企画を通すための人間観察術とは

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

番組作りのスタートは企画提案です。企画を通すためには情報の新しさ、切り口の新しさ、見せ方の工夫など”何かしら新しい”セールスポイントが必要です。

しかし、こうした要素を詰め込んだ企画が通らないことがたまにあります。

なぜ企画が通らないのか?その理由は企画の中身ではなく、採択する側の人間関係にあるといいます。

企画がつぶれてしまう理由は二つあります。

それは「前例」と「多数決」です。

人が企画採択の基準とするのは過去の事例です。成功事例がないと不安になってしまいます。

また、自分がいいと思った企画であっても、難色を示す人が多い場合は、多数の意見に引きずられます。特に過去の数字やプロセス管理に説得力がない場合は誰も合理的な判断ができないのです。

企画をつぶさないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか。

天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ

タイトルの”凡人”とは才能がない人ではありません。

筆者は組織を構成する人を三つのタイプにモデル化して問題解決の糸口を探ろうとします。

三つのタイプを構成するのは「凡人」「天才」「秀才」です。この三つのタイプが支え合って、会社やチームを作っているのです。

凡人の特徴は「人の感情に寄り添い空気を読む共感性」、天才の特徴は「独創的なプロセスで物事を作れる創造性」、秀才の特徴は「論理的な正しさを大事にする論理性」です。

天才は、たとえて言うならスティーブ・ジョブスのような人。秀才は経理担当者としてみましょう。

困ったことは、時代の先を読む企画でも、論拠となる数字や証拠を示さないと、企画は経理担当からたちまち疑問符を突きつけられ、企画者は説明できずに立ち往生してしまうのです。

これでは画期的な成果は生まれません。

三つの才能が反発しあう組織は上手く働かないと著者はいいます。

それぞれの才能を生かす方法として、著者が提起するのはマルチな才能を持つ人の存在です。

アンバサダーという存在は、秀才と凡人など二つの才能を持つ人です。こうした人の協力を仰ぐことで衝突を避け、解決策に導くことができるのだといいます。

まとめ

企画を通すにはそれぞれの人が持つ適性に注意を払うこと。

その人にふさわしい説明をしながら、場合によっては彼らの協力を得ながら、三つの才能の橋渡しをすることが肝心です。

「自分は何者」で、「何がしたい」のかを把握していなければ、自分の才能は活かせきれないと感じました。