こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。
番組づくりを離れ、資産形成を始めようと考えた中高年です。
投資信託と株式をはじめたのは60歳を超えてから。銀行や証券会社から高額な信託手数料をむしり取られる同僚を脇目に、ネット証券で細々と資産運用を始めました。
中高年からの投資デビューはアブナイと聞きました。その経験を語っていきたいと思います。
Contents
必用ならば動くしかない
収入が安定していればリスクを冒す必要はありません。衣食足りて礼節を知るという生活が営めれば問題はないのです。
ところが、定年前に会社の生活設計相談で老後のプランをつくってもらったらそう上手くいかないことが分かりました。
最近話題になっている老後の2,000万円問題です。国の制度として支給される年金は65歳に繰り下がり、しかもその額は思っていた数字をかなり下回るものでした。
子どもの教育費と家のローンの後遺症が死ぬまで続くことがわかり、呆然となりました。
ブログを始めアフィリエイトにも手を出しました。そしてこれまで縁のなかった投資もスタート。一年経った今、株は負けましたが投資信託は予想以上の成績を収めています。
悩んでいるだけではなく、行動を起こすことが自分を助ける道であることを実感しました。ポイントは二つ。
- こづかいの範囲で始める
- 金融機関に声をかけない
投資はお金が戻ってこないことがあります。賭け事ではないので万が一のことは避けなくてはなりません。少額で始め時間をかけ徐々に拡大するのが正解です。
間違っても銀行や証券会社の門を叩いてはいけません。その理由は金融機関にとって都合のいい商品だけを薦めるからです。損得いずれにしても彼らが利益をかすめ取って行ってしまうからです。
信託手数料などがいい例です。激安の商品はネット証券を見るとわかります。
投資をはじめるにあたり様々な本を参考に自分のスタイルを考えましたが、言えるのは、手に入る情報は全て目を通し、誰もが薦める盤石なルートから始めるのが正解のようです。
生涯投資家vs生涯漫画家 世界で一番カンタンな投資とお金の話
村上ファンドをはじめ投資で財をなした村上氏に対し、西原氏は投資もバクチも麻雀も、実はこれまで負けっぱなしなのだそうです。
そこで本書の前半では、村上氏が西原氏に、「買っていい株とダメな株の見分け方」「損切りのタイミング」「ビットコインの将来性」などについて、懇切丁寧にアドバイスします。
プロの投資家とほぼ素人の漫画家の対談。情報量としては投資関連の専門書には及びませんが、初心者が身につけるべき空気感を感じます。
「相場の影にはトランプがいる。中国との関係で投資家心理が不穏になった時、追い打ちをかけるようにファーウェイ問題を起こしたのはトランプ流。結局トランプはビジネスマンなので自分のゴールのシナリオは用意している時期大統領選
村上世彰さんが昨年末の相場暴落の原因について、トランプ大統領の存在について語る場面などはマスコミが論評してこなかったリアリティがあります。
読むだけではなく実践しよう
ブログを使ったアフィリエイト収入や、投資による資産形成などは、時間が勝負。さらにスタート段階で学習や実習などある程度のリスクが生じます。
リスクを怖れほとんどの人は挑戦を諦めたり、継続を中断したりしがちです。
挑戦しないことには年金の先送りと貯蓄の食いつぶしのダブルパンチが待っていたりするので、余裕のあるうちに様々な手を打ち始めることをオススメします。