こころを動かす言葉には法則がある「伝え方が9割」

伝え方が9割
フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

”伝えたい気持ち”を表すことばをさがす

伝えたいことを表現するのは苦労します。
書きたいという気持ちはあるのに、いざ白い紙を前にすると書くべき言葉が出てこないことってありませんか。
バンジージャンプの踏切に立ったように急に頭の中が真っ白になるのに似ています。
自分の気持ちを素直に書けばいいとよく言われますが、そう簡単なものではありません。
人に伝えようという目的そのものが心のなかに壁となって立ちはだかっているのです。
苦労して書き出しの一行が書けたとしても、その後が続きません。
書いているうちに話があらぬ方向に曲がりくねってしまうこともあります。
どうしたらいいか悩んでいるうちにわからなくなってしまうこともあります。

言いたい言葉が見つからない

「わたしには、なにも言いたいことがない」というわけでもないのです。
驚いたことや、いい気持ちになったこと。発見したこと。思いついたことはちゃんとありますよ。
でも、それを文字しようとした瞬間に頭の中がこわばってしまうのです。
そんな思いを散々味わい尽くした人がいます。

伝え方が9割

伝え方が9割

この本の筆者・佐々木 圭一さんです。「伝え方が9割」は4年前に出版された本です。最近になって脚光を浴び累計80万部を超える本になりました。

佐々木さんはヒット連発クリエイターです。新人時代ものが書けず、辛い思いを味わったそうです。野球だとストライクが投げられないピッチャー。ギャグを滑る新人芸人。ネズミを取れない猫みたいなものですね。

言葉を武器にするコピーライターなら笑い話では済まされません。
どん底を経験したクリエイターが明かした伝え方の技術です。この本を読みちょっと目の前の靄が晴れる思いがしました。

こころを動かす言葉には法則がある

この本は文章読本ではありません。
かっちりした文章の構成を身につけたり、情報を整理して伝えたりする本ではありません。
むしろ広告コピー術に近い内容の本です。ですから、後半部分は虎の巻ともいえる「強いコトバを作る5つの技術」の解説で構成されています。
1 サプライズ法 2 ギャップ法 3 赤裸裸法 4 リピート法 5 クライマックス法と具体的に描かれた5つの技術は解りやすく、キャッチコピーを書く時などに重宝する内容です。
ところが私がすごいと思ったのは5つの法則ではなく、著者がこの法則にたどり着くため乗り越えた壁の存在でした。
著者は古今東西のキャッチコピーに隅から隅まで目を通すうちに、共通する法則があることに気づいたのだそうです。
ものを書く力がない人でも、文章を眺め続け継続することから自分を変える発見に出会ったということなののです。

まとめ

自分が伝えたいものを意識し、エネルギーを貯める。技術はあとからついてくる。
そんなメッセージが心を揺さぶります。
伝える技術が高価を発揮するのは広告だけではありません。進学、就職、恋愛・・・人間関係全てに応用が可能です。
テクニックを習得すれば伝える技術はしっかり身につくと著者はいいます。
言葉を考えることは自分を見直すきっかけにもつながるチャンスではないかと思います。

なにも言うことがない人も、「言いたい言葉」を持っています。