こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。
いつの時代も流行の最先端を行くのが若い女性です。
彼女たちの関心の行方がものの売れ行きを左右します。彼女たちが駆使するのがSNSを使ったコミュニケーション。
ファッションやグルメ、うわさ噺も瞬時に共有されます。
Contents
共感SNS
元アイドルのゆうこすが書いた「共感SNS」は、SNSを駆使したマネタイズのガイドブックです。
趣味やお小遣い稼ぎ目的ではなく、生活をかけてSNSのマネタイズに挑む姿勢は中身の濃いビジネス書です。
SNSをブランディングする際、どんな主人公なのか、どんなストーリーなのか、どんな人に見てほしいのか、漫画の設定のように考えています #共感SNS #ゆうこす
— furutani (@kenfru3) 2019年6月1日
年配から見ると彼女たちが熱狂する流行やファッションの中身にまではついて行けませんが、流行のつくりかたには学ぶべきヒントが詰まっています。
幻冬舎のお家芸
版元は幻冬舎。編集者は設楽悠介さん。箕輪厚介さんではありません。
情報量が詰まった編集は読みやすく熱量を感じます。
ゆうこすがめざすのはモテクリエィター。異性にモテるのが狙いかと思っていたら、どうやらターゲットは自分と同じような女性たち。
トップファッションで身を飾る人たちが対象ではなく、自分と同じ悩みを持つ潜在的な読者層に刺さる発信を心がけていると聞いて驚きました。
初心者も中堅層もヒントが得られる
前半はスタートラインに躓いた若者がいったん地獄を見て這い上がるというお約束の構成です。
しかし、著者の生活が身近であるだけに感情移入しながら問題解決のヒントが頭に入ります。
後半は、すでに成功した著者がさらに上をめざすためのテクニック論といった構成。
アフィリエイト企業がサイト運営者に何を望むのか一問一答形式で聞く第五章などは、事業展開に伸び悩む中堅層にも役に立ちそうなヒントが詰まっています。
流行を左右する女性層の動きを知りながら、自分の情報発信のスキル揚げにもつながる一石二鳥のような本だと思います。
ゆうこすさんはYouTubeにも挑戦中。アイドルの経験もあることから抵抗はないのかなと思っていましたが、そうでもなかったようです。
「スラスラ話せないからYouTuberとか無理…」と思っている方へ
— ゆうこす #共感SNS (@yukos_kawaii) 2019年1月6日
私も未だに全然スラスラ話せないし、むしろ途切れ途切れの方が編集しやすいよ、、!!!
想像以上に喋れてなくてびっくりするよね…笑 pic.twitter.com/uNuQ0gRGJy
へこんだところも隠さず公開。経験を積み重ねていく姿をそのまま発信するところがゆうこすさんの持ち味なのでしょう。敷居が低すぎる。
週刊ダイヤモンド
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