世界の見方を広げるツール「みらいめがね」とは

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

「 はい! こちら子ども記者相談室デス! 」と並んで書架に陳列された本のデザインもヨシタケさん作品が目を引きます。

みらいめがね それでは息がつまるので

みらいめがね それでは息がつまるので  荻上チキ/ヨシタケシンスケ

荻上チキ/ヨシタケシンスケ 著(暮しの手帖社)

生きづらさにつながることば

評論家荻上チキさんと絵本作家ヨシタケシンスケさんの共著。ひとつのテーマを二人の視点から解き明かす新感覚エッセイです。『暮しの手帖』に連載された15話をもとにまとめられた1冊です。

たとえば、誰もが愛するディズニーのキャラクターについて語った章。お姫様キャラクターが時代とともに移り変わっていく様に注目した考察が静かに胸を打ちます。

白雪姫やシンデレラのように、名無しの王子様を待ち続けるお姫様たち。それが、アナと雪の女王の姉妹のように自立した姫に変わる変化に注目した文章。

この一行だけでこの本の持つ価値が伝わります。

普段なにげなく見過ごしてしまうようなものごとに対して、 荻上さんの静かな眼差しが注がれていることがわかります。

生きづらさにつながる「~すべきだ」「~らしく」という言葉や、もやっとした不安。『みらいめがね』は、そんな思いにとらわれた心をほぐし、世の中を見る目を変えるツールなのです。

気鋭の評論家・荻上チキ×人気絵本作家・ヨシタケシンスケ  共著『みらいめがね それでは息がつまるので』を語る|好書好日

ヨシタケシンスケさん

子ども記者の鋭い突っ込みを本にまとめた「はい! こちら子ども記者相談室デス! 」。その表紙イラストを担当したのも絵本作家のヨシタケシンスケさんです。

ヨシタケさんは、私が教えていたツクバ大学の卒業生。映像制作志望の学生たちといちど取材に行ってみたいねと注目していた先輩です。

荻上チキさんの発する鋭い問いかけに、ナナメの姿勢で受け答えするヨシタケさんのキャラクターもまた切れ味が冴え渡ります。

学生たちはあの有名な先輩としり込みしていましたが、真剣に説得すればきっと応じてくれる人柄だと思いました。そのつながりから、先日青山ブックセンターで開かれたヨシタケさんのトークを聞きに行ったことがあります。

「自分はあまり絵が上手くなく、描けるキャラクターも限りがあるんです」と語る人柄は作品そのもの。シンプルな表現こそが長く生き続ける秘訣だと納得しました。

週刊東洋経済

2019.06.08号で紹介された本です。

  • グーグルが消える日 Life after Google
  • シンクタンクとは何か-政策起業力の時代
  • ドナルド・キーンのオペラへようこそ! われらが人生の歓び
  • 銀行員は生き残れるか

グーグルが消える日 Life after Google

グーグルに支配された現在のインターネットの世界はまもなく崩壊を迎える。なぜ、グーグルが消えるのか?そしてグーグルが消えた後、インターネットの世界は一体どうなるのか?これから本書ですべてをお話ししよう―。

シンクタンクとは何か-政策起業力の時代

世界大戦や恐慌など、歴史上の危機から生まれたシンクタンク。革新的なアイデアをもとに政策を提言し、社会を動かしてきた。ポピュリズムの台頭や中国とロシアが仕掛ける「情報戦争」に直面する今、シンクタンクの「政策起業家」たちはどう応えるのか。「シンクタンク小国」日本の課題は何か。米国の現場を知り尽くし、現在は自らシンクタンクを率いるジャーナリストが、実体験を踏まえ、国際政治の最前線を描く。

ドナルド・キーンのオペラへようこそ! われらが人生の歓び

日本と芸術をこよなく愛したD・キーンさんからの最後のプレゼント。

銀行員は生き残れるか

ベストセラーとなった『銀行員はどう生きるか』(講談社現代新書)の著者が放つ衝撃の第2弾! 緻密な現場取材を通して、多くの銀行員の本音に触れている著者だからこそ書ける「日本の銀行業界の未来像」と「復活へのヒント」がここにある。