕事がどんどん奪われる
- 2045年にはAIが人間の知能を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)が訪れ、人類社会のありようが一変する
- そうした世界で人間の労働観、幸福観はどう変わるのか
『動物と機械から離れて』刊行記念 菅付雅信トークイベント | イベント | 二子玉川 蔦屋家電 | 蔦屋書店を中核とした生活提案型商業施設
コンピューターの心臓ともいえるマイクロプロセッサーの性能がけた違いに向上しています。そのため遠からぬ未来に人間の脳の働きを人工知能(AI)が追い抜くともいわれています。
こうした未来に対して、楽観論、悲観論、そして懐疑論が併存し医いるのが今現在だと、著者の菅付雅信(すがつけ・まさのぶ)さんは考えています。
書籍の編集者として活躍されてきた菅付さんは、理数系のエンジニアではありません。哲学系の識者として、AIがもたらす未来に関心を寄せてきました。
人間の脳に電極が差し込まれる未来は、アニメ攻殻機動隊で主人公の草薙素子がたどった世界を思い起こします。
菅付さんは、未来の人間のありようを求め世界の研究者、起業家、学者など合計51名を取材して回りました。
本書はその集大成です。様々な角度から俯瞰した人間社会の幸福の姿を見つけることができるかもしれません。